2023年9月30日土曜日

NEWS2023.09


9月4日(月)
はてさて、自民党が統一教会と手を切れるだろうか?最後まで見届けないと安心できない。

9月6日(水)
朝鮮人虐殺について大変勉強になった。

9月9日(土)
米国の最高裁がモラルが無かったことに驚いた。また、トランプ人気にも驚く。

9月11日(月)
私が大好きだった漫画『コブラ』の作者寺沢武一さんが亡くなった。合掌。少年だった頃、何気なく隣家の部屋に転がっていた週刊少年ジャンプを開いてみたら、そこに『コブラ』が掲載されていた。カルチャーショックだった!女性キャラクターのなんともセクシーな魅力に圧倒された!性に目覚めるキッカケになったし、その後、月刊『PLAYBOY』を愛読するキッカケにもなった。Tバックのヒップが最高にセクシーだった。また、サイコガンも最高にカッコよかったし、SF設定やアメリカンなジョークも個人的にはとても好きだった。タートル号やクリスタルボーイなどデザインもカッコよかった。『コブラ』に出会えて幸福だった。

話は脱線するが、セクシーなものでは、ヘルムート・ニュートンの写真や空山基のイラストが好きだった。タモリ倶楽部の「今週の五つ星り」コーナーが好きで、お尻評論家の山田五郎さんの著書『百万人のお尻学』ではモヤモヤと謎だったものが解明されて大変勉強になった。洋尻の魅力を最初に私に教えてくれたのが『コブラ』だった。感謝。

9月12日(火)
大事なのは私たちが暮らす社会には障害者たちもちゃんと存在することを認識することだと思う。インクルーシブ教育で大事なことは健常者側の意識が変わることだと思う。Netflixの英国のドラマで細い橋で立ち往生していた車椅子の青年を数人の健常者たちが担いで渡るシーンがあって、それが当たり前という意識でやっているのが見て取れた。日本にはそういう意識がない。そもそも障害者と健常者が触れ合う機会が少ないのが原因だと思う。それは教育の段階で分離されているからだ。アニメ『サウスパーク』を見ていると同じ学校に障害者も健常者も通っている。そういう普段から触れ合う機会が大事なんだと思う。健常者と障害者の接触は異文化接触でちょっとした緊張があると思うし、それは解消されないものかもしれないし、それで良いのかもしれない。多様な人たちが暮らす社会であり、異文化を完全に理解できると思うのは傲慢や誤解の元になるかもしれないからだ。多様性、ダイバーシティというのはキレイごとではなくて、大変な面がとても多いもので、いろいろと悩まされることが多いかもしれない。(実際、多人種の米国社会を見てみれば分かる。)でも、方向としては間違ってないと思う。私たちは多様性に向かって踏み出すべきだと思う。

中国vs米国という図式に、さらに中国vsインドというの本格的に加わってきた。巨龍・中国に対して、米国とインドがタッグを組んで闘おうというわけだ。中国の覇権を阻むためにインドを対抗馬として支援するというのが米国の戦略だろう。おそらく、欧州も対中国を考えてずる賢く立ち回ると思う。ちなみにロシアの国力の低下は今後50年くらいは免れないのではなかろうか。もちろん、中国やその他各国はそれにつけこもうとするかもしれないが、当のロシアはそう簡単にはいかないだろう。ロシアは一筋縄ではいかないだろう。一方、日本はどうか?日本に戦略は無く、目先のことで右往左往するだろうから、カオスになっていくに違いない。外交的には日本はポストモダンなカオスになると思う。まあ、日本にはそれが相応しい。

「ドリル優子」と呼ばれて揶揄されているらしいが、そもそも彼女は政治資金規正法違反どころではなくて、公職選挙法違反の買収をやっている可能性が高い。もしそれで有罪だったら議員で無くなるだけでなく、被選挙権も失うところだった。政治家の資格を失うところだったのだ。ところが、買収された有権者もダンマリを通したのだろう。そして、司法もそれにならった。お金を辻褄が合わなくなって、金庫番をやっている秘書は政治資金パーティを開いたが集まったお金が少額だったので、恥ずかしくて帳簿には多く記載してしまったなどという有り得ないトンデモ話をでっち上げたのだが、検察も裁判官もそれを通したのだ!よくもそんなトンデモ話を通したものだと呆れ返る!政治だけでなく司法もいかに腐敗しているかが分かる事例だった。彼女を守るためにこれだけ酷い汚点を日本の政治史・司法史に残しているのだ。それなのに、彼女は涙目で被害者面の会見って正気を疑ってしまう。恥知らずどころか、どういったモラルなのかと思う。日本の政治史にこれだけの汚点を残す犯罪をしておきながら、被害者面とはどういった思考回路なのかと思う。昭和時代なら要職に就くことなく、一生、役職のない平議員として、二度と浮き上がってこないはずだった。いかに日本の政治にモラルが無くなったかが分かる人事だった。

9月13日(水)
島袋和幸さんの言葉「放棄していると思うじゃなくて放棄してます!」という熱い言葉が印象的だった。他にも「通底としては差別があった」、「二等国民」、「日本人はけじめをつけない」「知らんぷり、ほっかむりしている」という言葉がとても印象的だったし、なにより問題の核心を突いていると思う。日本人は問題を抱えていると思う。虐殺があった過去の日本人だけでなくて、現代を生きている日本人も同じ問題を抱えていると思う。端的には人権感覚の欠如なんだが、日本人の根本にもっと根深くその問題(病根)が根を張っていると思う。かなり複雑で複合的な病根が日本人の精神にはあると思う。永井豪の漫画『デビルマン』で群衆が悪魔狩りを行う場面があるが、日本人にはああいったメンタルが一皮剥けば脈々と息づいていると思う。非常に野蛮で原始的な感覚として残っていると思う。

今回の特集では、関東大震災では朝鮮人虐殺だけでなく、中国人虐殺もあり、その理由も分かって大変勉強になる回だった。ただ、バカニュースが無くてちょっと寂しかった。安田さんの怒りのコメントも少なくてちょっと寂しかった。

9月14日(木)
ハリケーンでこれほどの被害が出るとは・・・。

9月16日(土)
瓦礫が凄いことになっている。

9月19日(火)
船橋利実、小森卓郎の二人の政務官が過去において統一教会と関係があったとのこと。現在は関係を断っているらしい。統一教会は自民党に深く浸透しているんだなあとしみじみ思う。

80万人を切って久しい。少子化は止まらないものと考えるべきなんだろうなあ。私自身は少子化そのものはかまわないと思っている。ただ、出産や育児の福祉は充実させるべきだとは思う。産みたいのに産めないのは問題だと思うからだ。

9月20日(水)
最悪ヘイト王の杉田水脈議員がアイヌ差別で札幌法務局から差別認定された。公的機関から差別を認定されるなど珍しいのだが、それだけ杉田水脈議員の差別発言が酷いものだったということだ。杉田水脈議員に投票した有権者は恥じてもらいたいし、比例代表に公認した自民党も恥じてもらいたい。

「銀座天一」という天ぷら屋が韓国人のお客に漂白剤入りの水を提供したというニュースに驚いた。漂白剤って次亜塩素酸ナトリウムで手で触るとヌルヌルと皮膚を溶かすやつではなかろうか。お客は入院したらしいが、それはそうで、かなり危険な行為だ。これはわさびテロどころではないと思う。飲んだ人が丈夫で健康な人ではなくて病弱な人だったら死に至るかもしれないと思う。過失ではなくて故意だったら刑事事件になると思う。これはちゃんと捜査した方が良いと思う。今回の特集は関東大震災関連の資料の話で、驚くのは市井の人びとの努力によって歴史の真実が詳らかになっているということだ。もちろん、日本政府や加害者が事実を隠そうとするから真実が埋もれてしまったままだったからだが。ただ、日本人の隠蔽体質はずっと変わらないのだろうなとも思う。自分たちに都合の悪いことは隠して無かったことにする。これが日本人の習性だと思う。日本人は歴史に学ばないし、公文書などの記録も残さない、そういう民族なんだと思う。もちろん、それに抗う市井の人びとが少数ではあるが存在するとは思う。しかし、日本政府はアカデミズムにも圧力をかけて自分たちの都合の悪い歴史は残さないし書き換えていくと思う。結局、極端な話、民間のネットワークだけが真実を伝える歴史を残していくと思う。心ある日本人は日本国からの脱出を考えた方が良いように思う。そして、外部に足場を築く方が良いと思う。日系として生きる方が良いように思う。日本人は意識的に歴史に学ばない民族だ。だから、日本人は悪い意味で変わらない。関東大震災で朝鮮人を虐殺した頃と変わらない。日本人の心性の底流にはあの頃と同じ野蛮さが残っている。その証拠に外国人の客に漂白剤を飲ませたりする飲食店がいまだにあるわけだ。ある程度、日本人というものを見限った方が良いと思う。日本人を内側から変えようとしてもムダな努力になる可能性が高い。それよりは日本の外部にネットワークを形成する方が余程意味があると思う。

9月21日(木)
スタジオジブリがひとつの区切りをむかえた。ジブリは日本のディズニーのようになって欲しかったが残念だ。まあ、ピクサーやルーカスフィルムも独立を維持できなかったから仕方ないかもしれない。ガラポンした方が新しい芽が芽吹くかもしれないし。

9月22日(金)
NFTはよく分からなかったが、どうも終わってしまったようだ。

ところで、ふと思ったのだが、日本の核戦略って日本独自路線を歩んでいると考えてよいのだろうか。まず、日本は被爆国で核兵器に反対の立場をとっている。根本に非核三原則がある。なので日本は核武装はできない。もちろん、核武装を主張する者はいるが、そのためには超えなければならないハードルが幾つもある。実現するのは困難だ。そこで対核戦略となる。で、通常、対核戦略というのは核ミサイル攻撃を受けた場合、避けられないというのが基本的な考えだと思う。核ミサイルを迎撃するのが困難だ。さらに多弾頭ミサイルになればさらに難しくなる。そこで地下に核シェルターを作るのが通常の対核戦略になる。核保有国の場合は核による報復をもって抑止力としての対核戦略となるとは思うが、核を保有していない国の場合(もちろん核を保有している国でも)はやはり核シェルターを作るのが基本方針だと思う。ところが、日本の場合は一般市民が退避する地下核シェルターなるものは存在しないと思う。かわりに迎撃ミサイルをたくさん購入している。ただし、核ミサイルを撃墜できるだけの能力は保有していないと思う。また、北朝鮮がミサイルを発射すればスマホにアラートが送信されるシステムがあるらしいが、それにはどこに逃げたら良いかは示されているのだろうか?地下核シェルターが無いのならばどこに逃げるのだろうか?核ミサイルの着弾地点から遠くに逃げろという意味だろうか?それならば着弾予想地点もアラートには示されているのだろうか?しかし、着弾地点から遠くに逃げるにしてもそんな時間的余裕があるのだろうか?そう考えるとアラートにどれだけの意味があるのだろうか?私自身はアラートのアプリをインストールしていないのでよく分からない。ともかく、日本はどういう経緯でかは分からないが(軍事の専門家が決めたのか、政治家が決めたのか、どういった理由で決めたのか、よく分からないが、とにかく)、核ミサイル攻撃を受けた場合の対核戦略というのを日本は独自路線で進めていると思う。とても科学的に、あるいは軍事的な意味で専門的に決めたとは思えないのだが、国民は特に気にしていないように思う。国防、安全保障に多額のお金を使っているのだが、多くの日本人は気にしていないと思う。遠藤誉さんの著書の中で、中国人が日本人について「戦略が無い」と語っていたが、まったくその通りだと思う。日本人には戦略が無い。長期的な観点で物事を考えることができない。実際、長期的な観点で物事を考えようとすると過去の記録、歴史が必要なんだが、その歴史もしっかりと残されていない。政治家同士が先輩から後輩へと、口頭で人から人へと過去の経緯を伝えている程度に過ぎない。昔、犬追い曲線というのを読んだことがあったけど、日本人の行動もこれに似ている。目先のことだけを追って現在の行動を決めている。日本人の民族性というのはなかなか面白い(笑)。

9月27日(水)
関東大震災虐殺否定がいかにデマであるかを解説した回だった。戦前の読売新聞の解説が大変興味深かった。