2025年2月28日金曜日

NEWS2025.02


2月3日(月)
イスラエルや米国の黒い思惑通りで腹が立つが、とはいえ、パレスチナ人の生命のことを考えると、現実的には日本受け入れは善い行いではないかと思う。ただ、どのくらいの人数を受け入れるかが考慮されねばならない。 私自身はできるだけ多く受け入れたらいいと思うが、移民や難民を嫌う保守派がどう出るか。
 
移民問題で揺れるドイツ。それでもこういったデモに多くの人々が立ち上がるのはドイツはまだまだ良識派が健在だと思える。
 
2月4日(火)
90年代に創造的破壊を打ち出していた中村邦夫社長を思い出す。時代の移り変わりに抵抗するのは難しい。この変化を乗り越えて生き残れればまた新たな繁栄を迎えることができるのかもしれない。できなければ消えて行くだけだ。

システム開発の難しさということだろうか。日本人は完璧主義すぎて「細部に神が宿る」的に細部にこだわる。そういう弊害があるんとちゃうかなあ。

ホンダとしては当然だと思う。日産の経営陣としては当初よりも経営陣にデメリットが多くて撤回せざるをえないのだろう。いっそ鴻海に身売りした方がいいんとちゃうかなあ。そうなると、シャープに続いて日産まで鴻海の傘下に入ることになる。日本企業の落日を感じる。

2月5日(水)
こうなることは少子化を考えれば30年前から予測できたこと。 経験だけが氷河期世代が得たものかもしれない。しかし、その経験はただ辛いだけの経験だったのか、自分を磨く良い経験だったのか。いずれにしても、インフレが進んだら氷河期世代はお金に困ることになる。
 
「邪悪になるな」が社是だったグーグル。残念だ。
 
2月6日(木)
スペイン、アイルランド、ノルウェーを指名しているらしい。傲慢なイスラエル。いずれイスラエルには天罰が下ると思う。
 
キャンセル料なあ。これどうなん?結果的には公選法違反したときと同じ効果を得たことになるんとちゃう?キャンセルしたから違反ではないというのはちょっとどうかと思う。
 
本当に残念だなあ。グーグルは本当にダメになってしまったなあ。
 
加藤勝信って、本当に恥知らずな人物だなあ。なのに、なぜ当選するんだろう? 一体誰が投票しているんだろう?不思議。
 
2月7日(金)
今から家宅捜索して証拠が出るものなのかよく分からない。いずれにしても、往生際が悪いというか、昔のひとなら諦めて、罪を認めたと思うのだが、今のひとは恥も外聞もなくなって、とことんしがみつく。ということは、当人の中にモラルが無いのだと思う。ただ、損得勘定だけがあって、公共の利益とか、当人の道徳や正義感は無いのだと思う。そういう人物を権力者に据えてはいけないはずなんだが、有権者がまたよく分からない感情で投票したりする。原始人的な何かだよなあ。
 
 
今週もトランプが滅茶苦茶なことをやった一週間だった。米国がどんどん全体主義になっている。自由の国アメリカだったはずが、どんどん自由が減っている。とても心配だ。おそらく、愚かなネトウヨたちがマイノリティにヘイトを仕掛ける事案が発生するだろう。マイノリティは警戒しなければならない。また、国外的には関税など米国優先を仕掛けてくる。これも世界各国は警戒しなければならない。そして、イスラエルと米国が手を組んで、ガザからパレスチナ人を一掃しようとしている。これについては、最早、欧州先進国もその他誰も止められないだろう。 本当に残念だが。しかし、人命が第一だ。日本としては、できるだけ多くのパレスチナ人を救うべきだと思う。このことは歴史に必ず残る。ナチスの悪行が歴史に残ったように、イスラエルの悪行もいずれ歴史が裁くだろう。日本はパレスチナ人を多く受け入れて、歴史から高く評価される道を選ぶべきだ。
 
それにしても、トランプはイスラエルやロシアに優しい施策をする。ディープステートとかいって陰謀論を標榜するトランプだが、実際にやっているのはイスラエルやロシアに加担するようなことばかりじゃないか。トランプこそイスラエルやロシアから個人的な利益を得ているんじゃないのか?トランプこそ米国を売り渡す悪党じゃないのか?
 
日本の衰退が目に見えて酷くなっている。もはやかつての繁栄を取り戻すことなど不可能だと多くの人たちに分かりつつある。少しでも日本を良くするためにできることは何かを考えなくてはいけない。 少子化は止められないのだから、移民を増やして労働人口を増やすべきだろう。移民を増やせば社会や企業は変わらなければならない。日本は質的な変化を迫れられている。しかし、変わらなければ、日本の衰退は一層増すばかりだ。だから変わることだ。以前から言っているように、日本はもっと知識やデータを残して、後世に技術や経験を継承してゆくことだと思う。細々とでもいいから、まずは残すこと。ヒトからヒトへ。たとえ過去の遺物とされるものでも、細々とでいいから、ヒトからヒトへ継承して残していくことだと思う。もう儲からないからとって過去の経験や技術をゼロになるまで捨ててしまわないこと。細々とでいいから残すことだ。そして、未来へ投資すること。もはや投資できる余力も僅かになりつつあるが、それでも未来のために、教育や技術開発に投資すべきだ。役に立たないからといって知識を捨て去ってはいけない。知は力なり。細々とでもいいから、知を残していくべきだ。
 
 
2月10日(月)
キャンセルしても同等の効果を選挙で得ているのだから、これが通用するなら、みんな真似するんじゃないかなあ。「落選したからいいじゃん」 と言い訳するかもしれないけど、落選したから許されるというのもどうかなあ。
 
GDP600兆円らしいから2倍超の債務かあ。しかし、GDPもいつの間に600兆円を超えたのかしら?とにかく感覚が麻痺しそう。しかし、アキレスと亀と同じで、いつかは亀はアキレスに追い抜かれるのだから、このまま債務が増えれば財政が破綻する日が来る。
 
2月13日(木)
トランプ政権の愚行とそれに対処する科学者たち
 
今週もトランプ政権の滅茶苦茶ぶりが発揮された一週間だった。結局、トランプは親イスラエル、親ロシアで、ガザからパレスチナ人を一掃するのを支援し、ウクライナ戦争でロシアが有利になるように手助けしている。また、米国内では政府職員から反トランプ派を一掃しようとしているし、政府機関も税金のムダ遣いを減らすという建前でどんどん閉鎖している。いや、多様性政策の所為にもしている。 要はトランプ支持者が性的マイノリティや非白人を嫌っているのでそのご機嫌取りのために彼らを排除する政策を施行している。さらに、やはり貧しいトランプ支持者のご機嫌を取るために公務員(政府職員)を減らそうとしている。貧しい考えの持ち主たちの溜飲を下げるために必要なはずの政府機関や政府職員を減らすという愚行をしている。対外的には関税をかけると脅して見返りに米国への投資を要求したり、領土拡張という噴飯ものの主張をしている。こんなことをしていたら、米国は弱体化するし、米国の知的水準が低下していく。日本の安倍政権も酷かったが、米国のトランプ政権も負けず劣らず酷いものだ。もしかすると、これは知識社会に移行するときに起きる現象かもしれない。中間層が目減りして、少数の富裕層と多数の貧困層に分裂したとき、貧困層の鬱積したネガティブ感情が国の政策を愚かな方向に導いてしまう、という現象かもしれない。そして、陰で得をするのは富裕層ということに気づかない貧困層の愚民たち。後戻りなどできないのに、かつて繁栄したあの頃に後戻りしたいという愚かさ。さて、米国が弱体化している隙に、どこか他にチャンスは無いだろうか?中国は習近平の独裁政治で鬱屈している。ロシアは戦争で疲弊している。欧州も知識社会化で苦しんでいる。どこかに新天地は開けないものだろうか?
 
2月19日(水)
使用許諾で問題があったらしい。
  
無茶苦茶なトランプ。親ロシアなトランプ。おそらく、トランプはロシアから賄賂をもらっているんだと思う。ロシアは国の政策としてトランプを買収しているのだと思う。「他国から買収される米国大統領」としてトランプは歴史に名を刻むのだろう。


2月20日(木)
フィクションと違ってドキュメンタリーの難しさ。許諾をとるなどバックの仕事は軽視されがちなのかもしれないが、とても大事だと知らされた。手間もコストもかかるわけだし。
 
これはけっこう凄いことじゃなかろうか。
 
2月21日(金)
 Netflixの『ドント・ルック・アップ』を思い出す。
 
今週もトランプの無茶苦茶ぶりが発揮された一週間だった。繰り返すが、トランプは国外的には親イスラエル・親ロシアだ。おそらく、彼らから買収されているのだと思う。一方、国内的には反多様性だ。人種差別主義(白人至上主義)であり、女性差別・性的マイノリティ差別(男性優位主義)だ。 それらを支持しているのが米国のネトウヨたちだ。一方、イーロン・マスクは自分の利益になるように政府に介入している。建前はムダの削減を言いつつ、実際は自分やトランプに都合の悪い機関や人物を潰している。こんなあからさまな不正義が米国でいつまでもまかり通るだろうか?『1984』のような全体主義国家になるか、独裁者は暗殺されるかするんじゃなかろうか?そして、こんな不合理を続けていれば米国は弱体化するのではなかろうか?
 
 欧州も保守とリベラルで揺れているが、焦点は移民政策だと思う。移民政策の難しさは国によって得をする人・損をする人があって対応が異なることだと思う。しかも短期と長期でも異なってくると思う。結局は人材育成にかかってくるんじゃないかと思う。グローバル化されたフラットな世界での競争。人材こそ重要になるのでは。そして、教育・育成が大事になる。
 
今の世界は多様性に戸惑っているのだと思う。保守派は多様性に対するバックラッシュだ。しかし、いずれ人々は多様性にも慣れてくるはずだ。多様性を自然と受け入れる時代がいずれはやってくる。今は多様性に慣れるための学習期間だ。
 
日本については、もう凋落するしかないと思う。日本人は変われない。個人が変わるしかない。しかし、個人が変わっても日本の組織では活かされない。個人は異人になるしかないが、ただし、単なる異人だけではダメで、異人が生きられるフィールドを選ばなければならない。
 
2月23日(日)
トランプは地球を破滅させる気かと怒りをおぼえる。
 
GoogleとMetaは撤回、AppleとMicrosoftは擁護。Googleの撤回は本当に残念に思う。
 
2月24日(月)
本当に残念な結果だ。AfDが躍進するなんてドイツまでもが極右化してしまうのか。
 
2月25日(火)
トランプは明確に親ロシアだなあ。呆れる。
 
2月27日(木)
もう95歳だったんだなあ。Netflixで『ニューオーリンズ・トライアル』の放送が始まったので再度見ようかと思う。米国の銃問題を取り上げた法廷映画でとても重要だと思う。

欧州の極右状況について知ることができて大変勉強になった。それにしても、イーロン・マスクの酷さに呆れる。
 
2月28日(金)
この時期にこういうことをするのは本当に愚かだと思う。
 
地球温暖化だから電気自動車を優遇して進めていたのに、イーロン・マスクが地球温暖化対策に反する政策をするトランプ政権に加担するのは自己矛盾している。そんなテスラの電気自動車など誰が買うというのか。
 
親ロシアのトランプだから当然こうなる。一方、ロシアと戦って戦死者を出しているウクライナとしてはトランプの発言は看過できない。 元々、この会談は穏便に進まないものだった。この結果は必然だ。トランプにしてみれば、これも取引のためのパフォーマンスだろう。それにしても、長い間かけて築いてきた米国の信用に傷がついた。トランプには大義も建前もない。単に米国の利益しかない。危険な国になった。

トランプの米国についての見解を知ることができて参考になった。また、日本の現状認識についての見解も知ることができて参考になった。知識社会化による中間層の目減りとその貧困化が諸問題の根底にあるのだと思う。

まとめ
今月もトランプの酷さが際立った一ヶ月だった。政府職員を次々と解雇する。多様性政策も破壊する。要は気候変動やLGBTQ+への反動だ。あるいはUSAIDも切る。それはバイデンの進めたウクライナ支援を切るし、海外援助も切ることを意味する。こんなことをしてもネトウヨの溜飲を下げるだけで米国の国益にはならない。 ゼレンスキーやマクロンがトランプにNoを突きつけたのは正しい。一方、GoogleやAmazonなどの大企業がトランプに擦り寄るのは情けないと思う。見せかけだけならまだ良いのだが。ともかく、ウクライナは米国の支援が無ければ、戦争をそう長くは継続できまい。ロシアも疲弊しているから勝利をもぎとる形で戦争を終わらせたいだろう。どちらも苦い結末になるかもしれない。そこで失われた兵士の生命は一体何だったのかと、皆、復讐を誓って悔し涙を流すだろう。一方、ガザも危険だ。大惨事にならなければいいが。日本がパレスチナ人を引き取ってやればいいのにと思う。さて、中国は当面は習近平の独裁が続くのだろう。経済成長しているときは良いが、国民の不満が高まれば独裁への不満を抑えられなくなるかもしれない。不満をかわすためには敵を必要とするかもしれない。しかし、当面は経済成長が鈍くなっても続くのではなかろうか。日本はそういった中国の息苦しさから逃れるための避暑地になるかもしれない。中国人の別荘として日本は有効かもしれない。アジアのもう一つの大国インドは今後どうなるかだが、中国と覇権を争えるほど成長してくれれば良いと思う。

日本はどうか。維新の議員は本来政治家になるべき人たちではないと思う。維新は犯罪者が多いように社会のはみ出し者が多い。実社会ではやっていけないから、賭け的に維新に入ったような人たちだと思う。それが橋下徹らの勢いで議員になってしまった。ところが、元々、政治家としての資質に欠けていたのですぐに馬脚をあらわしたというのが顛末だと思う。ひと昔前なら、維新の政治家は常識のない非常識な連中として、当選するはずが無かった。ところが、「なんかムチャなことを言ってて面白い」という感覚で有権者が維新に投票して当選してしまった。そのような感覚を培ったのは日本のお笑い番組の所為だと思う。なんでもお笑い的に考えてしまう、ふざけた性向がこのような悲喜劇を招いた。昔の日本人はもっと真面目だった。ところが、今の日本人はSNSでふざけたバカ笑いを良しとする軽薄なメンタリティが普通になってしまった。日本は資源の無い国で技術立国しかないはずだったが、その元になる人間がこのテイタラクになってしまった。日本は人間の質が低下した。そうなれば、日本は凋落するしかない。日本の凋落は当然の結果だ。
 
ちなみに社会主義が低迷を打開できるかというとそれは無理だと思う。官僚という特権階級を生むだけで経済が非効率になり今よりも経済的には貧しくなるだろう。かつてのソ連や中国を思い出せばいい。平等を目指した結果、国全体としてのGDPは下がり、平均は今よりも低くなると思う。一部特権階級を除いて、全員が、皆、今よりも貧しくなる。しかも個人の自由がかなり制限されて失われる。それならば、今の経済体制の方がまだ個人の努力が報われる可能性はあると思う。もっとも、それとても福祉があるからだ。過去に社会主義に対抗して福祉が充実した経過があるからだ。しかし、貧困から抜け出せないほど格差が広がれば、人々の不満は抑えられなくなる。そのときは新たな革命思想や革命宗教が登場するかもしれない。
 
ともかく、今の日本人は自分で自分を磨くしかない。仲間を作れれば作ればいい。知識社会では政策で国全体を底上げしようとしても無理がある。あとは個々人が努力するしかない。