2026年8月29日土曜日

今月読んだ本2026.08


『ナポレオンの戦争』 (松村劭)
 ナポレオンが戦った戦争を時系列に追った本。ナポレオンが得意とした戦法などがなんとなく分かるようになっている。また、実際の戦争では予想外のことが起こり、臨機応変に対応しなくては勝てないことも分かった。ナポレオンは戦争の天才であることが伊達ではないことが分かった。
  
 
『原始仏教』(清水俊史)
「仏教とは何か」という問いが本書を貫いていると著者が言っている通り、釈尊の説いた仏教が何かがよく分かる話になっている。「悟りとは何か」が非常に明解に書かれている。実際、釈尊が説いた悟りはこのようなものだったのだろうと思う。また、上座部仏教の考える悟りもこれと同じだと思う。そういう意味では上座部仏教は仏教の正統だと思う。ただ、私自身は原始仏教に魅力を感じない。仏教が大乗仏教や密教に分裂していったのは原始仏教に納得できない人たちがいたからだと思う。ちゃぶ台返しになるが、無我が良くないと思う。ただ、「輪廻からの解脱」という大きな枠組みは良いと思うので、ヨガやチベット密教など自分に合ったものを選べばいいと思う。「釈尊の教えだから絶対に正しい」というわけではないと私は思う。
 
 
『下着の文化史』(青木英夫)
前半に西洋の下着の歴史、後半に日本の下着の歴史が描かれている。ひと通り読んではみたものの、正直、理解できたかどうか覚束ない。下着の写真やイラストがもっとあれば理解しやすかったと思う。下着の名称と文章の説明だけでは正直イメージしにくかった。