2024年1月21日日曜日

NEWS2024.01


1月1日(月)
偶然、YouTubeで見つけた。神保哲生さんとデービッド・アトキンソンさんが出演していたので見てみた。ただし、全部を詳らかに見たわけではなく、飛ばしながら見た。

いつもながらアトキンソンさんの話は興味深いし、中身がちゃんとある。少子化の話や企業利益の話はためになった。出生数が80万人になったら、減少した人口を元の水準に戻すには女性一人あたり7人も産まないといけないという話は分かりやすい。また、東アジアが少子化傾向で日本はその中ではマシな方だというデータも興味深かった。

たかまつなな女史はあまり見たことがなく、NoHateTVで批判的に取り上げられていたことがあったのでどのような人物なのかと思って見てみたら、どうもナショナリストのようだった。フリーのタレント的な立場のひとのようだが、どうも外部から保守を援護するのが仕事のようだ。リベラルではないようだった。保守とリバタリアンの中間くらいじゃないかと思う。

田原総一朗が少子化の原因を憲法だと言ったときにはズッコケた。少子化と憲法に因果関係なんかあるわけないだろう。このような話の振り方は時間のムダ以外のなにものでもない。昔はのんびり議論してれば良かったのかもしれないが、今はそんな余裕はない。田原氏は早く交代した方が良い。

山田まりあ女史が不登校を悪いことのように言っていた。学校に行くのが当たり前であるかのように。ひとには向き・不向きがあって、学校が不向きな子どももいる。だから、受けられる教育のタイプを選べるように選択肢を増やすべきだと思う。学校教育のようなクラス制だけではなくて、少人数制や個人教育制のように教育のタイプを増やすべきだ。義務教育として学校教育しか選べないのが問題なんだから。それを不登校が悪いかのように言うのは間違っている。教育のミスマッチであって、不登校児も学校も悪くはない。(学校はちょっと悪いかもしれないが、そもそも教師の負担が大き過ぎる。そもそも多様性に不寛容なのは日本社会が悪いのだと思う。)ついでに言うと健常者と障害者を分離する支援学校制も止めるべきだ。障害者も支援学級を設けて、健常者と同じ学校に通う包括的な学校にすべきだ。そうすれば、少しは多様性に気づきやすい環境になる。日本人の子どもだから、障害児をいじめるなんてことが起こるかもしれない。(小山田圭吾がそうだったようだし。)でも、それは悪いことだと学ぶのも教育にとって大切なことだ。「障害児はいじめられるから分離しましょう」というのは間違っている。

正月から大きな地震が起こった。しかも日本海側でだ。日本海側でもこのような大きな地震が起こるのかと驚いた。確かに過去に新潟でも新潟中越地震が起こってはいたが・・・。日本はどこで大きな地震が起こってもおかしくないのかもしれない。

1月2日(火)
痛ましい事故だ。滑走路上での事故らしい。どこかでミスがあったのかもしれない。

2023年の振り返りと2024年に向けての抱負とかを書きたかったが、年末の疲労でコンディションが良くないので書けそうにない。とりあえず、2023年を振り返るとイスラエルのガザ侵攻と自民党裏金疑惑が大きなトピックだろうか。年の始め頃はColabo問題とかあったが、あれはラディフェミ問題だと思う。オタクとラディフェミの闘い。ただし、部分的にトランス差別やセックスワーカー差別につながる。とにかく、4月以降は仕事が忙しくてニュースがチェックできない状態が長く続いた。なお、日本の問題点はあまり変わっていない。去年の振り返りと抱負で語っているのとほぼ同じだ。そして解決策もほぼ同じだと思う。付け加えるなら、日本文明というベースそのものが問題だと思うようになった。コンピュータに喩えるなら、OSにあたる日本文明に、海外の良質な文化や機器をアプリとして導入しても、根底の日本文明に問題があるから、海外のアプリを換骨奪胎して日本的なダメなものにしてしまう。根底の日本文明を変えなければダメだと思うようになった。(一応、日本文明のすべてがダメだとは言わないではおこう。例えば食べ物で言えばフライなんかは天ぷらになって別の美味なものに変えることに成功した。日本料理は世界の味覚とは異なる独特の味覚体系を持っている。しかし、だからといって日本料理が他国より優れているとはいえない。むしろ栄養としては動物性タンパク質が不足した貧弱な栄養体系で日本人の身体は世界と比較して小さかった。まるで子どもと大人ほど違った。)話を戻そう。日本文明をベースにするのではなく、日本文明をベースの上に置くアプリや拡張機能にすることだと思う。そして、ベースを日本文明ではなくて、ヒューマニズムに変えるべきだと思う。日本文明には、愛、贈与、感謝など人道的要素が極端に少ない側面がある。その結果、日本人は人権を著しく軽視する傾向がある。21世紀の人類社会においてそれは大きな欠陥だと思う。一方、西欧のヒューマニズムは起源にキリスト教があるかもしれないが、近代のヒューマニズムはそういった宗教からだんだん独立したものに変わってきたと思う。だから、日本のベースももっと近代的な、あるいは現代的なヒューマニズムに据えかえていくべきだと思う。明治維新で日本の儒教は断絶した。いや、そもそも日本の儒教は換骨奪胎された日本的儒教であって本来の意味での儒教ではなかったが。仏教も親鸞によって律が完全に破られて本来の意味での仏教ではなくなって久しい。日本はずっと集団無意識の雲に覆われてきた。かつては天皇制によってその集団無意識をコントロールしようとしてきた。まさに原始社会だ。しかし、もはやそんな原始的な手法では複雑な現代社会は通用しない。もっと明確に、論理的に、科学的に、意識的に、社会を築いていくべきだ。宗教や過去の因習から独立した、現代的なヒューマニズム、倫理をベースとして構築すべきだ。(それに立ちはだかるのが日本の保守なんだろうなあ。それに対抗するためにも、リベラルはコミュニティを形成して行くべきなんだろうと思う。そして、それは宮台氏がいうホームベースの構築になっていくんだろうと思う。)

1月3日(水)


1月6日(土)
今年最初のマル激は元明石市長の泉房穂氏。泉氏をあまり知らなかったので見る前はあまり期待していなかったのだが、見た後は泉氏の印象がかなり良くなった。石井紘基氏や氏との関わりなどまるで知らなかったので大変勉強になった。また、マックス・ウェーバーやジャン・ジャック・ルソーが泉氏の口から出てきたことも意外だった。明石市での施策や泉氏の出自や障害のある兄弟の話などを聞いて彼を見る目が変わった。マル激を見ていて良かったと思う回だった。

能登半島地震の死者が増えていくニュースを聞くといかにこの地震が大きかったかがだんだん分かってきた。それにしても痛ましい。

日本航空516便衝突炎上事故で海保機の乗員5人の死因が全身挫滅と書かれてあって、意味が分からず調べてみたら痛ましい死因で、着陸時の衝突がいかに大きな力が働くのかと思い呆然とした。



1月13日(土)


宮台さんの不倫疑惑の件は残念なニュースだった。真相がよく分からないから判断はできないが、もし事実なら残念な話だ。

台湾はこのところリベラルが勝っている。羨ましいなあ。

仕事が忙しいのが続いている。ニュースがチェックできていない。しかし、来週くらいから仕事が落ち着いてくると思う。なんとか平常運転に戻したいものだ。

松本人志性加害疑惑の件
今のところ事実かどうか分からないが、概ねそのような場があったらしいのは事実なようだ。ところで、近年、私はほとんどテレビを見なくなってしまった。テレビを見て情報摂取するという習慣が無くなってしまった。なので、若いお笑い芸人やタレントのことなど知らないことが多く、職場でもテレビの話についていけなくなった。といっても、内容は他愛のないもので見て無くても別に問題はないし、若い人でも見ていない場合も多いようで、昔ほど皆が同じものを見ているということにはなっていないようだ。ただ、テレビをつけていると勝手に入ってくる情報があってそれが便利なときもある。ネットの場合、情報を意識的にプルしないと情報収集できない場合が多い。ただ、どちらが効率が良いかは微妙だ。専門的な話になるとやはりネットの方が便利だ。また、テレビを漫然と見続けるほど暇で無くなってしまったのもある。いや、元気があれば積極的に情報収集やインプットに使いたいのでテレビを漫然と見る時間がもったいなく感じるようになってしまった。考えてみれば、ラジオは便利だった。荒川強啓さんのデイキャッチあたりが一般的なニュースを摂取するのに丁度良かった。話が随分それてしまった。松本人志の件、今から20年以上前くらいはダウンタウンが嫌いな年配の方は多かった。屋台のおばあさんが憤慨しているのを覚えている。彼らの笑いに不愉快を感じるのだった。その感覚は私にも分かる。私自身は社会人になってから忙しくてテレビをあまり見れなくなった。なので、お笑いも積極的に見たいということはなくて、20年以上前に見なくなってしまった。たまに見ることはあったけど何か特別な場でなければ一人でわざわざ見ることは無くなってしまった。テレビはニュースか映画かドキュメンタリーくらいしか見なくなった。そういう意味では私の中で最後にテレビで見たお笑い芸人がダウンタウンかもしれない。私の記憶ではコント中心だったが。立ち話スタイルの方はあまり面白いと思わなかった。時間のムダに感じたからだ。若い人は立ち話の方が面白いようだったが。新聞でエッセイを書いたころ彼を天才と言い始めた記憶があるが、私はあまりそうは思わなかった。映画は期待したけど結局最後まで見たものは『R100』くらいだった。たぶん、私の感覚が多数のひととかなりズレているのだと思う。ラジオの深夜放送でお笑い好きなひとはたけしとかダウンタウンとかかなり評価が高いと思う。試しに少しだけ聴いてみたが私はそれほど面白いとは思えなかった。私は多分日本人的なお笑いのセンスに欠けているのだと思う。今のテレビはバラエティと食べ物ばかりになっているのじゃなかろうか。最近、見てないからわからないけど。そういう意味では、もっと多様な番組を増やして、もっと真面目な番組を増やした方が良いとは思う。しかし、正直なところ、もっと低俗なバラエティとか食べ物番組ばかりになっても良いとも思う。というのは、時間が無いからだ。なまじテレビに良質なものがあると見なければならなくなる。しかし、低俗なものしかないとなれば見なくて済む。今はサブスクやネットなど多くのものに時間を費やしている。もちろん、読書にも時間を割いている。なので、これ以上時間を使うものを増やしたくないというのが実際のところだ。だから、テレビが低俗なものだらけになるのも悪くはないかなと思っている。チェックする必要もなくなり、見なくて済むからだ。テレビがそういう低俗なものになれば、低俗なものだと分かったうえで人は集まるようになるし、低俗なひとたちで互いに騒いでいればいいかなとさえ思う。もちろん、性加害は悪いことだが、テレビに広告収入が過剰に集中することがオカシイのだと思う。ネットの普及で今では半減しているはずだが、もっと減ればいいと思う。日本はかつて技術立国と言われた。資源の無い国で技術力だけが日本を豊かにできる力があると考えられていた。技術力を高めるには日本人は真面目で勤勉になった方が良いと思う。もっと勉強する時間を持った方が良いと思う。なので、テレビなんか見ずに、もっと勉強に時間を使った方が良いように思う。疲れて何もする元気がないときにボーっとするためにテレビを見る程度で良いのはなかろうか。テレビは積極的に見るものでは最早ないと思う。ネットの普及でテレビの黄金時代は終わって、テレビは低迷に向かってよいと思う。テレビは大半を再放送ばかり流していれば良いとさえ思う。

1月17日(水)
日本のインフラを作ったのは朝鮮人ではないかという話が興味深かった。英国なんかもそうなんじゃなかろうか?日本の植民地として朝鮮があったように、英国の植民地としてアイルランドがあったのではなかろうか?アイルランドでジャガイモ飢饉が発生したときも、アイルランドは英国に小麦を輸出していた。餓死にするアイルランド人が多数いるにも関わらず。映画『タイタニック』を見たときもタイタニックを建造したのはアイルランド人だと主張するアイルランド人の場面があったと思う。米国の移民もアイルランド人が労働者として多数入植したはずだと思う。そんな当時の米国では飲食店にアイルランド人お断りという張り紙を出す店もあったはずだ。貧しくみすぼらしいアイルランド人の来店を拒んだ。だから、英国のインフラなんかもアイルランド人がけっこう駆り出されているんじゃなかろうか?誰か調べてないかなあ。

1月20日(土)
脱税の話は勉強になった。



仕事のストレスでちょっとダウンしている。あまり無理しないでおこう。そんなわけで世間の動きを追えていない。

1月24日(水)


1月27日(土)


忙しかったり疲れていたりでニュースを追えていない。例の裏金問題は、結局、政治家は捕まらなかったようだ。酷い話だが、さらに、それでも彼らは再選されたりするんだろうなあと思うと日本の民度の低さにため息が出る。