2024年2月29日木曜日

NEWS2024.02


1月31日(水)
勉強になる回だった。

彼女の場合、選挙地盤なんてあるのかしら?

本来、仏教の僧侶は妻帯が禁じられているし、性行為も禁じられている。律で定められている。日本仏教だけ妻帯を認めるようになった。だから、チベットやタイの僧侶から見たら、日本の妻帯している僧侶は僧侶ではないと言われると思う。日本はなんでも換骨奪胎して日本に都合の良いものに変えてしまう。日本仏教はもはや仏教ではない。仏教とは別物のなにかである。そんなだから、こういう事件も起こるのだろう。

2月3日(土)


2月7日(水)
もう何年も前から露出が多くなった欧米のタレントたち。ライブなんか私のような年長者の世代から見ればストリップとあまり変わらない。いや、批判的に言っているのではない。もちろん、当該の女性たちが嫌々やっているのなら問題だと思う。でも、実際は違うのではないかと思う。女性が自らの性を解放しているように感じる。それならば良いことだと思う。

「昔は日本人は真面目だった」という話には共感する。ちょうど同じことを考えていたからだ。遠因はテレビのお笑い番組にあると思う。それは政治にも影響している。政治も語呂合わせばかりで本質的な問題解決を考えていないことが多い。不真面目としか言いようがない。昔は教養を重んじたが、今はかなり後退してしまった。しかし、日本経済が衰退してしまったので、かつてのような日本に戻ることは難しいと思う。残念だけど。

2月8日(木)
もし無罪が本当なら良かったと思う。

2月9日(金)
杉田水脈の敗訴が確定した。

2月10日(土)
日本人はマイノリティや弱者をいじめるのが好きだ。いじめている当人たちはちょっとからかうつもりだったとか、一緒に遊んでいるつもりだったとか言う。でも、いじめられている側はそうではない。怖がり傷ついている。また、虐待というと暴力ばかりを想像しがちだが、言葉による虐待や行為による虐待が実際は多いと思う。そして、暴力による虐待よりも言葉や行為による虐待の方がひとを傷つけることが多い。そして、虐待している側はそれに無頓着だったりする。

私は世界をリベラルと保守との争いに見立てている。ただし、日本は保守と左派であってリベラルとは少し違っていると思う。また、欧米では保守はキリスト教が担っているが、日本の場合は日本的儒教文化だと思う。ややこしいのだが、日本の場合、儒教も換骨奪胎されて日本独特の儒教に変えられているので通常の儒教とは異なる。ただ、おおざっぱに見れば、東アジア、中国、韓国、台湾、そして、日本では保守思想の根幹は儒教文化だと思う。そして、農業社会から近代化された工業社会以降は儒教は時代遅れになってしまった。キリスト教も時代遅れになってしまった。これからはヒューマニズムだと思うが、保守はそれに抵抗している。日本は保守だけでなく左派にも底流に儒教文化がしみついている。日本が儒教文化を克服するのは容易ではないと思う。不可能とは言わないが、人類社会の中で保守思想から脱却するのが一番遅くなるのではないかと思う。したがって、日本の社会が変わるのを待っていては手遅れになるし、変えようとしても抵抗が激しいだろう。かなり労力を必要とする。実際、30年間、日本は変わらなかったという実績がある。なので、そういう日本から脱出するのが一番手っ取り早い。日本語は欧米とは異なった思考ルートを開く可能性もある。日本から脱出してもそのことで優位性を保てるかもしれない。もちろん、苦労もあるだろうが。ともかく、心ある者は日本から脱却するのが良い。それが一番現実的だ。

ただし、リベラルと保守の闘争だが、リベラルが保守を打ち負かすというのが勝利ではない。たしかに保守にとっては、保守がリベラルを打ち負かすのが勝利ではあるのだろう。しかし、リベラルにとっての勝利は、リベラルが保守を打ち負かすことが勝利ではない。リベラルは多様な価値観を認めることが勝利だ。価値観のひとつとして保守を組み入れることが勝利になる。リベラルにとっての勝利は保守を包摂することだ。保守を全体の中の一部分にすることだ。一方、保守は全体を保守一色に染め上げることが勝利だろう。それは全体主義だ。リベラルは様々な色で構成される世界を構築することが勝利だ。単色の保守か、多彩なモザイクのリベラルかだ。

2月14日(水)
ガザの虐殺の話、田中ゆうたろうの話、群馬の森朝鮮人追悼碑撤去の話だった。鈴木信平さんの話がとても良かった。ところで、日本人は人権侵害について自分たちの人権や自由が脅かされることに対して鈍感だ。少数者の人権や自由が脅かされても自分たちは関係無いと思っている。しかし、それは全体主義に乗っ取られる危険な芽だ。日本人は本当に抽象的な話や本質的な話に弱い。即物的な話や個別具体的な話にしか興味を示さない。あるいは、お金の話か。ダメな民族だ。だから、日本から哲学や科学は発祥しなかったのだろう。

今週は風邪で消耗した一週間だった。コロナやインフルエンザでは無かったが、その分、通常通り仕事をして疲労してしまった。かなり体重が落ちてしまった。もっと身体を休めないと危険になってきた。

2月21日(水)
アンガーマネジメントの話が出ていたが、アンガーマネジメントもまず「この案件は怒った方が良いか、あるいは怒らない方が良いか」を選択していたと思う。つまり、NoHateTVで取り上げるような案件では「怒るべき案件」と判断されると思う。「怒らないと後で後悔する案件」になると思う。アンガーマネジメントを詳しくは知らないけど、多分、そういう判断になると思う。まあ、日本人の場合、事なかれ主義で怒らないという選択をしがちだという意味で取り上げているのだとは思うけど。そもそも「自分に直接損害が生じない案件については怒らない」というのが日本人には多い。それが人権侵害や差別であっても、自分が人権侵害の対象であったり、差別される対象でなければ、怒らないという選択をしがちだ。そういった案件に対して、わざわざ怒ることで自分に負担や反動が返ってくることを嫌う。日本人は人権侵害や差別が回りまわって自分たちに返ってくることに鈍感だ。いや、自分たちに遠回りに被害があるから怒るのではなくて、本来は目の前で不正義が行われていることに対して憤るべきだと思う。ところが、日本人は他人の痛みに対して鈍感だ。自分でなければいいと考えがちだ。それどころか、日本人は弱い者いじめやマイノリティをいじめることが好きな民族だ。一緒になって差別や人権侵害に加わる輩さえ出てくる始末だと思う。日本人のそういうネガティブな性質を変えるのは容易ではない。おそらく、海外から情報が多く入ってきてグローバル化が進めば次第にそういうのは減っていくと期待するしかないと思う。もちろん、日本語の壁というのがあるから遅々として進まないだろうけど。日本人は人口の規模がそこそこあるから、なかなか変わらないと思う。そういう悪癖から脱するのは日本人は人類社会の中で一番遅いことになると思う。

仕事が終わりかけの金曜日夜に寒気がして発熱。抗原検査は陰性。どうやらインフルエンザに罹ってしまったらしい。せっかくの週末なのに。そんなわけでこの土日は寝てばかりでござる。

2月28日(水)
松代大本営地下壕の話、クルド人差別の話、昭和維新の話だった。

今週も風邪で辛い一週間だった。風邪を引いて3週間。しんどい。政治に対してどんどん無関心になっている自分がいる。やばい。

これだけ酷い自民党でも、おそらく選挙になれば自民党が勝つんだろうと思う。一方、リベラルの人材が全然増える傾向にないのもため息が出る。いや、リベラルだけに限らずに政治全般に人材がどんどん劣化していっているように思う。東西冷戦の頃は互いに切磋琢磨していたので人材が磨かれたのかもしれない。

一方、米国はどうかというとトランプが勝ちそうな雰囲気だ。オバマのような人物は出てこないのだろうか?

私はリベラルが素晴らしいと考えている。日本はおそらく世界で一番遅くリベラルが開花すると思っている。日本は昔から海外から新しいものを取り入れても、換骨奪胎して自分たちの都合の良いものに変えてしまう。リベラルも同じで日本に輸入されても似て非なるものに変えられてしまうだろう。だから、日本に期待することが間違っている。ただ、インターネットのおかげで個人が国境を越えやすくなったと思う。個人でリベラルにアクセスすればいい。

時代はポストモダンに入った。工業社会から知識社会に変わった。工業が廃れたわけではない。工業の上にコンピュータという神経網が開けたのだ。一見、シンプルでモダンな暮らしに見えて、コンピュータネットワークの中には豊かな情報宇宙が広がっているのだ。そして、私たちは多様な生を生きられるようになるだろう。もちろん、資本主義の制約は受けるだろうけど。それでも、以前よりは遥かに自由だ。反動の正体は固定観念だろう。しかし、世代交代が進めば、次第に固定観念は薄れていく。モダンの亡霊は消え、ポストモダンを生きる若い世代がどんどん増えていく。それだけの話だ。人々の変化は頭の中で起こっている。情報の変化、ソフトウェアの変化、知識の変化、固定観念の変化など目に見えない変化だ。目に見えないから、変化に気づきにくい。しかし、変化は確実に起こっている。そう、この変化は捉えにくいのだ。物理的、地理的、経済的、政治的、現象的など様々な切り口があるが、そのいずれでもこの変化は計測が難しいのだと思う。気づいたときには時代が変わっている。個々人がその生で範を示すしかない。


2024年1月21日日曜日

NEWS2024.01


1月1日(月)
偶然、YouTubeで見つけた。神保哲生さんとデービッド・アトキンソンさんが出演していたので見てみた。ただし、全部を詳らかに見たわけではなく、飛ばしながら見た。

いつもながらアトキンソンさんの話は興味深いし、中身がちゃんとある。少子化の話や企業利益の話はためになった。出生数が80万人になったら、減少した人口を元の水準に戻すには女性一人あたり7人も産まないといけないという話は分かりやすい。また、東アジアが少子化傾向で日本はその中ではマシな方だというデータも興味深かった。

たかまつなな女史はあまり見たことがなく、NoHateTVで批判的に取り上げられていたことがあったのでどのような人物なのかと思って見てみたら、どうもナショナリストのようだった。フリーのタレント的な立場のひとのようだが、どうも外部から保守を援護するのが仕事のようだ。リベラルではないようだった。保守とリバタリアンの中間くらいじゃないかと思う。

田原総一朗が少子化の原因を憲法だと言ったときにはズッコケた。少子化と憲法に因果関係なんかあるわけないだろう。このような話の振り方は時間のムダ以外のなにものでもない。昔はのんびり議論してれば良かったのかもしれないが、今はそんな余裕はない。田原氏は早く交代した方が良い。

山田まりあ女史が不登校を悪いことのように言っていた。学校に行くのが当たり前であるかのように。ひとには向き・不向きがあって、学校が不向きな子どももいる。だから、受けられる教育のタイプを選べるように選択肢を増やすべきだと思う。学校教育のようなクラス制だけではなくて、少人数制や個人教育制のように教育のタイプを増やすべきだ。義務教育として学校教育しか選べないのが問題なんだから。それを不登校が悪いかのように言うのは間違っている。教育のミスマッチであって、不登校児も学校も悪くはない。(学校はちょっと悪いかもしれないが、そもそも教師の負担が大き過ぎる。そもそも多様性に不寛容なのは日本社会が悪いのだと思う。)ついでに言うと健常者と障害者を分離する支援学校制も止めるべきだ。障害者も支援学級を設けて、健常者と同じ学校に通う包括的な学校にすべきだ。そうすれば、少しは多様性に気づきやすい環境になる。日本人の子どもだから、障害児をいじめるなんてことが起こるかもしれない。(小山田圭吾がそうだったようだし。)でも、それは悪いことだと学ぶのも教育にとって大切なことだ。「障害児はいじめられるから分離しましょう」というのは間違っている。

正月から大きな地震が起こった。しかも日本海側でだ。日本海側でもこのような大きな地震が起こるのかと驚いた。確かに過去に新潟でも新潟中越地震が起こってはいたが・・・。日本はどこで大きな地震が起こってもおかしくないのかもしれない。

1月2日(火)
痛ましい事故だ。滑走路上での事故らしい。どこかでミスがあったのかもしれない。

2023年の振り返りと2024年に向けての抱負とかを書きたかったが、年末の疲労でコンディションが良くないので書けそうにない。とりあえず、2023年を振り返るとイスラエルのガザ侵攻と自民党裏金疑惑が大きなトピックだろうか。年の始め頃はColabo問題とかあったが、あれはラディフェミ問題だと思う。オタクとラディフェミの闘い。ただし、部分的にトランス差別やセックスワーカー差別につながる。とにかく、4月以降は仕事が忙しくてニュースがチェックできない状態が長く続いた。なお、日本の問題点はあまり変わっていない。去年の振り返りと抱負で語っているのとほぼ同じだ。そして解決策もほぼ同じだと思う。付け加えるなら、日本文明というベースそのものが問題だと思うようになった。コンピュータに喩えるなら、OSにあたる日本文明に、海外の良質な文化や機器をアプリとして導入しても、根底の日本文明に問題があるから、海外のアプリを換骨奪胎して日本的なダメなものにしてしまう。根底の日本文明を変えなければダメだと思うようになった。(一応、日本文明のすべてがダメだとは言わないではおこう。例えば食べ物で言えばフライなんかは天ぷらになって別の美味なものに変えることに成功した。日本料理は世界の味覚とは異なる独特の味覚体系を持っている。しかし、だからといって日本料理が他国より優れているとはいえない。むしろ栄養としては動物性タンパク質が不足した貧弱な栄養体系で日本人の身体は世界と比較して小さかった。まるで子どもと大人ほど違った。)話を戻そう。日本文明をベースにするのではなく、日本文明をベースの上に置くアプリや拡張機能にすることだと思う。そして、ベースを日本文明ではなくて、ヒューマニズムに変えるべきだと思う。日本文明には、愛、贈与、感謝など人道的要素が極端に少ない側面がある。その結果、日本人は人権を著しく軽視する傾向がある。21世紀の人類社会においてそれは大きな欠陥だと思う。一方、西欧のヒューマニズムは起源にキリスト教があるかもしれないが、近代のヒューマニズムはそういった宗教からだんだん独立したものに変わってきたと思う。だから、日本のベースももっと近代的な、あるいは現代的なヒューマニズムに据えかえていくべきだと思う。明治維新で日本の儒教は断絶した。いや、そもそも日本の儒教は換骨奪胎された日本的儒教であって本来の意味での儒教ではなかったが。仏教も親鸞によって律が完全に破られて本来の意味での仏教ではなくなって久しい。日本はずっと集団無意識の雲に覆われてきた。かつては天皇制によってその集団無意識をコントロールしようとしてきた。まさに原始社会だ。しかし、もはやそんな原始的な手法では複雑な現代社会は通用しない。もっと明確に、論理的に、科学的に、意識的に、社会を築いていくべきだ。宗教や過去の因習から独立した、現代的なヒューマニズム、倫理をベースとして構築すべきだ。(それに立ちはだかるのが日本の保守なんだろうなあ。それに対抗するためにも、リベラルはコミュニティを形成して行くべきなんだろうと思う。そして、それは宮台氏がいうホームベースの構築になっていくんだろうと思う。)

1月3日(水)


1月6日(土)
今年最初のマル激は元明石市長の泉房穂氏。泉氏をあまり知らなかったので見る前はあまり期待していなかったのだが、見た後は泉氏の印象がかなり良くなった。石井紘基氏や氏との関わりなどまるで知らなかったので大変勉強になった。また、マックス・ウェーバーやジャン・ジャック・ルソーが泉氏の口から出てきたことも意外だった。明石市での施策や泉氏の出自や障害のある兄弟の話などを聞いて彼を見る目が変わった。マル激を見ていて良かったと思う回だった。

能登半島地震の死者が増えていくニュースを聞くといかにこの地震が大きかったかがだんだん分かってきた。それにしても痛ましい。

日本航空516便衝突炎上事故で海保機の乗員5人の死因が全身挫滅と書かれてあって、意味が分からず調べてみたら痛ましい死因で、着陸時の衝突がいかに大きな力が働くのかと思い呆然とした。



1月13日(土)


宮台さんの不倫疑惑の件は残念なニュースだった。真相がよく分からないから判断はできないが、もし事実なら残念な話だ。

台湾はこのところリベラルが勝っている。羨ましいなあ。

仕事が忙しいのが続いている。ニュースがチェックできていない。しかし、来週くらいから仕事が落ち着いてくると思う。なんとか平常運転に戻したいものだ。

松本人志性加害疑惑の件
今のところ事実かどうか分からないが、概ねそのような場があったらしいのは事実なようだ。ところで、近年、私はほとんどテレビを見なくなってしまった。テレビを見て情報摂取するという習慣が無くなってしまった。なので、若いお笑い芸人やタレントのことなど知らないことが多く、職場でもテレビの話についていけなくなった。といっても、内容は他愛のないもので見て無くても別に問題はないし、若い人でも見ていない場合も多いようで、昔ほど皆が同じものを見ているということにはなっていないようだ。ただ、テレビをつけていると勝手に入ってくる情報があってそれが便利なときもある。ネットの場合、情報を意識的にプルしないと情報収集できない場合が多い。ただ、どちらが効率が良いかは微妙だ。専門的な話になるとやはりネットの方が便利だ。また、テレビを漫然と見続けるほど暇で無くなってしまったのもある。いや、元気があれば積極的に情報収集やインプットに使いたいのでテレビを漫然と見る時間がもったいなく感じるようになってしまった。考えてみれば、ラジオは便利だった。荒川強啓さんのデイキャッチあたりが一般的なニュースを摂取するのに丁度良かった。話が随分それてしまった。松本人志の件、今から20年以上前くらいはダウンタウンが嫌いな年配の方は多かった。屋台のおばあさんが憤慨しているのを覚えている。彼らの笑いに不愉快を感じるのだった。その感覚は私にも分かる。私自身は社会人になってから忙しくてテレビをあまり見れなくなった。なので、お笑いも積極的に見たいということはなくて、20年以上前に見なくなってしまった。たまに見ることはあったけど何か特別な場でなければ一人でわざわざ見ることは無くなってしまった。テレビはニュースか映画かドキュメンタリーくらいしか見なくなった。そういう意味では私の中で最後にテレビで見たお笑い芸人がダウンタウンかもしれない。私の記憶ではコント中心だったが。立ち話スタイルの方はあまり面白いと思わなかった。時間のムダに感じたからだ。若い人は立ち話の方が面白いようだったが。新聞でエッセイを書いたころ彼を天才と言い始めた記憶があるが、私はあまりそうは思わなかった。映画は期待したけど結局最後まで見たものは『R100』くらいだった。たぶん、私の感覚が多数のひととかなりズレているのだと思う。ラジオの深夜放送でお笑い好きなひとはたけしとかダウンタウンとかかなり評価が高いと思う。試しに少しだけ聴いてみたが私はそれほど面白いとは思えなかった。私は多分日本人的なお笑いのセンスに欠けているのだと思う。今のテレビはバラエティと食べ物ばかりになっているのじゃなかろうか。最近、見てないからわからないけど。そういう意味では、もっと多様な番組を増やして、もっと真面目な番組を増やした方が良いとは思う。しかし、正直なところ、もっと低俗なバラエティとか食べ物番組ばかりになっても良いとも思う。というのは、時間が無いからだ。なまじテレビに良質なものがあると見なければならなくなる。しかし、低俗なものしかないとなれば見なくて済む。今はサブスクやネットなど多くのものに時間を費やしている。もちろん、読書にも時間を割いている。なので、これ以上時間を使うものを増やしたくないというのが実際のところだ。だから、テレビが低俗なものだらけになるのも悪くはないかなと思っている。チェックする必要もなくなり、見なくて済むからだ。テレビがそういう低俗なものになれば、低俗なものだと分かったうえで人は集まるようになるし、低俗なひとたちで互いに騒いでいればいいかなとさえ思う。もちろん、性加害は悪いことだが、テレビに広告収入が過剰に集中することがオカシイのだと思う。ネットの普及で今では半減しているはずだが、もっと減ればいいと思う。日本はかつて技術立国と言われた。資源の無い国で技術力だけが日本を豊かにできる力があると考えられていた。技術力を高めるには日本人は真面目で勤勉になった方が良いと思う。もっと勉強する時間を持った方が良いと思う。なので、テレビなんか見ずに、もっと勉強に時間を使った方が良いように思う。疲れて何もする元気がないときにボーっとするためにテレビを見る程度で良いのはなかろうか。テレビは積極的に見るものでは最早ないと思う。ネットの普及でテレビの黄金時代は終わって、テレビは低迷に向かってよいと思う。テレビは大半を再放送ばかり流していれば良いとさえ思う。

1月17日(水)
日本のインフラを作ったのは朝鮮人ではないかという話が興味深かった。英国なんかもそうなんじゃなかろうか?日本の植民地として朝鮮があったように、英国の植民地としてアイルランドがあったのではなかろうか?アイルランドでジャガイモ飢饉が発生したときも、アイルランドは英国に小麦を輸出していた。餓死にするアイルランド人が多数いるにも関わらず。映画『タイタニック』を見たときもタイタニックを建造したのはアイルランド人だと主張するアイルランド人の場面があったと思う。米国の移民もアイルランド人が労働者として多数入植したはずだと思う。そんな当時の米国では飲食店にアイルランド人お断りという張り紙を出す店もあったはずだ。貧しくみすぼらしいアイルランド人の来店を拒んだ。だから、英国のインフラなんかもアイルランド人がけっこう駆り出されているんじゃなかろうか?誰か調べてないかなあ。

1月20日(土)
脱税の話は勉強になった。



仕事のストレスでちょっとダウンしている。あまり無理しないでおこう。そんなわけで世間の動きを追えていない。

1月24日(水)


1月27日(土)


忙しかったり疲れていたりでニュースを追えていない。例の裏金問題は、結局、政治家は捕まらなかったようだ。酷い話だが、さらに、それでも彼らは再選されたりするんだろうなあと思うと日本の民度の低さにため息が出る。


2023年12月31日日曜日

NEWS2023.12


12月3日(日)
今年のヘイト王も杉田水脈だろう。彼女にいくら言っても彼女は差別発言を止めないのだから、彼女の所属政党が彼女を除名するとか法律が対応できるように法律を変えるべきなのかもしれない。

12月4日(月)
とりあえず香港から脱出できて良かった。故郷である香港を去らねばならないのは辛いだろうけど、中国の圧政によって生命の危険にさらされるよりは良い。

12月6日(水)


12月7日(木)
GoogleのAIに期待したい。と同時にAIの脅威についても真剣に議論せねば、いや議論されているがついて行けないので、分かりやすく問題を解説してほしいが、そもそも私の理解力に問題というか限界があるのかもしれないわけで。

日本でやっと公開されることになって良かった。そもそも核兵器は人類の歴史を大きく変えた兵器だ。その起源の物語を映画化したものを拒むなんて、いくら被爆国だかといってあり得ない。

12月10日(日)
仕事が忙しくてニュースをチェックできていなかったのだが、知らぬ間にあれよあれよと自民党の政治家たちが裏金疑惑で更迭されている。



このところ仕事が忙しくて疲れている。いろいろと余裕がない。

12月13日(水)

仕事が忙しすぎてニュースがチェックできていない。安倍派が更迭されているニュースはチラホラ見かけるのだが・・・。クリップすらできていない。

12月20日(水)

今週も仕事が忙しすぎてニュースチェックができなかった。さらに体調も崩してしまった。諦めて養生しよう。

12月27日(水)
トップのニュースはガザのジェノサイド、最悪ヘイト王は杉並ヘイトオールスターズだった。やらかし大賞は御防御だった。「意義なし」じゃなかった。

12月30日(土)
アングロサクソンの共同体文化の話が興味深かった。昔の社会学者でウィットフォーゲルの灌漑が必要な農耕社会と灌漑が必要でない農耕社会の違いを思い出した。ホームベースの話も興味深かった。日本の地方都市にいるとなかなかホームベースを作れる人材が希少過ぎて難しいと感じた。最近は日本人を距離を置いて考えるようになった。日本は独特の文化・文明を築いてきたと思う。それが近代と、あるいはグローバルとそぐわない面がある。自分なんかは日本にいながら外国人になるしかないかなと思う。日系世界市民とか。最近、本当にテレビを見なくなった。今年はほとんど見ていない。ちょっとリスクもあるけど、それで良かったと思う。日本文明には悪い面も多いが、良い面も無くはない。しかし、日本文明をベースにしてしまうとこれからの時代はヒトとしてどうかと思う。日本文明はベースではなく、拡張機能的なパーツとして加えればいいと思う。永井荷風の小説に『一月一日』という作品がある。日本にはベースに愛とか贈与とか感謝とかあまり無いのではないかと思える。(慈悲は仏教の伝来で醸成されたと思うのだけれど。)ともかく、愛は実は微力で微弱だと思う。愛を醸成するには意識的になったり習慣化したりしないとなかなか個人の中で育たないのではなかろうか。私の好きなドラマで『ダウントン・アビー』というのがあるが、その中でも愛は語学や乗馬と同じようなものだという話があったが、まさにそうだと思う。

12月は仕事が忙しすぎてかなり辛かった。今もストレスと疲労が溜まっていてふらふらした感じがする。少し心身を休ませないとダウンしそうだ。正月休みで休養しよう。いつもはいろいろ計画を考えるのだが。



2023年11月30日木曜日

NEWS2023.11


10月29日(日)
差別をしておきながら差別していないと反論する杉田水脈。杉田水脈はまったく反省していないし、何が差別であるかを正しく認識できないこともはっきりと分かった。あとは彼女を政治家に選んだ自民党や有権者に委ねられる。また、今後も差別発言を続けると予測されるから人権団体は監視をしてその都度、訴えていくことだ。

11月1日(水)
津田大介氏を招いてのNoHateTV。群馬、沖縄、ガザを繋げて語るのに最初は少し戸惑いながらも、なるほどと思いながら視聴した。イスラエルのパレスチナ人を嘲笑する動画には呆れたが、数年前から殺したパレスチナ人の死体を背景にまるで狩猟で獲物を仕留めたハンターのように記念撮影するイスラエル兵がいたので驚くほどではなかった。イスラエル兵がパレスチナ人の家に砲撃する前にわざわざ電話をかけてこれから砲撃すると伝えてから砲撃するなんてこともあったし。憎悪がとてつもなく大きい。テクノロジーの進歩でネットも兵器も進化して、写真から動画になったり、兵器も強力になったりしているのだろう。一方、人々の心は以前よりも稚拙になっていると思う。日本人のメンタルがTVが浸透した上にさらにお笑い番組の所為で幼稚になったのと似ている。TVが普及した当時は一億総白痴化といって幼稚になることを警戒する気持ちが当時はまだあってTV作りにもそうならないように努める気概があった。しかし、だんだん広告収入が減り製作費が少なくなっていくにしたがって安上がりなお笑い番組に占められてしまい、幼稚なクレーマーも増えたことで、だんだんTV番組も幼稚になってしまった。世界を見ても、ウクライナのゼレンスキー大統領や米国のトランプ元大統領もTV出身といえばTV出身で、TVの普及とまったく無関係ではないのかもしれない。一方で世界は複雑になっている。ネットの普及で人々は多様になった。東西冷戦時代はもう少し単純だった。体制の選択肢は冷戦の終焉で無くなったはずなのだが、世界が複雑で議論が難しくなった。また、民主主義と市場経済とネットの普及で人々は感情に訴えることをおぼえた。感情に訴えて大勢を動員できればお金になると。そのため大勢のひとが単純化や感情に流れてしまいやすくなった。単純化vs複雑化(あるいは多様化)。どちらが優位になるか?例えば、中国では中国共産党の独裁がある限り全体主義国家であり続けるだろうし、イスラム教国ではイスラム教に沿った国になるだろう。欧米では国内で分断を孕みつつそれでも多様化が進むと思う。日本は、元々、原始国家なので、米国の指示に従って形だけ真似るだろう。イスラエルはパレスチナ人を蹴散らして純然たるユダヤ人の民族国家を作るつもりなのだろう。その過程で多くの残虐な行為が行われて人々から恨みを買うだろう。イスラエルがその目標を達成できたとしても、その報復としていずれ核が放たれると思う。怨恨はエルサレムを人間の住めない永久不毛の地に変えてしまう可能性が高い。驕れる者は久しからず、だ。イスラエルがいつまでも優位が続くとは限らないのだ。その残忍な行いはいずれ報いを受ける。

11月3日(金)
日米地位協定を改定するべきだ。ドイツではこのようなことが起こらないように改定できたはず。日米安保条約は変えられないかもしれないが、日米地位協定を環境を脅かさないものに変えることは日本でも可能なはずだ。

11月5日(日)
私が子どもの頃に吉田監督で阪神が日本一になって以来だっけ?

イスラエルの極右はパレスチナ人を人間と見なしていない感じがする。これは虐殺が起こるパターンで、ルワンダでもフツ族とツチ族の争いでそうだったはず。いや、実際にガザでは虐殺が行われている。

11月6日(月)
はて、どのような人物なのか?知財が専門らしいが。

どういった慣例破りだったのか、有料記事で読めないでござる。そろそろ有料会員になったほうが良いかもしれない。ただし、朝日新聞のは高いなあ。毎日あたりにしようかしら。

11月8日(水)
イスラエルによるガザ侵攻についての話。「ハマスが最初に攻撃してその報復としてイスラエルがガザを攻撃している」という見せかけ。しかし、実際はイスラエルがパレスチナを圧迫し続けてハマスが攻撃に踏み切った。それをイスラエルは好機と捉えて、ガザに侵攻してパレスチナ人をできるだけ多く殺してガザを自分たちの領土にしようという野望が見えている。今、ガザで行われているのはイスラエルによるパレスチナ人の虐殺。それに対して何人かの日本人はイスラエルとパレスチナはこれまでの複雑な経緯があるので、どちらにも与せないという第三者的な立場をとるかもしれないという考えに対して、複雑なんじゃなくて、話は単純で「これは虐殺です。すぐに止めさせなくては」と主張しているのが番組の主旨かなと。ところで、日本の外務省が米国のポチなんだという話はそうで、日本には安保条約があるから、外務省が下手をうって防衛省にそのツケが回ると防衛省から外務省にケチがつけられて外務省の権力が損なわれるかもしれないから、そこで外務省は米国のポチをやりつづけるということだと思う。省庁間の権力闘争、この場合は外務省と防衛省の権力闘争があると思う。ところで、反イスラエルの中には反ユダヤ、つまりユダヤ人差別が部分的に紛れ込んでいることもあると思う。この辺りはとても複雑になってくるし見極めも難しいと思う。運動は会員獲得の手段でもあるからユダヤ人差別や移民排斥などはこういった運動に紛れ込んで会員獲得に勤しんでいるかもしれない。スマホの時代だから動員は何らかの金に繋がると考えている連中もいるだろうし。しかし、複雑で事情が飲み込めないからといって手をこまねいていては虐殺が増えていってしまう。仏教の毒矢の説話ではないが、とにかくこれ以上死者を出さないように停戦を呼びかけるべきだ。しかし、今のイスラエルがそう簡単に耳を傾けるとは考えにくい。悲劇。

11月10日(金)
”渦中の人物の突然の訃報”で驚いた。とはいえ、統一教会との関係など、大人しそうな見た目とは違う感じで、いろいろな問題を残したまま去っていったことになる・・・。

在日特権など存在しないのは明白であり決着がついた話なのに、再びデマを繰り出すとはなんたる暴言。ヘイトスピーチに罰則規定を設けるべきという議論に発展するかもしれない。

11月11日(土)
昨日、在日特権発言で問題発言したばかりなのに、再びヘイトスピーチを繰り返す。もはやヘイトの女王。これ、政権与党の自民党は放置し続けるのか?

それにしても、杉田水脈のデマ発言でヘイトクライムが起こったらどうするんだろうか?杉田水脈にも責任が問われると思う。実際、問われてしかるべきだし、犯罪が起きなかったとしても、やはり責任は問われるべきだと思う。

11月12日(日)
なかなか面白かった。ストーリーも面白かったし、背景もキレイだった。外国人が作った時代劇だが面白かった。ちょっと違和感を感じる部分もあるが、最近の日本人が作る時代劇よりもはるかに面白いと思う。文楽や神事を取り入れていたりして今の日本の時代劇では見られない。日本文化を学んで活かそうという面が見られる。また、盲目の刀鍛冶や先天的に手のない蕎麦屋の倅など障害者も登場していて多様性に富んでいる。将軍の次男は吃音だし、女性はジェンダー差別を受けているし、主人公は混血で差別されている。敵役のアイルランド人も飢饉の経験があって酷い過去がありそうで、確かに酷い人物ではあるが、ただそれだけでもない話の深さがある。主人公も復讐の過程でさらに裏切りに合うなど、物語がけっこう複雑だ。また、聾唖の娘を救出する場面の、娘と主人公のやり取りとその後の依頼者への報告のやり取りもけっこう複雑な心理描写が描かれている。時間にするとほんのわずかな時間の、ほんの少しの場面だけど、そこには心理の奥深さがある。(こういう複雑な心理を今の日本のクリエーターは描けるんだろうか?)2Dと3Dのハイブリッドだが、うまく適合しており、場面場面で3Dが深さを出していて良かったと思う。ただし、性描写やバイオレンスが過激でこれは年齢制限が高いと思う。ところでジェーン・ウー監督がPVの中で「アニメも芸術になりうる」という話をしていて、今から40年前に私が中学生のときに同じことを言ったら周囲にひどくバカにされたことを思い出した。なので、頑張って欲しいと思う。ただ、この作品の続編を作るのはかなり難しいと思う。

11月13日(月)
キャメロン元首相は1966年生まれで57歳だからまだまだ政治家として活躍できるはずだから、別に良いんじゃないでしょうか。引退するには早すぎる。

私の記憶では私人逮捕が近年に流行ったのは元N国党の立花孝志が言い始めたのがきっかけだと思う。TVを持っているだけで課金するNHKの横暴な集金システムには腹が立つので、出現当初の立花孝志の主張もその点では悪くないと思っていたが、その後、政治活動が拡大・展開する中で妙なポピュリズムに乗ってしまった。そして、その波及効果がこの結果となったように思う。しかし、そもそも私人逮捕が言われるきっかけはNHKの集金人による執拗な集金活動が元凶だと思う。集金人を追い返すために私人逮捕を言い始めたと記憶している。なので、繰り返すが、NHKは横暴な課金システムを止めて、スクランブル放送にして会員制の課金システムにすべきだと思う。

なんじゃそりゃ。お粗末すぎるでござる。

本当に酷いよね。

インドでも少子化が始まったのかあ。それにしてもインドは14億人もいるんだなあ。


11月14日(火)
むしろ、今まで2位だったことに驚いた。よく頑張ってたなあって。

へえ!

11月15日(水)
考えれみれば、NoHateTVといえば、しばき隊で、しばき隊といえば在特会に対するカウンターというイメージだった。で、在特会といえば桜井誠だった。もう随分前のYouTubeの動画で「お散歩」と称した威力業務妨害のような活動をしていた桜井誠らをしばき隊が狩るという動画があって、在特会の連中がお店にイチャモンをつけていて本当に腹立たしくて、それをしばき隊がやっつけていて「よく、やってくれた!」と拍手したものだった。こんな奴、ぶん殴ってやればいいのにと思ったものだ。その後、ネトウヨのデモをカウンターが1万人で取り囲んで「レイシスト、帰れ!」と叱りつけているのを見て、本当に嬉しく思ったものだった。あの頃から考えると、久しく桜井誠を見ていなくて、久しぶりに動画の表紙になっていて、久しぶりに見たという感じだった。もちろん、今でもあんまり見たくない顔で、このまま静かに消えてくれたらいいのにと思う。で、今ではヘイトの顔は杉田水脈になっていて、なぜか立て続けに差別発言を繰り出しているらしい。どうせ耳目を集めて集票的なことにつなげようとの魂胆だとは思う。杉田水脈にも早く消えてもらいたいと思う。どうせ改心することも無いだろうし。まあ、唯一、楽しみとしてはヒゲ戸田さんに落選運動で追いかけ回される場面があれば、きっと腹を抱えて笑えるだろうなと思うくらいかなあ。

11月17日(金)
GOMAはグーグル、オープンAI、マイクロソフト、アンソロピックの4社とのこと。オープンAIはChatGPT、アンソロピックはClaudeとのこと。

金まみれのIOC、機密費を好き勝手に使う自民党政府。特捜案件にはならないのかなあ。

11月18日(土)
ついに亡くなったんだなあ。今後の創価学会、公明党がどのような団体に変貌していくのか?これまでは少なくとも建前として平和や福祉を主張していたが、今後はどうなるのだろうか?公明党を見る限り、党内の弁護士や医師などのエリートがリードしていく形になるのかなあ。婦人部とかの活動もどうなんだろう?高齢化によって次第に変わってくる可能性もあるんだろうか?

11月22日(水)
移民難民フェスにイチャモンをつけにきた矢口やすゆき杉並区議と田中ゆうたろう杉並区議の話。保守の二人がリベラル派の岸本聡子杉並区長にイチャモンをつけたいんだろうなと思う。基本的に保守的な日本人は外国人が嫌いなんだと思う。さらにそういった日本人は人権を理解していないし、人権感覚が欠如している。そのため、そういった日本人は外国人の人権を軽視した言動や行動を行ってしまう。彼らは人権を理解していないから人間の尊厳を平気で傷つけることもする。彼らは日本人を「日本人はかくあるべし」という考えでかなり狭い枠組みに抑え込んでしまう。要は彼らはかなり狭い視野や狭い考えしか持っていない。ただし、近代的な日本人がみんなそうかというとそうでもない。彼らは自分では保守だと思っていても、私の目から見れば彼らは日本人の良さを失っていたり、日本のルールを破っているように見えたりする。この辺りはややこしい。今回の「お笑い」に関する特集もちょっとこの感覚に触れていると思う。お笑い、テレビ、学校が日本人の人格形成や人間関係のあり方に悪影響を及ぼしてきたと思う。日本の恐ろしいところは日常生活の中で無意識に憎悪を刷り込んでいくところだ。しかも、そこにラスボスがいるわけではない点だ。雲のような集団無意識が存在するだけなのだ。そして、たまに取り憑くヨリシロが現れるとたちまちその憎悪が増幅されるのだと思う。日本人が集団としてこの日本社会という病いを克服するのはかなり難しいと思う。結局、欧米先進国というような先導者が牽引していくしかないと思う。日本は理解できないだろうけど、とりあえずうわべを真似ることで徐々に本質を理解していけるようになる日を期待するしかない。ただし、日本人は換骨奪胎の名人で、今までそういった外国の理念を換骨奪胎してまったくの別物にしてしまったことが多々あったが。とにかく、長い時間をかけて変わるしかない。人類社会の中で最後尾になるかもしれないが。

忙しくてニュースをフォローできない一週間だった。やれやれ。

11月27日(月)
差別を放置するのは本当にまずいと思う。なぜなら差別を黙認したことになるからだ。やはり、ちゃんと叱るべきだ。それとも自民党は差別を推進する政党なのか。差別はダメだと言わなければ、差別はどんどん広がってしまう。
 
11月29日(水)


11月30日(木)
ついにオスプレイが墜落した。以前からオスプレイは未亡人製造機と揶揄されていた機体だ。しかし、安倍首相の時代に日本はオスプレイを大量に購入する契約を結んでいる。一体、どうなるのだろう?
 
キッシンジャー氏が亡くなった。かなり高齢だったのでそう長くはないだろうと思いながら、それでもずっと活動していたので驚いたものだった。 歴史的な人物ではあるが、毀誉褒貶のある人物なのだろう。彼の著書『外交』はとても分厚い本だったが、なかなか面白く読めた本だった。一方でオリヴァー・ストーンとピーター・カズニックの著書『もう一つのアメリカ史』では、キッシンジャー氏はサイコパスとこきおろされていた。いずれにせよ、大統領補佐官という影の黒幕的な存在として、その典型的なモデルとなるのはキッシンジャーだった。

大きな事件やトピックがあるのだが、とにかく仕事が忙しくてじっくり向き合えない。このまま年末進行に突入してしまうのだろうか。ちょっとやばい。


2023年10月22日日曜日

NEWS2023.10


10月4日(水)
私はジャニーズ問題については興味が持てなくてあまり知らないのだが、今回、NoHateTVで取り上げていて、この問題について言及しているのを見ていろいろと思うところがあったので、断片的になるが書き連ねてみようと思う。

まず、日本の奇妙なルールについて。私は日本特有の「業界のルール」だと捉えている。日本の様々な業界は自分たちのルールを作っている。しかし、その業界のルールは建前と本音があって、建前や理念では社会に寄与・貢献するようなことを謳っているが、実際の本音や実質ではその業界の既得権益を守るために新規参入を排除するためのルールであることがほとんどだ。これは安田さんが言っていた芸能記者業界や記者クラブがそれに相当すると思う。日本社会に生きていて働いていれば、それはあらゆる業界にあると分かると思う。

日本のジャーナリズムについて。これはビデオニュースの神保さんが言っていたが、海外のジャーナリストは専門学校程度のジャーナリストの学校の出身であることが多い。一方、日本の大手新聞記者などは一流大学の出身者が多い。しかし、海外のジャーナリストはジャーナリストが知っているべき基本的な知識、法律や考え方などはきっちりと身についている。一方、日本のジャーナリストは経済学部や法学部出身で新聞社に入社してからたたき上げでジャーナリズムを学ぶ。そのため海外のジャーナリストなら知っているジャーナリズムの基本を知らない。結局、日本のジャーナリズムは業界のルールは知っているが、ジャーナリズムそのものはお粗末な知識しかない。

ジャーナリズムは第4の権力といわれる。まず、司法・立法・行政の三権がある。その三権を監視するものとして報道機関がある。(ちなみに最近ではSNSが第5の権力と言われたりしたが、ケンブリッジ・アナリティカ事件でフェイクニュースによってユーザを巧みに狙った政治志向へ誘導するという事例があったので注意せねばならない。)ところが、日本の新聞社は軽減税率の対象になることによって、権力を批判しなくなっている。権力者の機嫌を損ねて軽減税率の対象から外されて新聞社の利益が減らされては困るからだ。しかも、自分たちの業界のルールである記者クラブ制度を作って新規参入を排除して既得権益を守ろうとしている。

形勢が悪くなると途端に掌返しをする日本人。当初は望月記者に批判的であったメディアが形勢が悪くなると途端に手のひらを返したようにジャニーズ側を批判し始めたりする。これは幕末の鳥羽の戦いを思い出す。幕府軍と薩長軍がぶつかったとき、第三者の諸藩は最初は旗色を鮮明にせずに戦いの様子を見守っていた。ところが、薩長軍が優勢だとなると途端に手のひら返しして幕府軍が逃げ込んでこようとするのに門を閉ざしたりする。日本人に大義名分は存在しない。とにかく損得勘定で動くのだ。そもそも倒幕運動も尊皇攘夷で始めたのに倒幕を終わったら、手のひらを返したように開国に180度転換してしまった。日本人というのは信用ならない。

それから都合が悪くなると「子どもたちの前だから」論が出る。社会は大人が責任と主体性を持って形作っていくものだと思うのだが、すぐに子どもをダシにして、見せたくない都合の悪い面を隠そうとする。この番組を子どもに見せなければいいだけの話だ。悪い面はしっかりと糺すべきだ。ちなみに隠そうとするのはその業界の自分たちの権益を守るという意図があるからだ。

ちなみにジャニーズの性暴力はずっと言われきたことで今更という感がある。みんな知りながら今までずっと黙ってきたのだ。だから、まあ、業界全体が腐っているんだと思う。とはいえ、これは芸能業界だけではないと思う。日本のさまざまな業界にそういう腐敗が隠されていると思う。そもそも日本の戦争を誰も止められなかったし、戦後も様々な腐敗を誰も止められなかったと思う。要するに日本人は腐っているのだ。日本人は、善や正義ではなく、損得や欲望を優先する民族だからそうなるのだ。人間は自分が悪であることに耐えられるほど強くはないが、日本人は本音と建前を使い分けることでその弱さを克服している。建前と本音によって他人も自分も騙すのだ。そして、悪といってもアイヒマン的な小悪党的な卑小な悪人にしかなれないのだ。ただし、その悪は陰険にひとをとことんまで追い詰める陰湿な悪であったりする。また、集団になれば虐殺など残忍な暴走もする。さて、このような民族など滅んでしまった方が良いのではないか?いずれにしても、かなりの多数派がこのような輩ばかりで、改善する可能性は極めてゼロに近い。なので日本から脱する方が良い選択だと思う。

10月8日(日)
今週のマル激は中北浩爾さんを招いて連合(労働組合)についての話だった。大変勉強になった。ただ、私はガラポンしかないと思っていて、90年代から日本は構造改革すべきだとずっと思い続けていて、日本の労働組合も企業別ではなくて産業別・職能別に変わるべきだと思っている。しかし、30年経っても何も変わらなかったので無理だと諦めた。確かに、こんな日本でも時間が経てば変容はするだろうけど、いつもの日本の如く、どんな素晴らしいシステムも換骨奪胎して自分たちに都合の良いようなシステムに変えてしまうだけだと思うので、それを外から眺めるしかないと思うようになった。つまり、外に立脚点を持つ方が手っ取り早いと思うのだった。

また、冒頭に神保さんがジャニーズ問題を取り上げていてジャニーズの資産の継承について言及していて興味深かった。日本の芸能事務所って、タレントを育成して送り込む代償に、そのタレントが売れてもその報酬を長期に渡り吸い上げるという仕組みじゃないかと思う。もう育成とか止めてエージェント制にすれば良いんじゃないかと思う。タレントをわざわざ育成しなくても自分たちで鍛錬して上がってくるんじゃなかろうか?ちなみに韓国ではそうなってなかったっけ?

Netflixオリジナルドラマ『セックス・エデュケーション』がシーズン4で完結した。シーズン4はちょっと肩透かしのようなシーズンだったが、このドラマ自体は大変面白かった。個人的にはシーズン1とシーズン2が好きで、シーズン3はぐちゃぐちゃで、シーズン4はシーズン3のぐちゃぐちゃを回収せずにリセットしてとりあえず取り繕ってドラマを締めくくったという感じが私はしている。そんなわけで前半に比べて後半は少し面白さが下がったかもしれないけど、性に関する話題をこんなに面白く取り上げたドラマはなかなか無いので、Netflixのお薦めの名作ドラマとしてずっと残して欲しいと思うし、多くのひとに見てもらいたいと思う。

10月14日(土)



悲劇。しかし、さらなる悲劇が始まる。当面、この悲劇は避けられないのだろう・・・。この悲劇の原因は何か?ハラリの言う通りで、政治に問題があり、イスラエル国民がネタニヤフのような人物を選んだことが問題だ。ただし、民主主義の所為にはしたくない。民主主義が悪く作動したからといって、民主主義の代わりに独善的な独裁や全体主義国家になればもっと悪くなると思うからだ。結局、私たちはもっと学ばねばならない。そして民衆が賢くなって世界をより良くする知恵を身につけなければならない。

今週は安田浩一さんが病気のためにNoHateTVが休みだったので寂しい一週間になってしまった。しかもポリタスTVとのコラボ企画回だったのに延期になってしまって、とても残念だった。なんともマイナーな番組らしい感じで、ここぞというときに病欠するというお粗末さだった。いや、ちょっと失礼な言い草になってしまった。でも、NoHateTVのファンとしてはマイナーであり続けて欲しいという気があって、NoHateTVのマニアックさは『タモリ倶楽部』的な感じがあって世間一般のひとは知らないけど自分は知っている的な楽しさがある。

そうそう、自分で書いて思ったけど、NoHateTVって、政治・社会ジャンルの『タモリ倶楽部』というのが一番近いイメージだ。そして、NoHateTVのテーマは差別で、人種差別、ジェンダー差別、障害者差別と、あらゆる差別を取り上げる番組だと思う、いや、そうあって欲しいと思う。それで思ったのだが、セックスワーカー差別というのがあって、リベラル系の番組でセックスワーカー差別を取り上げることができるのが、唯一、NoHateTVだと思う。ポリタスもデモクラシータイムスも、その他の番組も、表立ってセックスワーカー差別は取り上げられないと思う。なぜなら、もしそれらの番組でセックスワーカー差別を取り上げたら女性視聴者の支持を大きく失うからだ。だから、なかなか表立って取り上げられないのだと思う。しかし、NoHateTVは元々失うものはそんなに無いと思うから(笑)、セックスワーカー差別もしっかり取り上げるべきだと思う。他の番組はお金をかけて見せかけをどんどんキレイにしていくんだけど、NoHateTVは見せかけよりもリアリズムを大事にして欲しいと思う。

10月16日(月)

結局、原因はメモリ不足だったそうな。

Colaboに関しては、私自身は事業内容がかなり怪しいと今でも思っている。領収書を出さないとか視察を入れないとか「なぜ?」と思うことが多いからだ。通常はどちらも義務だと思う。被支援者を守るためという建前らしいが、被支援者を守りつつ会計や事業内容を明らかにすることは十分できると思う。それに実質的な意味で被支援対象者にアウトリーチできているかという疑問もある。Colaboは実質よりは形式だけ繕っているように見えるのだ。そして、Colaboはおおよそラディフェミの思想に基づいて行動していると思う。つまり、セックスワーク否定論だ。私はラディフェミのセックス観は偏った偏狭なセックス観だと思っている。その狭いセックス観の小さな枠組みに他者を抑え込むのは間違っていると思う。そもそもラディフェミと同じ思想の女性はセックスワークには近づかないと思う。仮にどうしても経済的な理由でセックスワークを始めても長続きしないし、目的の金額に達すればすぐに辞めてしまうと思う。むしろ上手く利用していると言えるかもしれない。多くの場合、セックスワーカーは自分にとって昼の仕事よりも夜の仕事の方が楽で稼ぎが良いと捉えているのではないだろうか。昼の仕事の方が夜の仕事に比べて苦痛で割に合わないと。つまり、セックスワーカー自身はあまりセックスワークそのものを蔑んでいないのではないか。酷い客を蔑みはしても。結局、ラディフェミのやっていることはセックスワークに対する偏見や差別意識を助長しているのではないかと思う。そして、本当にアウトリーチを必要する人はどのくらいいるのか、実際はかなり少数ではないかという気がしている。さらにその必要な人に対するケアも選択肢を示すだけで十分な場合が大半ではないだろうか。つまり、アウトリーチ事業そのものがそんなに必要なんだろうかと思う。ただ、暇空氏はそもそもは別の理由でColaboとの闘争を始めたことだと思う。とはいえ、事業に対する疑問は疑問で住民監査請求など法的な手続きをとって争うのは自由だとは思う。その中で名誉毀損があれば訴えられるだろうし、それを見た外部の支援者が現れるのはそれも自由だと思う。こういったことにエネルギーを消費するのはColaboにとっては徒労だろうが、不鮮明だったり杜撰だったりする会計や事業内容に原因があるとも思う。ただ、コロナ給付がセックスワークは不健全だという理由で除外されるなど当事者が疎かにされるのはそれこそ本末転倒ではないかと思う。

10月17日(火)
この市長は古い考え方で不登校について何も勉強していないのだなと思う。

10月18日(水)
今回は1時間半遅れてスタート。先週、安田さんが病欠で番組が無かったので楽しみにしていたが1時間半も遅れて待ちくたびれてしまった。ところが、野間さんもスタートした時点でかなり疲労していて1回休めばよかったのにとも思った。やはり、先週、ポリタスTVの準備をしたために設定がいろいろと変わったためだろうかと推察。さて、内容は日本保守党結党の話、暇空vsColabo裁判の話、仲岡弁護士脅迫事件の話、松村・台東区議のLGBT差別発言の話、名古屋入管による救急車追い返しの話、クルド人ヘイトの話、Dappi裁判の話などでした。途中、猫が浴室に閉じ込められる案件が発生したのが記憶に残っている。また、最後に安田さんがビジネスホテルの大浴場に間に合いそうで良かったという話だった。ポリタスだと津田さんと青木さんが入浴後のさっぱりした感じで浴衣でのんびりムードで談話するのに対して、NoHateTVは対照的だった。クルド人に関しては今後取り上げてくれるそうで勉強になりそうで楽しみである。もちろん、ヘイトは楽しみではないのだが。それから、暇空vsColaboの件だが、上記で述べたが私自身はColaboに対しては懐疑的である。そして、Colaboはフェミとはいえラディフェミに近い。ここはややこしいので見極めは注意しなければならないと思う。

10月19日(木)
アイヌ差別で札幌法務局に差別認定された杉田水脈議員が、今度は在日コリアンに対しても大阪法務局から差別認定された。今更ではあるが。ちなみに松野官房長官の発言で「不当な差別的言動」とあるが「正当な差別的言動」があるのかと思う。いや、あるわけない。「不当な」という形容詞は不要だ。「差別発言は許されない」というべきだ。

アマゾンがMicrosoftと契約。Microsoft365、強いなあ。

10月20日(金)
どうなんでしょうなあ。かつてエルピーダメモリがすったもんだの挙げ句、米国マイクロンの子会社になったが、キオクシアもそういう末路を辿るということだろうか?電子立国ニッポンと言われた時代が懐かしいなあ。

10月21日(土)
今回は高橋和夫さんをゲストに招いて緊迫するパレスチナ情勢の話で大変勉強になる話だった。イスラエルとサウジアラビアの正常化交渉の話でイランがでてきてハッとした。

10月24日(火)
杉田水脈は参議院議員であるので公人だ。なので人権侵害があったら公にされて当然だ。また、非公表なのは被害者の側であって、加害者である杉田水脈に対してではない。杉田水脈は加害者であるにも関わらず、反省するどころか公表されて不快感を示すとはモラルが欠如している。政治家としての資質が無い。さらに、今回は公表されたが、もしかしたら圧力をかけて非公表にしている前科があるかもしれない。そして、そもそも杉田水脈のこれまでの発言は差別発言に溢れており、日本を代表する差別主義者であることは多くのひとが知っていることだと思う。杉田水脈に投票する有権者や彼女を党から除名しない自民党のモラルを疑う。

10月25日(水)
イスラエルのガラント国防相の「動物のような人間」発言には驚く。これは大変危険な発言だ。虐殺の寸前に来ている。とにかく、停戦してほしい。

10月26日(木)
ふむ。レズビアンのカップルが精子提供を受けて子どもをもうけたりするが、性同一性障害も同様ではなかろうか?生殖能力が残せるなら残した方が良いのでは?

不審死ではないのだろうか?なんとも言えないが。中国、大丈夫か。

10月28日(土)
一体、何人、死ぬんだろう。悲劇。