2023年11月30日木曜日

NEWS2023.11


10月29日(日)
差別をしておきながら差別していないと反論する杉田水脈。杉田水脈はまったく反省していないし、何が差別であるかを正しく認識できないこともはっきりと分かった。あとは彼女を政治家に選んだ自民党や有権者に委ねられる。また、今後も差別発言を続けると予測されるから人権団体は監視をしてその都度、訴えていくことだ。

11月1日(水)
津田大介氏を招いてのNoHateTV。群馬、沖縄、ガザを繋げて語るのに最初は少し戸惑いながらも、なるほどと思いながら視聴した。イスラエルのパレスチナ人を嘲笑する動画には呆れたが、数年前から殺したパレスチナ人の死体を背景にまるで狩猟で獲物を仕留めたハンターのように記念撮影するイスラエル兵がいたので驚くほどではなかった。イスラエル兵がパレスチナ人の家に砲撃する前にわざわざ電話をかけてこれから砲撃すると伝えてから砲撃するなんてこともあったし。憎悪がとてつもなく大きい。テクノロジーの進歩でネットも兵器も進化して、写真から動画になったり、兵器も強力になったりしているのだろう。一方、人々の心は以前よりも稚拙になっていると思う。日本人のメンタルがTVが浸透した上にさらにお笑い番組の所為で幼稚になったのと似ている。TVが普及した当時は一億総白痴化といって幼稚になることを警戒する気持ちが当時はまだあってTV作りにもそうならないように努める気概があった。しかし、だんだん広告収入が減り製作費が少なくなっていくにしたがって安上がりなお笑い番組に占められてしまい、幼稚なクレーマーも増えたことで、だんだんTV番組も幼稚になってしまった。世界を見ても、ウクライナのゼレンスキー大統領や米国のトランプ元大統領もTV出身といえばTV出身で、TVの普及とまったく無関係ではないのかもしれない。一方で世界は複雑になっている。ネットの普及で人々は多様になった。東西冷戦時代はもう少し単純だった。体制の選択肢は冷戦の終焉で無くなったはずなのだが、世界が複雑で議論が難しくなった。また、民主主義と市場経済とネットの普及で人々は感情に訴えることをおぼえた。感情に訴えて大勢を動員できればお金になると。そのため大勢のひとが単純化や感情に流れてしまいやすくなった。単純化vs複雑化(あるいは多様化)。どちらが優位になるか?例えば、中国では中国共産党の独裁がある限り全体主義国家であり続けるだろうし、イスラム教国ではイスラム教に沿った国になるだろう。欧米では国内で分断を孕みつつそれでも多様化が進むと思う。日本は、元々、原始国家なので、米国の指示に従って形だけ真似るだろう。イスラエルはパレスチナ人を蹴散らして純然たるユダヤ人の民族国家を作るつもりなのだろう。その過程で多くの残虐な行為が行われて人々から恨みを買うだろう。イスラエルがその目標を達成できたとしても、その報復としていずれ核が放たれると思う。怨恨はエルサレムを人間の住めない永久不毛の地に変えてしまう可能性が高い。驕れる者は久しからず、だ。イスラエルがいつまでも優位が続くとは限らないのだ。その残忍な行いはいずれ報いを受ける。

11月3日(金)
日米地位協定を改定するべきだ。ドイツではこのようなことが起こらないように改定できたはず。日米安保条約は変えられないかもしれないが、日米地位協定を環境を脅かさないものに変えることは日本でも可能なはずだ。

11月5日(日)
私が子どもの頃に吉田監督で阪神が日本一になって以来だっけ?

イスラエルの極右はパレスチナ人を人間と見なしていない感じがする。これは虐殺が起こるパターンで、ルワンダでもフツ族とツチ族の争いでそうだったはず。いや、実際にガザでは虐殺が行われている。

11月6日(月)
はて、どのような人物なのか?知財が専門らしいが。

どういった慣例破りだったのか、有料記事で読めないでござる。そろそろ有料会員になったほうが良いかもしれない。ただし、朝日新聞のは高いなあ。毎日あたりにしようかしら。

11月8日(水)
イスラエルによるガザ侵攻についての話。「ハマスが最初に攻撃してその報復としてイスラエルがガザを攻撃している」という見せかけ。しかし、実際はイスラエルがパレスチナを圧迫し続けてハマスが攻撃に踏み切った。それをイスラエルは好機と捉えて、ガザに侵攻してパレスチナ人をできるだけ多く殺してガザを自分たちの領土にしようという野望が見えている。今、ガザで行われているのはイスラエルによるパレスチナ人の虐殺。それに対して何人かの日本人はイスラエルとパレスチナはこれまでの複雑な経緯があるので、どちらにも与せないという第三者的な立場をとるかもしれないという考えに対して、複雑なんじゃなくて、話は単純で「これは虐殺です。すぐに止めさせなくては」と主張しているのが番組の主旨かなと。ところで、日本の外務省が米国のポチなんだという話はそうで、日本には安保条約があるから、外務省が下手をうって防衛省にそのツケが回ると防衛省から外務省にケチがつけられて外務省の権力が損なわれるかもしれないから、そこで外務省は米国のポチをやりつづけるということだと思う。省庁間の権力闘争、この場合は外務省と防衛省の権力闘争があると思う。ところで、反イスラエルの中には反ユダヤ、つまりユダヤ人差別が部分的に紛れ込んでいることもあると思う。この辺りはとても複雑になってくるし見極めも難しいと思う。運動は会員獲得の手段でもあるからユダヤ人差別や移民排斥などはこういった運動に紛れ込んで会員獲得に勤しんでいるかもしれない。スマホの時代だから動員は何らかの金に繋がると考えている連中もいるだろうし。しかし、複雑で事情が飲み込めないからといって手をこまねいていては虐殺が増えていってしまう。仏教の毒矢の説話ではないが、とにかくこれ以上死者を出さないように停戦を呼びかけるべきだ。しかし、今のイスラエルがそう簡単に耳を傾けるとは考えにくい。悲劇。

11月10日(金)
”渦中の人物の突然の訃報”で驚いた。とはいえ、統一教会との関係など、大人しそうな見た目とは違う感じで、いろいろな問題を残したまま去っていったことになる・・・。

在日特権など存在しないのは明白であり決着がついた話なのに、再びデマを繰り出すとはなんたる暴言。ヘイトスピーチに罰則規定を設けるべきという議論に発展するかもしれない。

11月11日(土)
昨日、在日特権発言で問題発言したばかりなのに、再びヘイトスピーチを繰り返す。もはやヘイトの女王。これ、政権与党の自民党は放置し続けるのか?

それにしても、杉田水脈のデマ発言でヘイトクライムが起こったらどうするんだろうか?杉田水脈にも責任が問われると思う。実際、問われてしかるべきだし、犯罪が起きなかったとしても、やはり責任は問われるべきだと思う。

11月12日(日)
なかなか面白かった。ストーリーも面白かったし、背景もキレイだった。外国人が作った時代劇だが面白かった。ちょっと違和感を感じる部分もあるが、最近の日本人が作る時代劇よりもはるかに面白いと思う。文楽や神事を取り入れていたりして今の日本の時代劇では見られない。日本文化を学んで活かそうという面が見られる。また、盲目の刀鍛冶や先天的に手のない蕎麦屋の倅など障害者も登場していて多様性に富んでいる。将軍の次男は吃音だし、女性はジェンダー差別を受けているし、主人公は混血で差別されている。敵役のアイルランド人も飢饉の経験があって酷い過去がありそうで、確かに酷い人物ではあるが、ただそれだけでもない話の深さがある。主人公も復讐の過程でさらに裏切りに合うなど、物語がけっこう複雑だ。また、聾唖の娘を救出する場面の、娘と主人公のやり取りとその後の依頼者への報告のやり取りもけっこう複雑な心理描写が描かれている。時間にするとほんのわずかな時間の、ほんの少しの場面だけど、そこには心理の奥深さがある。(こういう複雑な心理を今の日本のクリエーターは描けるんだろうか?)2Dと3Dのハイブリッドだが、うまく適合しており、場面場面で3Dが深さを出していて良かったと思う。ただし、性描写やバイオレンスが過激でこれは年齢制限が高いと思う。ところでジェーン・ウー監督がPVの中で「アニメも芸術になりうる」という話をしていて、今から40年前に私が中学生のときに同じことを言ったら周囲にひどくバカにされたことを思い出した。なので、頑張って欲しいと思う。ただ、この作品の続編を作るのはかなり難しいと思う。

11月13日(月)
キャメロン元首相は1966年生まれで57歳だからまだまだ政治家として活躍できるはずだから、別に良いんじゃないでしょうか。引退するには早すぎる。

私の記憶では私人逮捕が近年に流行ったのは元N国党の立花孝志が言い始めたのがきっかけだと思う。TVを持っているだけで課金するNHKの横暴な集金システムには腹が立つので、出現当初の立花孝志の主張もその点では悪くないと思っていたが、その後、政治活動が拡大・展開する中で妙なポピュリズムに乗ってしまった。そして、その波及効果がこの結果となったように思う。しかし、そもそも私人逮捕が言われるきっかけはNHKの集金人による執拗な集金活動が元凶だと思う。集金人を追い返すために私人逮捕を言い始めたと記憶している。なので、繰り返すが、NHKは横暴な課金システムを止めて、スクランブル放送にして会員制の課金システムにすべきだと思う。

なんじゃそりゃ。お粗末すぎるでござる。

本当に酷いよね。

インドでも少子化が始まったのかあ。それにしてもインドは14億人もいるんだなあ。


11月14日(火)
むしろ、今まで2位だったことに驚いた。よく頑張ってたなあって。

へえ!

11月15日(水)
考えれみれば、NoHateTVといえば、しばき隊で、しばき隊といえば在特会に対するカウンターというイメージだった。で、在特会といえば桜井誠だった。もう随分前のYouTubeの動画で「お散歩」と称した威力業務妨害のような活動をしていた桜井誠らをしばき隊が狩るという動画があって、在特会の連中がお店にイチャモンをつけていて本当に腹立たしくて、それをしばき隊がやっつけていて「よく、やってくれた!」と拍手したものだった。こんな奴、ぶん殴ってやればいいのにと思ったものだ。その後、ネトウヨのデモをカウンターが1万人で取り囲んで「レイシスト、帰れ!」と叱りつけているのを見て、本当に嬉しく思ったものだった。あの頃から考えると、久しく桜井誠を見ていなくて、久しぶりに動画の表紙になっていて、久しぶりに見たという感じだった。もちろん、今でもあんまり見たくない顔で、このまま静かに消えてくれたらいいのにと思う。で、今ではヘイトの顔は杉田水脈になっていて、なぜか立て続けに差別発言を繰り出しているらしい。どうせ耳目を集めて集票的なことにつなげようとの魂胆だとは思う。杉田水脈にも早く消えてもらいたいと思う。どうせ改心することも無いだろうし。まあ、唯一、楽しみとしてはヒゲ戸田さんに落選運動で追いかけ回される場面があれば、きっと腹を抱えて笑えるだろうなと思うくらいかなあ。

11月17日(金)
GOMAはグーグル、オープンAI、マイクロソフト、アンソロピックの4社とのこと。オープンAIはChatGPT、アンソロピックはClaudeとのこと。

金まみれのIOC、機密費を好き勝手に使う自民党政府。特捜案件にはならないのかなあ。

11月18日(土)
ついに亡くなったんだなあ。今後の創価学会、公明党がどのような団体に変貌していくのか?これまでは少なくとも建前として平和や福祉を主張していたが、今後はどうなるのだろうか?公明党を見る限り、党内の弁護士や医師などのエリートがリードしていく形になるのかなあ。婦人部とかの活動もどうなんだろう?高齢化によって次第に変わってくる可能性もあるんだろうか?

11月22日(水)
移民難民フェスにイチャモンをつけにきた矢口やすゆき杉並区議と田中ゆうたろう杉並区議の話。保守の二人がリベラル派の岸本聡子杉並区長にイチャモンをつけたいんだろうなと思う。基本的に保守的な日本人は外国人が嫌いなんだと思う。さらにそういった日本人は人権を理解していないし、人権感覚が欠如している。そのため、そういった日本人は外国人の人権を軽視した言動や行動を行ってしまう。彼らは人権を理解していないから人間の尊厳を平気で傷つけることもする。彼らは日本人を「日本人はかくあるべし」という考えでかなり狭い枠組みに抑え込んでしまう。要は彼らはかなり狭い視野や狭い考えしか持っていない。ただし、近代的な日本人がみんなそうかというとそうでもない。彼らは自分では保守だと思っていても、私の目から見れば彼らは日本人の良さを失っていたり、日本のルールを破っているように見えたりする。この辺りはややこしい。今回の「お笑い」に関する特集もちょっとこの感覚に触れていると思う。お笑い、テレビ、学校が日本人の人格形成や人間関係のあり方に悪影響を及ぼしてきたと思う。日本の恐ろしいところは日常生活の中で無意識に憎悪を刷り込んでいくところだ。しかも、そこにラスボスがいるわけではない点だ。雲のような集団無意識が存在するだけなのだ。そして、たまに取り憑くヨリシロが現れるとたちまちその憎悪が増幅されるのだと思う。日本人が集団としてこの日本社会という病いを克服するのはかなり難しいと思う。結局、欧米先進国というような先導者が牽引していくしかないと思う。日本は理解できないだろうけど、とりあえずうわべを真似ることで徐々に本質を理解していけるようになる日を期待するしかない。ただし、日本人は換骨奪胎の名人で、今までそういった外国の理念を換骨奪胎してまったくの別物にしてしまったことが多々あったが。とにかく、長い時間をかけて変わるしかない。人類社会の中で最後尾になるかもしれないが。

忙しくてニュースをフォローできない一週間だった。やれやれ。

11月27日(月)
差別を放置するのは本当にまずいと思う。なぜなら差別を黙認したことになるからだ。やはり、ちゃんと叱るべきだ。それとも自民党は差別を推進する政党なのか。差別はダメだと言わなければ、差別はどんどん広がってしまう。
 
11月29日(水)


11月30日(木)
ついにオスプレイが墜落した。以前からオスプレイは未亡人製造機と揶揄されていた機体だ。しかし、安倍首相の時代に日本はオスプレイを大量に購入する契約を結んでいる。一体、どうなるのだろう?
 
キッシンジャー氏が亡くなった。かなり高齢だったのでそう長くはないだろうと思いながら、それでもずっと活動していたので驚いたものだった。 歴史的な人物ではあるが、毀誉褒貶のある人物なのだろう。彼の著書『外交』はとても分厚い本だったが、なかなか面白く読めた本だった。一方でオリヴァー・ストーンとピーター・カズニックの著書『もう一つのアメリカ史』では、キッシンジャー氏はサイコパスとこきおろされていた。いずれにせよ、大統領補佐官という影の黒幕的な存在として、その典型的なモデルとなるのはキッシンジャーだった。

大きな事件やトピックがあるのだが、とにかく仕事が忙しくてじっくり向き合えない。このまま年末進行に突入してしまうのだろうか。ちょっとやばい。