9月3日(火)
雨宮処凛さんによる石丸支持などの分析が大変参考になった。やはり、現場を知っている人の言葉は良い。
9月4日(水)
クルド人差別の話で大変参考になった。雨宮処凛さんの新著を貼っておこう。
9月5日(木)
小池百合子が追悼文を送らなかったことがかえってヤブヘビになったという話はナルホドと思った。けれど、朝鮮人虐殺がここまで注目されるようになったのは、起点はNoHateTVであり、安田浩一さんの地道なレポートであったと思う。野間・安田両氏の尽力が大きく影響したと思う。もちろん、それまでの市井の人々が記録を残したことが基礎にあるが。
9月6日(金)
ガソリン車に代わる電気自動車の開発はなかなか難しいらしい。さらなる技術革新が必要なのかもしれない。
今週の記憶に残っているニュースは自民党総裁選と立憲民主党代表選の話かなあ。公明党も代表選をやるらしいというニュースをチラッと聞いたが、池田大作亡き後の公明党がどのように変貌していくかも興味がある。公明党が統一教会の手法を真似て政界に秘書やボランティアを送れば、かなり食い込んでいけると思うのだが、さすがにそれは難しいのかもしれない。それに公明党は既に選挙でかなりの強さを持っている。
自民党は誰が総裁になっても自民党のままなんだろう。ただ、自民党も以前とは随分様変わりしてきたと思う。以前は政治家を志す人々が自民党に集まる傾向があったが、今は二世議員のような世襲政治家ばかりがメインになってきたと思う。それ以外は維新と同じで政策が無く、実力や中身の無い野心家ばかりになってきたと思う。
一方、立憲民主党はというと、党内でのリベラルと保守との争いといった感じ。そして、保守の方が多勢なんだろう。立憲内のリベラルは劣勢なんだと思う。ネットで立憲を応援している人はリベラル派なんだけど、立憲民主党の内部の実態は保守派が優勢という矛盾がある。以前から言っているように、立憲民主党は早く分裂して、リベラルを看板に掲げて、弱小勢力であったとしてもリベラル政党として旗揚げした方が良いと思う。政権交代したいがために保守派も取り込めという意見があるが、第二自民党になろうとして民主党はずっと失敗してきた歴史がある。いい加減に第二自民党になるという夢は諦めて、リベラル政党として立ち上げるべきだと思う。維新の失敗を見ても分かるように第二自民党の改革政策は失敗に終わる可能性が高い。まだ、維新よりは自民党の方が政策としては上手なんだろう。逆にリベラルはまだ伸びしろがある。第二自民党予備軍は乱立する保守政党群の中で合体と分裂を繰り返すだろう。あの連中は、皆、自分勝手で、かつ、損得勘定で動く連中だ。まとまるのは至難だし、まとまっても持続するのは難しい。そして、政策の手腕はお粗末だ。だから、彼奴らはずっと第二自民党予備軍に終わる。一方、リベラルは世界の趨勢を見ても、日本ではまだ伸びしろがある。ただし、まだまだ足腰が弱い。もっと地方自治体レベルから政治家を育成していくべきだ。いや、今回の兵庫県知事の問題を見ても、地方自治体の真っ当な人材を取り込んでいくべきだと思う。リベラルはまだまだ人材を育成していく時間が必要だ。
9月12日(木)
今回の特集は帝国議会の議事録を読むことで関東大震災の朝鮮人虐殺に関する認識を確認し、現代と比較する回だった。勉強になった。ただ、バカニュースが無いのが残念だった。
9月14日(土)
大沢真理先生の話は数値に基づいた話でいつも大変勉強になる。
先週の雨宮処凛さんの話がとても面白かったので、デモクラシータイムスの少し前の動画も拾って見てみたら、面白かった。
今週は米国大統領選のテレビ討論会があったらしい。残念ながら見れてない。下馬評ではハリス氏が優位らしい。しかし、差はわずかで決定的なものではないようだ。おそらく、最後までギリギリの攻防が続くんだろう。
自民党の総裁選も立憲民主党の代表選もだんだん興味が失せてきている。元々、自民党の総裁選は興味があまり無かったし、立憲民主党の代表選もリベラル色が弱くて保守色の方が強いのでこちらも興味が持てなかった。それどころか、立憲が維新と手を組もうとしているらしいので幻滅している。私は自民党は嫌いだが、維新はもっと嫌いだ。仮に維新が連立政権に加わるくらいなら、立憲が政権など取らない方が良いと思っている。 なので、維新と手を組むなら、立憲を支持する気は無い。
日本は経済がダメになって政治もダメになっている。そして、人材もダメになっているのだろう。日本は独特の文化を持っているが、明治以前の日本は他国と比べて欠けているものも多かった。例えば科学も国民主権も日本からは生まれでなかった。日本はこのままでは再び明治以前に戻っていくように思う。日本は問題を解決せずに先送りばかりしてきたために、問題が山積みになってにっちもさっちも行かなくなった。何事もフロー重視でストックを軽視する傾向が強い。目先ばかりで過去を忘却する。いろいろな意味で日本は衰退する。この流れは止められない。
9月19日(木)
9月20日(金)
犯人はほぼイスラエルに間違いなかろう。それにしても、イスラエルのやることはムチャクチャだ。これを西側諸国が非難しないのはあまりにも酷い。
9月21日(土)
今週も忙しくてニュースをチェックするどころではなかった。ただ、立憲民主党に対する信頼がどんどん落ちていく。リベラルはもはや共産党支持で良いのではないかと思う。立憲の多くの議員は第二の自民党になりたいだけだ。しかも維新なんぞと手を組もうとしている。原発にも反対と言わなくなった。そんな輩に国政を任せるくらいなら落とした方が良いと思う。自民党は自民党で統一教会と関係が切れないようだし、昔のような厚み・深みが無くなってきたように思う。結局、社会の基盤としての機能がどんどん崩壊しているからだろう。日本の政治・経済・社会が軒並み劣化しつつある。もうどうしようもないのだろう・・・。
9月22日(日)
経産省は何を考えているのか?ただちに改めるべきだろう。
『八重の桜』は私が大河ドラマで最も好きな作品。綾瀬はるかさんは今年も会津まつりに参加とのこと。もう11年目になるのかなあ。凄いなあ。
9月25日(水)
立憲民主党に対する升味佐江子さんの評が正しいと思う。「立憲民主党の終わりのはじまり」。まさにその通りだと思う。リベラル派は立憲民主党支持を辞めて、共産党支持に変わるべきだと思う。
9月26日(木)
長かった。本当に酷い話。
私はイスラエル大使館の前でどうげんぼうずの近廣さんが抗議の声を上げているのを見ると、つい涙ぐんでしまう。そして、このひとは偉いなあとつくづく思う。イスラエルがガザで行っている虐殺を見て、遺体、特に子どもたちの遺体を見て本当に酷いと胸が苦しくなるし、声を上げなければと思うのだが、実際にはできてない。だから、どうげんぼうずさんがたった一人でイスラエル大使館の前で抗議を声を上げているのを見て、本当によくやってくれたと思うのだ。本当に偉い!!!
9月27日(金)
私の好きな歴史ドラマ『ダウントン・アビー』でヴァイオレットお祖母様を演じたマギー・スミスさんが亡くなったとのこと。映画板でも大往生を遂げて幕を閉じていたのだが。合掌。
私はまったく石破氏が勝てるとは思っていなかったので大変驚いた。決選投票で反清和会が結集して勝利したということだろうか。 第1回投票で党員票で高市がトップだったことにも驚いた。自民党のネトウヨ化が進行しているとしか思えない。それにしても、我が世の春を謳歌していた安倍派がここまで凋落するとはなあ。山上徹也の銃弾が歴史を変えたということだろうか。テロによって歴史は変わらないと思いたいところだが、こうなると山上が歴史を動かしたと言わざるを得ないかもしれない。もちろん、自民党の裏金問題を暴いた赤旗や上脇教授の力も大きかったが・・・。
9月28日(土)
イスラエルは何を考えているのか?いつまでも自分たちの優位が続くと思っているのだろうか?その優位が崩れたとき、しっぺ返しを食らう羽目になるのだが、そのことに気づかないのだろうか?
まとめ
今月のトピックは立憲民主党の代表選、自民党の総裁選、兵庫県の斎藤知事問題が大きな話題だった。
斎藤知事については早く消えてほしいと思うばかりだ。ただ、逆に斎藤知事を支持する人たちが少し出てきたらしいという話も聞く。相変わらず日本人は物事の本質が分からず、感情や気分で判断が左右されてしまうらしい。5.15事件のときも途中で犯人たちに同情しだすひとが出たらしいが、それと少し似ている。
立憲民主党については、第二自民党への道を歩みはじめたと思う。かつて小池百合子の希望の党へ向かったのと同じ道だ。今までリベラルとして立憲民主党を支持してきたのがアホらしくなった。なので、リベラル派はもはや共産党を支持するしかなくなった。共産党もいろいろと問題があるが、共産党以外は保守政党ばかりになってしまったのだから、仕方ない。
自民党の新総裁に石破茂がなった。ビデオニュースで今まで石破茂の主張は見てきているので大筋では彼の考えは分かるような気がする。日米地位協定について言及していたのも良かった。とはいえ、彼はタカ派で保守だ。しかし、清和会の政治家と違って、政策に理路がある。さて、どうなるものやら。安倍政権時代にあれだけ干されたのだから、石破の基盤は弱い。それでどれだけ政権を運営していけるか。今はお手並み拝見といったところだろう。
いずれにしても、日本のリベラルはかなり後退してしまった。とにかく、今は地道にリベラルの仲間を増やしていくしかない。