2021年1月30日土曜日

NEWS2021.01

1月2日(土)
相変わらず中国の国家権力のイヤラシさだ。ところで私は全体主義というのはとっくに克服されたものと思っていたが、最近はどうもそうではなくて、人間の中に全体主義に流れやすい性質がセットされているのではないかと疑うようになってきた。なので全体主義への警戒は忘れていいものではなくて、いつの時代でも全体主義への警戒は必要なのではないかと思うようになってきた。そして、現時点で一番警戒しなければならないのは中国の全体主義ではないかと思っている。もちろん、中国以外にもナショナリズムという名の全体主義がそれぞれの国に内包しているという懸念はある。例えばトランプを支持している米国の差別主義者たちや日本のネトウヨなどがそうだ。私としては、全体主義を克服して、多様で自由な社会を目指したいと思っている。

政府のコロナ対応が難しいことは理解できる。ただ、ブレーキとアクセルを同時に踏むのはちょっとどうだろう?こまめなブレーキとアクセルの切り替えが生じるのは仕方ないとして、同時はちょっとマズいんじゃないかしら?まあ、国という巨船の舵取りが難しいのは分かるけど。

1月3日(日)
有料記事なので無料で公開されている冒頭しか読めていないが、ハラリが良いことを言っている。冒頭だけでも読む価値がある。私としては、Googleが提示した世界政府やケインズが元々提示していたIMFや国連などのグローバルな国際組織について、いろいろと想像させられた。ピケティもその必要性を説いていたと思う。まあ、ずっと言われ続けている持続可能性(サステイナビリティ)なんだろうけど、それをより実現するための国際機関・国際秩序の必要性。

中国支配が着々と進んでいる。

サイバー攻撃の恐ろしいところはセキュリティが破られていることに気付かないこと。

1月5日(火)
「邪悪になるな」の頃のGoogleに戻るのであれば大歓迎。かつてのGoogleは企業を超えた存在だった。ITが世界を変えたけどGoogleはその象徴だった。しかし、多くのIT企業はいつの間にか普通の企業と同じように金儲けだけに走るようになってきた。かつてオープンソースでLinuxがどんどん進歩したときのような、あの頃の姿にGoogleが戻ってくれたら嬉しい。

1月6日(水)
中国の恐ろしさ。国家権力が民主主義を圧迫してゆく姿。このまま中国の力が強大化すれば世界の半分が中国に支配されてしまう。誰も中国に逆らえなくなる。日本は地理的に中国に近いから中国の支配下になってもおかしくない。

1月7日(木)
トランプ支持者の愚かさ。しかし、それで死者を出してしまうのはなんともやりきれない。一方、トランプ支持者たちの侵入を容易にしたのは警官の手引があったからという話もある。BLMでも問題になったが米国の警察の中には白人至上主義者が多数いるという話を思い出す。問題の根深さを思い知らされる。BLM運動のとき「警察を解体しろ」という声があって最初は理解に苦しんだが、どうも想像以上に米国では警察組織が腐敗している可能性がある。

トランプは4年後に再び大統領選に出馬することを考えていると思うし、トランプ支持者たちもそれを願っているのだと思う。トランプ自身は人気商売という視点で考えているだけで政治的な思惑は特に何も無いのだろう。ただ、トランプ支持者たちは彼らの受け皿となってくれる人物を欲しており、それはひいてはヒトラーのような人物を再び生み出す可能性があると思う。トランプ支持者たちの愚かさについ嘲笑してしまいたくなるが、笑ってばかりいられないのはヒトラーのような過激で破壊的な独裁者を生み出す危険性がある点だ。コメディでも見ているつもりで笑っていたら、いつの間に権力に棍棒で殴られることになるかもしれない。ただ、だからといって力で彼らを抑え込もうとすれば、かえってそれがファシズムになることだってある。結局、常日頃から地道に啓蒙してゆくのが、一見遠回りなようで、実は一番近道かもしれない。

日本でも安倍晋三を再び首相にしたいと思っているネトウヨがいると思う。さすがに三度目はないと思ってはいるが、しかし、不文律を破るのは彼らの常套手段なので警戒は必要だ。

1月8日(金)
インフルエンザの流行を考えればこの時期にコロナが流行するのは予測できたと思う。ただ、GoToキャンペーンで少し前倒しで流行が始まった感じは少しする。しかし、そのおかげで年末年始の外出がいつもよりは抑えられたような気もする。なので、結果的には、意外とこれでも流行は少なかったかもしれないという気もする。さて、緊急事態宣言だが、感染予防と経済という両天秤を考えねばならないので難しい。しかも財政という問題が後ろには控えている。ただ、目下の窮状を救うためには財政出動もやむを得なくはある。なぜなら死んでしまっては元も子もないからだ。しかし、のちに財政問題は大きな課題となる。いや、既に大きな、いや大き過ぎる課題であるのだが、さらに大きな課題になる。ただ、世界的にどの国も財政出動しているだろうから、逆にうまく乗り切れる可能性もある。

1月13日(水)
さらば歴史探偵。合掌。

1月14日(木)
悲観的だが、破裂するしかないと思う。

今月はトランプ大統領のTwitterを永久停止というニュースがあり、FacebookとInstagramも当面停止するというニュースがあった。これに対して賛否両論があった。ダースレイダーさんと町山さんはこれに肯定的だった。津田大介さんもロジカルに肯定的だった。一方で野間易通さんとかは反対だった。ドイツのメルケルも反対だった。

で、私としては、どう思うか?論理的には津田大介さんたちのいうように利用規約に違反していて、ずっと警告されていたのでこれは確かに当然で、むしろ今までがおかしかった。今まで大統領だから特別扱いで看過されていた。ただ一方で、メルケルが言うように、たしかに言論・表現の自由の観点からいえば、発言の場を奪うことは危険ではある。とはいえ、今回、議事堂乱入で死者が出ている。煽動したのはトランプだ。これをそのまま看過することの方が危険だ。歴史上、デマが引き金となって様々な殺戮が生じてきた。今回、あきらかにトランプが不正選挙だというデマを流し支持者を煽った。米国のメディアは報道するときに「不正の事実はない」として、大統領の発言をフェイクだとしっかりチェックし、トランプの会見を途中で打ち切った。米国のメディアはトランプに意見の表明の機会を与え、その上、発言の真偽までわざわざチェックして、情報に評価を与えてちゃんと流した。これは大変面倒な手順でありファクトチェックという非常に高コストな手続きではあるが、民主主義的な手続きをしっかり踏んでいると思う。これら全体の流れを考えると、Twitterの永久停止も仕方ないのではないかと思う。(話が脱線するがGAFAが権力になってしまう危惧はある。GAFAが気に入らない思想はバンされてしまう。これも一種の全体主義と言えなくもない。)情報を取得するための情報源としてのTwitterというのであれば閲覧だけ可能にするとかいう手もないではないと思う。ただ、この事態、けっこう白黒はっきりつけられる問題ではない気がする。こういう事態が起こったときにその都度人々は判断していかなければならないと思う。これをシステムに任せる方が危険だと思う。人間が最終的に決めるべきだとは思う。しかし、それでも人間が間違えることもありうる。ナチスを選んだのは民主主義であるからだ。民主主義は絶対ではない。絶対ではないが、民主主義がマシな方法だと思う。そのとき、生きている人たちが知恵を絞って判断するしかないように思う。そして、間違った選択をするリスクはいつでも抱えている。

1月20日(水)
このタイミング。トランプ政権の置き土産。とはいえウイグルの惨状を看過もできず。

1月21日(木)
さよならトランプ、こんにちわバイデン!

中国は黙ってはいない。米国だからこの程度で済んだとも思う。

1月24日(日)
バーニー・サンダースの写真がなぜバズったか分かった。宮台さんのユダヤ人のヒトの繋がりと一般人の場所の繋がりの話は興味深かった。会田さんの共和党の労働組合の話は驚いた。そういえばGoogleが労働組合を作った話があったのを思い出した。

これが本当ならスゴイ発明だ。まさにSFが現実になる。ただし、いろいろと検討せねばならないことが生じるが。

1月26日(火)
日米で政府の見解が異なるのは当然のことなのだが、ただ、ウイグルの件は看過できない。しかし、経済力の弱い日本はもはや中国に楯突けないのだろう。どうしたものか。

1月27日(水)
コーネル大学の選挙不正デマ拡散アカウントが興味深かった。

1月28日(木)
菅首相はさっさと任命すべきだ。違法を放置すべきではない。


まとめ
今月は何と言ってもアメリカ大統領がトランプからバイデンに代わったことが一番のニュースだった。それに伴う事件でトランプ支持者による連邦議会侵入事件も大きなニュースだった。さらに日本のネトウヨの中でトランプ支持者(Jトランプ?)が多いのにも驚いた。ともかく、米国内の分断が大きい。それと陰謀論の信奉者が多いことも。

一方で、中国の覇権が着々と進んでいる。近い将来、米国をも凌ぐかもしれない。また、プーチンのロシアも不気味な動きを見せている。

コロナが日本で広がりつつある。日本の財政でどこまで補償を出せるだろうか?しかし、大規模な財政出動は将来が懸念される。

さて、米国はバイデンで変わるかもしれない。世界も動いている。しかし、日本は変わる気配はない。日本は世界からますます置いてけぼりになりそうだ。

2020年12月27日日曜日

今年の振り返りと来年に向けて

 
1.振り返り

今年のこのブログを振り返ってみる。

まず、『21世紀はセックス革命の時代』を書いた。これは性の多様性が重要だし、それが広まってゆく、いや、期待したいし、その過程で摩擦も生じるだろう、という予測と願望で書いた。その関連で『日本を変革する(1)夫婦中心の家庭へ』を書いた。日本ではこれまで性がタブー視されていたが、セックスライフは人生の重要な一部なので、もっと性について知識を深めなければならないという思いで書いた。性の多様性は個人だけでなく家族や職場や社会に大きな変化をもたらすと思う。トランスやオープンマリッジなど様々な点で人々はより自由なセックスライフを送れるようになれると期待したい。(セクソロジー)

21世紀は格差社会の時代』も書いた。これはトマ・ピケティの『21世紀の資本』そのままだ。格差を解消するためにはどうすれば良いか?主に2つあって、再分配と経済成長だと思う。これは別に二者択一というわけではなくて、両方を追求すれば良いと思う。ただ、再分配は政治力が必要で、富裕層がタックスヘイブンなどに逃げられないように包囲網を敷いて公平に課税する必要がある。再分配もいかに分配するかが問題になってくる。思うのだが、ケインズが当初に構想したIMFもこういったグローバルな展開を予見してのことだったのではないかと思う。(モラルサイエンス)

ただし、日本の場合は『日本を変革する(2)市場を真っ当にする』と『日本を変革する(3)地方分権とネットワーク』で書いたように、長年続いた戦時経済体制のためにレントシーキングが生じてしまい市場原理が正常に機能していないし、中央集権体制のため硬直化してしまい非効率な生産システムになっている。そのため、経済成長も再分配もしずらくなっている。日本はまず基本的なシステムの構造改革しなければならい。つまるところ、ツリーとネットワークの最適化ということになると思う。ツリーを中央集権から地方分権に変え、さらに横断的にツリーを補完するネットワークを構築・育成することだと思う。また、非生産的な残業を廃止することで労働時間を短縮して、人々が地域社会に市民参加できる余裕を作ることだと思う。(日本の変革)

21世紀の生存戦略』では個人が生きるためには3つの知を磨き続けること、学び続けることを書いた。3つの知とは、全体知、専門知、人間知の3つだ。まず、生きるためには専門知を身につけねばならない。しかし、専門知だけではダメだと思う。広い知見が必要だ。かつては教養といったが、私は全体知と呼ぶ。さらに限られた時間や条件の中で最大限に学ばねばならない。そのためには己自身をよく知る必要がある。それが人間知だ。この3つを磨き続けること、学び続けることだと私は思う。(生存戦略)

ちなみに『仏教のすすめ』も書いたが、これは人間知に属する部分もあるかもしれない。ただ、どちらかといえばブッディズムは生き方を多く含んでいる。逆転した見方をすれば、ブッディズムはヨガ的生き方の一変種といえるかもしれない。実際に行っていることはヨガととても似ている。ただ、ブッディズムの場合は性的な禁欲という点でヨガと異なると思う。21世紀の仏教は宗教ではなくて、ヨガなどと同じライフスタイルのひとつと捉えるべきだと思う。(ブッディズム)

日本を変革する(4)記録・蓄積』はPDCAサイクルをより大きくしたものだ。『21世紀の生存戦略』でも触れたが人間知を磨くうえで大切なのは記録して振り返り改善してゆくというプロセスだ。日本ではこれがあまりにも粗末にされている。これを改善せねばならない。

足早に振り返るとざっと以上のようになる。

見立てとしては、おおむね間違ってないと思う。いや、当たり前過ぎる話かもしれない。しかし、実際に実装されるにはまだまだ程遠い。個人としては鋭意努力している。日々、学び続けているつもりだ。しかし、問題は日本だ。日本は1990年から本質的に変わっていない。失われた10年と言われた頃から変わっていない。いや、変わったかもしれないが、悪い方向に変わっている。格差は広がり、財政は悪化を増している。日本の企業は競争力をどんどん失っている。いつ、ジャパンクライシスが起こってもおかしくない。貧困は多くの人々を、特に弱者を不幸にする。そんな悲劇はなんとしても避けたい。

2.三つ巴

私は、日本には3つの勢力があると思っている。保守、リバタリアン、リベラルの3つだ。ただし、多くの日本人たちはそのことに無自覚だと思う。人々は「自分は保守だ」とか「自分はリベラルだ」という風に考えてないと思う。むしろ、「自分は普通の日本人だ」と考えている人が多いのではないかと思う。あるいは、言い換えると「自分は偏っていない。自分は普通なんだ」と考えている。でも、それは無意識な自分中心主義だと思う。社会は多様な人々がいて、多様な人々が共存してゆくための手続きとして民主主義があると思う。「私が普通なんだから、他人は私に合わせろ」ではなくて、「あなたと私では考え方が違う。しかし、それでも同じ社会に暮らしてゆくために互いに協力しましょう」というのが市民社会ではないかと思う。なので、最初に話を戻すと、日本人はまず互いに違うということ、そして自分はどの勢力に近いかを自覚することから始めなければならないと思う。

私の感触では、日本人の多くは保守にあてはまると思う。日本の多数派は保守だと思う。逆にリベラルは少数派だと思う。さらに保守にもリベラルにも違和感をおぼえる人は少なからずいて、おそらく彼らはリバタリアンだと思う。実際、数的にはリベラルよりリバタリアンの方が多いと思う。また、リバタリアンはリベラルよりは保守の方と相性が良いと思う。逆にリバタリアンはリベラルに対して部分的に嫌悪感すら感じていると思われる。

さて、私自身はリベラルだと思っている。リベラルが描くような自由に生きられる社会を目指している。だから、リベラル派が増えることを願っている。もちろん、リベラルは研鑽を積んで、今よりもより良く変わっていく必要もあると思う。また、他の勢力とも共存可能だと考えている。なぜなら、個人が自由に生き方を選択できるように選択肢を増やすのだから、保守的に生きたい人もリバタリアン的に生きたい人もその生き方をそれぞれ選択可能だと思うからだ。

ところで、外国に目を向けてみる。米国はどうか。保守とリベラルの分断が鮮明になっている。とはいえ、エスタブリッシュメントはコスモポリタン(裏を返せば帝国主義)だ。プアホワイトが狭量なナショナリズムになっているだけだ。ただ、アングロ・プロテスタントな文化がヒスパニック系に侵食されているのが気になるが。中国はどうか。共産党独裁は変わらない。ITの進歩によって監視社会がより強化されてしまった。ますます中華中心主義が蔓延るだろう。さらに儒教によってノモス化された中国的な全体主義が世界を席巻するかもしれない。日本も巻き込まれるかもしれない。

日本は中国・韓国と比較した場合、経済的に一番後塵を拝する立場になると思う。したがって、日本の保守主義は内側に向かうしかなくなる。悪くすれば、狭量なナショナリズムに陥る可能性がある。ともかく、外へ向かうだけの力は日本には最早無い。

私としては、日本の3つの勢力(保守、リバタリアン、リベラル)が単に争うのではなく、互いに協力したり、他勢力からの批判に対して自己に磨きをかけて成長することが望ましいと考えている。そして、3つの勢力が共存してゆくのが望ましいと思う。ただ、今の状況は旗色が不鮮明で、互いに敵味方がよく分からず、仲間だと思っていたら違ったので憤慨したとか、逆にあいつらは敵だからあいつらには徹底的に反対で話し合う余地はないのだとか、そういう不毛な形勢になっていると思う。そうではなくて、互いに違いを認識しつつ共存してゆける関係に持ってゆくべきだと思う。

振り返りで示した問題解決の提言を実現するために、リベラルの啓蒙と3つの勢力の鮮明化はつながっていると思う。日本はとかく無意識・無自覚で、戦略に欠け、場当たり的な振る舞いが多い。それを止めるためには旗色を鮮明にして互いに研鑽してゆくことで問題解決に至ると思う。

最後に、おそらく数的には

保守>リバタリアン>リベラル

の順だと思うので、リベラル派を増やすべく啓蒙してゆきたい。

それと、来年は読んでいる本のことや考えていることなど、もっとざっくばらんにフリーライティングな感じで書いてゆきたいなと思う。今もそうだけど、あんまり文章にまとめることに力を注ぐよりは、メモ的に断片的にであっても、とりあえず書き残してゆくことに注力する方が今は良い気がしている。

2020年12月26日土曜日

NEWS2020.12

 
12月1日(火)
日本の差別を取り上げた良い話。

話がズレるが、AIが人間を超えはじめた。逆に人間の性質も分かりはじめた気がする。ともかく、将来、科学を更新するのは人間ではなくAIになってしまうかもしれないなあ。

12月2日(水)
中国の国家権力の恐ろしさ。

12月3日(木)
振り返ってみると、検察庁法改正案の攻防が実に大きな分岐点だったのかもしれない。もし改正されていたら、日本は恐怖政治になっていたかもしれない。

12月4日(金)
とりあえず、核融合を起こせる高温にまで達せられることに成功したということだと思うのだが。とはいえ、それはとても凄いことだと思う。

12月7日(月)
Googleには邪悪になってほしくないのだが。最近のGoogleはどうしちゃったんだろう。

12月10日(木)
クリーンミートがまたひとつ進歩したみたい。凄い。

12月13日(日)
本筋とは少しズレるが、最後の方で話されたデンマークの教育の話が意外と興味深かった。宮台氏の多幸感と幸せの違いの話はとてもスッキリと理解しやすくする良い話だった。

うわぁ!

引き上げた方がいいよね。13歳は心身ともに未成熟だ。

12月15日(火)
Googleのサービスが使えなくなるのは、かなり実害が出るのを実感した。

いろいろな側面で考えさせられる案件。

12月16日(水)
寂しい話。

12月17日(木)
宮台真司さんが”加速主義”をいうときの意味するところがよく分かる話だった。


2020年の振り返り
今年を振り返ると世界的な話題のナンバー1はコロナではあるが、日本経済に言及すると、今年は日本が韓国に抜かれた年でもある。一人当たりのGDP、最低賃金、平均賃金のすべてにおいて、日本はとうとう韓国に抜かれた。世界で成長している企業を考えると、それは至極当然なことだと分かる。数年後には日本は中国や韓国の後塵を拝することは確定している。そのことに注意を喚起しないメディアも問題だし、現実に気づけない日本人も問題だ。1990年代以降、日本の経済・財政はどんどん落下しつづけ、日本はどんどん地獄に突き進んでいる。問題が消えたわけではないのに問題を直視しないことであたかも問題が無くなったかのように勘違いしている。

セックスに関して振り返るとNetflixのドラマ『セックス・エデュケーション』第2シーズンが大変良かったし勉強になった。そして、なんといっても助産師のシオリーヌさんによる性教育YouTubeチャンネルが革命的に良かった。さらに年末に刊行された彼女の著書『Choice』が性教育の教科書として普及してくれると嬉しい。それから、津田大介さんのポリタスTVの緊急避妊薬の回で知った遠見才希子さんも収穫だった。日本の中絶で掻爬法なるものが行われていることに驚いた。彼女の話を聞かなかったら知ることができなかった。他にも女芸人のバービーさんもYouTubeで再発見した。正しい性知識を啓蒙するのに彼女も大いに貢献していると思う。海外に目を向けると米国の最高裁でLGBTを理由に解雇することは違法という判断が出たことは嬉しい驚きだった。だが、その後、ギンズバーグ判事が死去して後任に就いたバレット判事が性的嗜好発言してガッカリした。トランプの残した忌まわしい遺産だ。とにかく、日本で性の多様化がもっと進展してほしいと願っている。たぶん、願うだけじゃなくて、ちゃんと闘わなきゃいけないんだろう。

そういえば、千田有紀氏による『「女」の境界線を引きなおす――「ターフ」をめぐる対立を超えて』問題が春先にあった。難しい問題だが、トランスジェンダーを排除するのは良くない。次第に社会の認識が変わっていくものと思うし、フェミニズムも認識を変えていくと思う。

政治に関して振り返ると安倍首相が辞任したことが大きい。ただし、これは現在も続いている政府と検察による権力闘争の意味合いがあるように思う。これについて言及すると大変長くなるのでここでは控えたい。とにかく、リベラルの勝利というわけではないが、安倍首相が辞めたことは喜ばしい。その後を継いだ菅政権は日本学術会議任命拒否問題でいかにレベルが低いかがすぐに露呈してしまった。菅首相も早く退陣してほしいものだ。しかし、日本では、保守>リバタリアン>リベラルくらいの順で保守層が多いから、選挙をしてもリベラルが勝てるかは微妙だと思う。また、リバタリアンは保守と相性が良くて、逆にリベラルを嫌っているから、リバタリアンの多くは保守に投票する。なので、リベラルはもっとリベラル派を増やさないといけない。しかし、日本の大衆は政治に無関心だから、なかなか難しい。

日本の貧困問題が顕著になってきた。子ども食堂が必要な時代だ。貧困が原因の悲惨な事件を目にするようになった。ところが、私の周囲だけかもしれないが、人々は日本の貧困問題に目を向けない。貧困など無いかのように思っているか、見ても不快なので見たくないので見ないのか、見て気づいても自己責任で他人事として知らんぷりをしているかのいずれかのように思う。日本人の物心両面の貧しさを感じる。

中国の問題。香港とウイグル。かつてチベットで繰り広げられた弾圧がウイグルでさらに進歩して行われている。香港でもついに民主派の弾圧に踏み切った。そういう一年だった。世界は米国と中国の二大覇権国になるのかもしれない。中国的全体主義と米国的自由主義。その一方で、ロシアはロシアで独自の独裁国家になりつつあるように思うし、EUはEUルールを確立しつつあるように思う。日本は統制経済で戦後やってきたがそれが破綻しつつある。再び全体主義に向かうのか、あるいは米国にならって自由主義の後につらなるのかは分からない。そもそも日本は真っ当にそれらになりえたことはない。常にズレる。ただ、今度は経済力が無くなっているので、力でねじ伏せられることになるとは思う。

米国の問題。今年は大統領選が大きかった。ようやくトランプが負けた。バイデンに満足しているわけではないけれど、トランプと比べたら100万倍もマシだ。ただ、最高裁判事でリベラル派が劣勢におかれたのは残念だ。大統領選ではスッタモンダがあって、ハラハラしたが、とりあえず事前の予想通りにバイデンが勝ったので良かった。ただし、米国内の分断が大きいことを改めて思い知らされた。また、Qアノンや米国版ネトウヨなど非常に低レベルの人たちがある程度の影響力を持っていることに驚かされた。ちなみに分断自体は悪いことではないと思っている。なぜなら、人それぞれだから。むしろ、国民一丸となる方がファシズムのようで怖い。問題は課題が解決されないでいることだと思う。課題先進国である日本では課題は解決されないままずっとここまで来ている。米国はきっと解決の道を見つけると思う。

大阪都構想の終焉

学術会議任命拒否問題


2020年に影響を受けた人物やメディア
宮台真司・神保哲生(ビデオニュース・ドットコム)、津田大介(ポリタスTV)、野間易通・安田浩一(ノーヘイトTV)、荻上チキ(Session)、Netflix、町山智浩(たまむすび)、郷原信郎、三木由希子、木村草太、石川健治、野口悠紀雄、北丸雄二、雨宮処凛(マガジン9)、シオリーヌ(性教育YouTuber)、遠見才希子、バービー、要友紀子、大沢真理、山口二郎、上西充子、ChooseLifeProject、デモクラシータイムス、せやろがいおじさん、ハフポスト、毎日新聞、朝日新聞などなど。




2020年11月29日日曜日

NEWS2020.11

 
11月1日(日)
宮台真司さんがとても良い話をされていた。特に最近の若者の恋愛傾向について。

11月2日(月)
都構想が否決された。私は都構想自体を詳しくは知らないので評価しずらい。ただ、橋下氏をはじめ大阪維新の会の人たちの言説は好きになれない。いや、良くないもの、悪しきものが多い。はっきり言ってネトウヨの言説に近いものが多いのだ。そういった意味では彼らが拒絶されたのは良かったと思う。しかし、大阪維新の会が今後どのように政治に関わっていくのかウォッチが必要だ。

11月8日(日)
米国の11月3日(火)が大統領選挙の投票日だった。当初、言われていたように郵便投票の影響で開票に時間がかかった。仕事で選挙結果を追えていなかったが、ウィスコンシン州とミシガン州でバイデンとトランプが競っているあたりから追い始めた。ちなみにネバダとアリゾナがバイデン有利だったが、後程、それらがまだまだ予断を許さないということが分かってくる。追っている中で、当初、バイデン有利という世論調査だったが、実際はかなりトランプが優勢で、投票一週間前のトランプの選挙戦が効いていると感じた。ネイト・シルバーのツイートも開票途中では心が揺らいでいるように感じた。しかし、ペンシルバニアやジョージアが開票が進むにつれてバイデン優勢になってくると、やはり、当初の世論調査が正しかったように感じられるようになった。また、ミシガンもバイデンが勝利したなどの報があり、ネバダやアリゾナも開票スピードが遅いとはいえ、このままバイデンが逃げ切りそうで、バイデンが勝ちそうということで安堵感がでてきた。そして、8日(日)の早朝にはバイデンが勝利した報道をネットで見て、とりあえずの決着を見た。このあと、トランプの法廷闘争が始まるだろうが、とにかく選挙ではバイデンが勝った。良かった、本当に良かった!

一方、日本では第203回国会が始まっていて、日本学術会議任命拒否問題で野党と菅首相の論戦が始まっていた。論戦といっても菅首相の回答があまりにシドロモドロで、ちょっと驚かされた。菅首相はもう少し普通のひとかと思っていたが、実はかなり出来が悪いひとのようだった。ただ、20年前だったら国民も呆れて首相交代を要求すると思うが、今の日本国民は国語の読解力がかなり低下しているので、菅首相のシドロモドロのダメさ加減が分からないので、国民からの批判が沸き起こらずに菅首相は助かっていると思う。そもそも、普通に読解力があれば、日本学術会議の任命拒否は法律違反だとすぐに分かるはずなのだが、今の日本国民はその読解力がないので法律違反かどうか分からないでいる。テロップで「これは法律違反です」と出さないと、たぶん判断できないのだと思う。それくらい日本国民の読解力は低下しており、自分で判断できないのだと思う。ただし、目の前の自分にとって損か得かの判断だけはしっかりしている。

11月11日(水)
もはや日本経済の闇としかいいようがない。そして、日本の産業および日本経済の勝負はあったというのが私の感じ。日本の負けは決定的でもはや覆せない。どんどん貧困化が押し寄せている。日本の未来が悲惨なことになりそうでなんとも悲しい気分・・・。未来の日本人が過去を振り返ったとき、当時の日本人がいかに愚かだったかを不思議に思い、嘆くことだろうなぁ・・・。

11月12日(木)

とても当たり前のことのように感じてつい忘れがちになってしまうことを再認識させられた。1つは歴史修正主義の目的がどっちもどっち論によってファクトを見えなくさせてしまうことにあること。もう1つは日本のメディアが米国のFOXよりも酷くて、ファクトチェックをしないこと。トランプ大統領の選挙不正のスピーチを「これは事実ではない」と明言せずに垂れ流していること。つまり、日本のメディアはファクトチェックをせずに、メディアの影響力を考えずにただ単にニュースを垂れ流している。ジャーナリズムとして機能していないこと。これら2点を痛感させられた。

Googleの良さが無くなっていくなあ。しかし、クラウドのストレージにはお金を払うべきという気も分からなくはない。でも、バックアップはしといた方が無難ではあると思い始めた。面倒ではあるが。

11月16日(月)
RCEPがいかなるものかよく分からないのでなんとも言えないが、中国を中心とした経済体制になるんじゃないか。中国とその衛星国みたいな。いずれにしても、日本はあと何年か後には中国や韓国よりも貧しい国になるのは必定。成長している産業が皆無だからさ。しかし、そうなったとき餓死にする人が出るんじゃないか心配。だが、もはや手遅れでこの流れは変えられない・・・。

11月17日(火)
非人道的兵器に該当するんじゃないのだろうか?それにしても中国とインドという核保有国同士の争いとはなあ。パキスタンともやっているわけだが・・・。

11月23日(月)
さて、どう展開するか。

11月29日(日)
学術会議任命拒否問題をとても明解に解説した回だった。将棋で言うと、あらゆる筋で菅首相が詰んでいることが分かる。

木村草太さんが映画『肯定と否定』の話で歴史修正主義者たちの目的が逆転ではなく同等になることと言っていて、これは先日のりこえネットで野間易通さんから聞いた話と同じで、やはり、この点はよく気をつけなければいけないなと改めて思った。また、世論調査の質問のとり方でもとても大事な指摘をされていて、当たり前だけど見落としがちなことで、とても勉強になった。

話の終わり近くで官僚の劣化が指摘されていたが、私が個人的に気になっているのは防衛省(自衛隊)のネトウヨ化がどれくらい進んでいるかだ。何年か前にネトウヨ論客が自衛隊で着々と講演をして自衛隊員をネトウヨ化していると聞いたことがあるのだが、それが現在どの程度進んでいるか心配している。それから、懸念といえばもう一つ懸念材料があって、防衛大臣に岸信夫が就任している。安倍晋三の弟だ。あまり目立たないが、どうにも良からぬ気配を感じる。

正義について話されていたが、個人的に日本の儒学について最近思うことがあって、明治維新のときに日本の儒学の伝統は途絶えたと思っている。とはいえ、日本の儒学は日本に入ってきて改変されて儒学とは違うものになってしまい、本来の儒学と矛盾してしまい、幕末の横井小楠がそれを指摘したら、逆に横井小楠の方が危険思想の持ち主として危険視されるという不条理な結果になってしまった。しかし、明治維新をむかえて脱亜入欧で日本の儒学はプッツリと途絶えてしまう。日本画の伝統が岡倉天心なんかによって近代化して継続したのと違って儒学はあっさりと途絶える。たぶん、当時の小説なんかが西洋化した新しい日本のライフスタイルのモデルとして普及して、その反発として私小説なんかが生まれたのが日本画の近代化と似ている。ともかく、日本の儒学の伝統は途絶えて儒学の近代化なんかは出来なくなる。韓国や香港では儒学の伝統は残っているので細々とではあるが近代化を模索できるのとは違って。(師資相承の悪い面ばかりが目についてきたが、良い面が失われたのは残念だ。イスラムの学者などは今でも、「私の師は誰それで、その師の師は誰それで・・・」という系譜が今でも残っているのだろうなあ。)なので、日本のモラルはかなり手前勝手なものになりがちで、江戸しぐさのように捏造まで生まれる。あるいはマナー講師などが勝手に作ってしまうし、業界ごとに変なマナーがあってびっくりしたりする。もう、正義に関してはサンデル先生に頼るしかないのかなと思う。日本の中から煉獄杏寿郎のような人物は生まれにくくて、たとえ生まれてきても周囲の人たちから一斉に叩かれまくるような気もする。もっとも、それらを撥ね返す強い個人の意思が無ければ煉獄杏寿郎ではないが。

あんまりワイドショーは見ないのだけれど、ワイドショーについて少し思うこと。司会とコメンテーターとその時々の専門家が登場する。問題はコメンテーターの質にある。というか、コメンテーターに高い資質を求めることに無理がある。けっこう専門家はコメンテーターに気を使っている。コメンテーターがトンチンカンなことを言っても遠回りに間違いを指摘したり、沈黙して間違いを指摘しなかったりする。テレビのレギュラーコメンテーターに恥をかかせては得にならないからだ。でも、それだと視聴者に正しい情報や知識が伝わらない。なので、この形式はよろしくない。専門家が制限なく発言できるようなスタイルに変えるべきだ。その分野に一番詳しいのが専門家なのだから専門家の意見に耳を傾けられるようにすべきだ。(逆に専門家でも専門以外のことは素人だ。ある分野で優れた専門家であっても、まったく別の分野の専門に対してその専門家をすえるのは問題だ。)今のワイドショーのスタイルのままだとちょっとマズいと思う。専門家の意見をそのまま鵜呑みにするのも危険ではあるが、ワイドショーのコメンテーターが絡むことによって情報がネジ曲がってしまう恐れがある。フェイクニュースとまでは言わないが、情報の本質がズレてしまう。

ところで、最近、日本経済の凋落をひしひしと感じていて、急に地面に穴が空いて地獄に叩き落されるのではないかとヒヤヒヤしている。

裸の王様・日本。「日本は裸だ」と指摘されたとき、地獄の扉が開く。

まとめ
今月は米国の大統領選が大きなトピックだった。バイデンが勝ち、トランプが負けたことが大きな転換点になったと思う。日本でも安倍首相が辞任して菅首相が政権を引き継いだが、日本学術会議任命拒否問題でも馬脚をあらわしたが、まあ、酷いものだった。日本も早くリベラルへと政権交代してほしいものだ。しかし、日本国民の政治のレベルがかなり低いことは、米国の大統領選に対する日本人の捉え方からも窺えて、日本の政治のこの体たらくから脱出するのはまだまだ先になりそうに思う。

日本経済がどんどん落下していて、いつ地獄の蓋が開くのかとヒヤヒヤしている。そして、私の周囲ではそんなことなどまったく感じていない。日本人は世界が変わったことにまったく気づいていない。

『鬼滅の刃』が空前の大ヒットだった。『鬼滅の刃』は私の中では佳作。良作ではあるが、『タイタニック』を超えるほどの傑作とは言い難い。もちろん、煉獄杏寿郎なんかは好きなキャラクターだ。しかし、この作品がそこまで大傑作かというと「それはちょっと評価が高すぎる」と思う。で、浮かび上がってくるのが、日本人の性質で、皆が面白いと言っているものに対してこぞって褒めまくるという現象が起きる。特にYouTubeなどでアドセンスを稼ぎたい人などはそれに乗っかる。「走り出したら止められない」という日本人の危険性がここにも表れている。








2020年10月31日土曜日

NEWS2020.10


10月1日(木)
とうとう政府が学問の自由にまで介入しはじめた。恐ろしい独裁政治、全体主義国家以外のなにものでもない。

10月3日(土)
安倍政権のときにも任命拒否があったらしい。どうやら今回は赤旗が報じたのがきっかけで、このニュースが広まったらしい。大手メディアは赤旗が報じなかったら報じないつもりだったのだろうか?


とりあえず、バイデンが感染してなくて良かった。しかし、今後が不安だ。バイデンに勝って欲しいのだがなあ。

10月4日(日)
神保さんによるトランプ大統領の税金の話が抜群に面白かった。

データ不正問題の件、すっかり忘れていた!そうそう、安倍政権は統計データも改ざんするんだった。GDPだって計算方式を変えただけでなく、明石弁護士の指摘によると、その他項目の明細を出していないんだった。

10月6日(火)
このChoose Life Projectの中での石川健治氏の話は実に勉強になる話だった。繰り返し見返して自分の知識としたい。素晴らしい。

予想以上に早く退院した。ちょっと驚く。

大変正しいと思う。

10月7日(水)
いいんじゃないですか。ただし、購入時には簡単な問診があるんじゃないかなあ。それと本人でなければ購入できないんじゃないかしら。

またか。やれやれ。

10月11日(日)
私の周囲でも1つの価値観を押しつけてくることが多い。私自身は黙って聞き流しているが、それができない人たちもいて人権侵害されていて可哀想である。

10月13日(火)
やっぱり、安倍首相は検察から「お辞めになったらどうですか」と言われて泣く泣く辞めたんじゃないかという気がしてきた。

10月14日(水)
これまた、またかという感じ。やれやれ。

10月16日(金)
再度、ロックダウンか。結局、この繰り返しが当分続くんだろうなあ。

スクランブル放送に変えれば済む話なのに。やはり、NHKは公共放送ではなく国営放送だ。政府の手先。英国のBBCとは違って。

結局、竹中平蔵か・・・。

学術会議任命拒否問題はこれで幕引きか。政府(首相)が任命拒否という法律違反したのは確実なんだが、それを訴える場所がない。罰則もないし、有権者の判断材料とするにも司法が明確に法律違反とは言わない。今回の件で思ったのは、今後はファクトチェックとローチェックの両方が要ると思う。

このタイミングで中核派に家宅捜索って何か示唆とかあるのかな?よく分からん。公安の就職活動みたいな気もする。

10月21日(水)
う~む。どうかなあ。私はグーグルが好きなんだが。

こんなことをやってたんか・・・。

10月22日(木)
日本の衰退が止まらない。経済が悪いだけでなく、政治も悪い。弱者がその犠牲になる・・・。

産婦人科医会の言うことはおかしいと思う。ならば、性教育をもっと普及させるべきだ。

10月23日(金)


10月27日(火)
不況の足音が聞こえる・・・。

10月30日(金)
悲しい日本の没落。


まとめ
今月は学術会議任命拒否問題が一番の気になったニュースではあった。問題自体はシンプルで菅総理が恣意的に任命拒否するという法律違反にある。しかし、それよりも周辺での騒動が印象深かった。つまり、首相の法律違反を理解できない日本人が多いこと、そして、その真っ当な理解を邪魔しようとする人たちがいることにため息が出た。日本人は物事の本質を理解する力が本当に弱い・・・。

次に気になったのは性に関するニュース。緊急避妊薬の件と足立区長の件と新最高裁判事バレット女史の発言。足立区長とバレット女史の件は「またか」というため息しかでない。緊急避妊薬の件は改善されるかと思いきや、産婦人科医会から反対意見が出て、日本の遅れていることが再び露見された感じ。改善されるように後押ししたいものだ。

次に気になったのは、日本経済の衰退。コロナ禍でさらに衰退が加速している。自殺者が急増しているという先月の雨宮処凛さんの記事以来、日本経済の衰退をただ眺めているわけにはいかないという気がしている。(←女性の自殺者の急増とホームレス化。)しかし、経済成長で挽回するというよりは、再分配で悲劇を食い止めたいという考えで私はいる。しかし、菅政権は成長戦略会議などまだまだ格差社会を加速して富裕層優遇に拍車をかける気満々だと感じる。

コロナに関しては欧米でコロナが再燃しつつあるのが気になる。一方、日本では全数調査もしてないし、PCR検査もまだ十分ではない。そして、GoToキャンペーンで消費を煽っている。日本人の頭の中は本当にオメデタクなったものだ。

グーグルの独禁法提訴が気になる。始まったか感はあるが、グーグルが最初に狙われたのがなぜという気もする。私はグーグルが好きだから分割されないで欲しいと願っている。フェイスブックの方こそ分割すればいいのに。

米国大統領選。トランプが巻き返している感じがして怖い。どうもトランプが勝ちそうな気がして怖い・・・。

私の近隣で悲しい事件があって今月はショックを受けた。貧困と地域社会が壊れていること。教育が無く知識が乏しかったことも原因のひとつだと思う。これからますます日本は没落してゆくだろうから、こういった悲しい事件が起こりやすくなる。なんとかせねば。

最初はあまり気が進まなかったが、Netflixで『鬼滅の刃』を見たら、家族がテーマになっていて興味深く視聴することができた。日本の家族のあり方について考える契機になった。これは性教育にもつながっている。

とにかく、勉強しつづけることが本当に大事だと思うようになった。ハラリも「生涯、学び続けることが大事だ」と言っていた。私の周囲の子たちはネットに繋げられる環境すらないのが残念でならない。デジタルデバイドが酷い。ネットと書物が必須なのに。スマホに繋げられている子はまだ恵まれている。しかし、できればノートパソコンと常時接続環境は整えてほしい。社会人になると学習する時間がかなり限られてくるし、仕事でヘトヘトに疲労してしまうしで、なかなか勉強しづらい。若者はお金が無くて環境を整えられない。日本人は勉強の重要性をもっと真剣に考えるべきなんだが、日本の長時間労働がすべての悪循環の元凶になっている。