2020年9月30日水曜日

NEWS2020.09

 
9月7日(月)
恐ろしいでござる。同時に4ケタの暗証番号って時代遅れだったのだなあ。

9月8日(火)
以前から指摘されてきたことで、いまさら驚きはしない。

9月13日(日)
カッコイイ!

ソフトバンクにはガッカリした。借り物とはいえ、日本がCPUの企業を持つ夢はこれで終わった。

9月17日(木)
とても残念。超大国中国の力の前に正義が捻じ曲げられてしまう。

9月19日(土)
残念。合掌。


8月半ばから9月半ばまでの1ヶ月間は暑さで仕事をするのがやっとだった。仕事、寝る、仕事、寝るの繰り返しだった。なので、ニュースのチェックもなかなか十分にはできなかった。安倍首相辞任関連のニュースが盛りだくさんだったのだが、正直、通り過ぎていった感が強く、じっくり考える余裕が無かった。ただし、日本の課題は財政問題であり、日本の経済大国復活の夢はもはや絵空事であり、個人の能力を伸ばせる教育環境作りが大事だと思っている。ところが、多くの人は財政問題をまるで忘れてしまっている。経済に対しては景気回復の名のもとバラマキしか考えていない。コロナですったもんだしていてジワジワと足元が掘り崩されていることに気付いていない。安倍政権のメディア戦略が効果を発揮して国民は、政治的には、皆、B層になってしまった。格差が拡がり、多くの国民が貧乏になった。ただ、それでも日本国民は政治に不満を抱かず、自己責任の名のもとに自ら命を絶ったりしてゆく。日本国民はこういうライフスタイルや世界観を気に入っている。おそらく、この傾向は今後も続くだろう。財政破綻したときに自分たちのやり方がダメだったと思い知らされるが、そのときはもはや手遅れで、財政破綻後は何もかもがさらに悪くなると思う。日本は収縮したり、形を崩したり、一部消滅したりすると思う。そのときは百年、二百年先のために地道に歩を進めるしかなくなる・・・。日本モデルが淘汰されるのは悪いことではないのかもしれない。それは自然の摂理だから。

9月20日(日)
違うんじゃないかなあ・・・。

9月21日(月)
一応、貼っておこう。

9月23日(水)
チベットは破壊されてしまうんだろう・・・。嗚呼。

9月24日(木)
着々と中国による支配を進めている・・・。

9月25日(金)
少なからずショックを受ける内容だった。安倍政権に功など有るのかと思っていたが、評価できる部分もあるという内容には驚いた・・・。

9月26日(土)
やはりなあ・・・。

9月27日(日)
立憲民主党の新しい綱領に少し希望を持てた。私がブログで言ってた内容に似ているからだ。

新民主党は新自由主義と決別できたことが重要
人権、個人、分散型社会など私がブログで言っていたことと似ている・・・。FDRのニューディールに似ていると思う。ただし、違いもあって、大きな政府ではなく、NPOなどの独立した個別の組織で行うみたいなイメージだろうか。ネットワーク型組織群の形成というか。これまた私のイメージに似ている。ただ、「市場に介入ではなく、市場をデザインする」というのは尤もではあるんだけど、それができなかったのがこれまでで、むしろ既得権益層に有利なように市場をデザインしてきたのがこれまでだから、既得権益層の利益に反して政治的にこれにどうやって手がつけられるかが課題だとは思う。

端的にいうと、日本の産業がダメになって日本は貧しくなった。途端に社会も貧しくなった。社会を再生するには分散型・ネットワーク型で問題解決するしかない、といった感じか。経済成長で経済的豊かさを目指す必要もあるが、全体的に見れば、経済成長できるのは優秀な一握りの一部の人たちだけなので、優秀ではない多くの一般の人たちをどうやって救済するかという課題の方が大きい。そのためには経済成長ではなくて、社会を補完するための対策が要るという感じか。となると、やはり、英国が先行モデルという気がする。ただし、英国はなんだかんだと足腰が強いと思う。それに比べると日本は足場は板一枚で下は奈落という気がする。そもそも日本には財政問題がある。一挙に地獄に真っ逆さまという危険がある。とはいえ、解決策としては、この道が最も無難でベターだと思う。

YouTubeでジャーナリスティックなメディアが増えているのに気づいた。ポリタスTVとか、Choose Life Projectとか、あと、以前からあるけど、ワラしがみとか、デモクラシータイムズとか。ジャーナリズムではないけど郷原信郎の「日本の権力を斬る!」もなかなか興味深い。他にもあるかもしれないけれど、一応、メモ的に貼っておこう。荻上チキのSession22に負けないようにどんどん発展していってくれたらいいなあ。そして、大手メディアが軽減税率と停波というアメとムチで政府に屈してしまったが、権力の監視に頑張ってもらいたい。

9月28日(月)
これ以上、大きな戦闘に発展しなければいいが・・・。亡くなった人たちの家族は憤りを感じているだろうけれど。

9月29日(火)
コロナ禍の影響で女性の自殺者が増えているとのこと。もちろん男性も増えている。給付金を一律10万円にしたが、やはり、もっと困っている人に30万円にすべきだったのではないか。また、給付金だけでなく、こうなる可能性は十分に考えられたはずだから、救済策をもっと準備すべきではなかったか。自助を期待している場合ではないのではないか。


9月30日(水)
日本の凋落以外のなにものでもない。韓国に嫌がらせしていてなにげに上から目線だった日本国民だが、それは現実を知らない無知によるもので、現実は撤退につぐ撤退を余儀なくされている。本当に悲しい。

技術立国、電子立国といわれた日本の面影もない。インターネット革命で日本は敗北した。本当に悲しい。

自民党政権による日本の私物化以外のなにものでもない。国民の税金を自分たちのものとして濫用している。日本国民はいい加減に気づくべきだが、日本国民の大半が政治に無関心なために自民党政権はやり放題だ。

まとめ
今月はドコモ口座不正引き出し事件で幕を上げた。暗証番号から総当りするという手法に「あっ!そんな手があったか」と驚いた。

大坂なおみさんが全米オープンで優勝した。BLM運動の件でなぜか日本では大坂なおみさんに批判的な記事を書く人がいるらしくて驚いた。かつて「音楽に政治を持ち込むな」と似たような論理なんだろうと思う。Netflixでスタンダップコメディを見ると政治ネタが多いのに対して、日本のTVのお笑いでは小学校低学年向けのお笑いが大半らしいのだが、やはり「お笑いに政治を持ち込むな」という論理があるのかもしれない。そんな論理を持ち込んだらコメディは全部無くなってしまうだろう。ともかく、プレッシャーがあっただろうに優勝した大坂なおみさんは日本人なのに珍しくすごくカッコいい。

ウイグルやチベットや香港のニュースを見ると、中国の覇権が世界中に広まっていることに危機感を感じる。国連まで味方につけようとしている。なんとかならないものか。

ギンズバーグ最高裁判事の死去のニュースが大きかった。そして、案の定、後任判事をトランプは指名してきた。共和党はオバマ政権のときにあれだけ反対しておきながら、自分たちが同じような立場になったら臆面もなくそれを是としている。共和党のなんとも恥知らずで自分勝手でご都合主義なことか。

東芝やアマゾンのニュースは日本の凋落を象徴的に物語っている。もはや日本の凋落は免れない。

自殺者の増加はコロナ禍の影響が出始めたことを物語っている。どのくらいの日本人がそのことを深刻に受け止めているだろうか?「10万円の給付金をもらってラッキー」としか考えていない人が大半なのだとしたら、日本人は本当に政治や社会に無関心で、自分さえ良ければいいという身勝手な人たちの集団ということになる。

自民党政権が中曽根元首相の合同葬に税金を使うニュース。自民党は遠慮なく政府を私物化しはじめた。これは恐ろしいことだ。

新しい立憲民主党が立ち上がった。選挙を前にしての野合ではある。しかし、ビデオニュースで綱領の解説を聞いたら希望が持てた。選挙が終われば再び分裂するかもしれないが、それでも私は立憲民主党を支持しようと思う。理由はアベノミクスは失敗に終わった。日本は次のフェーズに移った。もはや日本経済の再生はありえない。あとは残ったお金の奪い合いだ。当然、富裕層は力にものを言わせてお金を獲りにくるだろう。格差は拡がり、低所得層はより一層貧困にあえぐことになる。そうさせないためにも広く分配せねばならない。そのためには自民党政権を打倒せねばならない。

YouTubeで新しいジャーナリズムが立ち上がっていた。大手メディアが軽減税率と停波というアメとムチで権力の監視機能を失っている今、大いに期待したい。なんとか国民の政治への関心を喚起してもらいたい。

日本人はもっと真面目に生きたらどうかと思う。私の周囲だけかもしれないが、政治に無関心でテレビのお笑いばかり見ている人が多い。しかもそれが国立大卒だったりする。一昔前の日本は右肩上がりの経済成長期にあって、大学を卒業したらあとは会社で働くばかりで、その後の勉強を疎かにしても問題なかった。いや、仕事に時間がとられて勉強などする時間がなかった。もちろん、自分の仕事に関わる専門の勉強はなんとかしていたかもしれない。しかし、そういった専門の勉強だけでなく、広く総合知を養うような勉強は多くのひとが疎かにしていたように思う。それでも経済成長している間は問題はなかった。様々な問題は経済が豊かになることで解決できたからだ。しかし、今後はそうはいかないし、たとえ経済成長していてもそれでは行き詰まると思う。なぜなら知識社会に移行したからだ。知識社会では知識は力だ。仕事のためには専門知は大事だが、それだけでは不十分だ。勉強が学生時代だけで終わるなんておかしい。知識社会では、生涯、学び続けるべきだ。ハラリも言っている。生涯、学び続けるべきなんだと。今の日本人と会話してもちっとも面白くない。中身が無いからだ。しかも彼らの知恵の発揮のしどころは損得勘定しかない。モラルが無くて、なんとも下劣としか思えない。日本人は共通の話題としてテレビ番組を見がちだ。テレビの共通の話題がなければ、人間性が保てないからだ。テレビという共通の話題をひと皮剥けば、そこには単純な自分にとって損か得かという損得勘定しかないからだ。しかし、むき出しの損得勘定だけでは日本人はギスギスして息詰まる。だからテレビを緩衝材として利用している。非常に単純な二層の精神構造になっているわけだ。しかし、それって人間性といえる代物だろうか?ただ、一方で彼らは経済的には貧しくなっている。働いても貧しくて、仕事でへとへとに疲れて帰ってきてテレビをぼんやり見て過ごすという悪夢のような悪循環に生きている。昔、シュワルツネッガー主演の『バトルランナー』というSF映画があったが、そこに出てくる大衆と日本人はほとんど同じになりつつあるように感じる。このままでは日本は本当に酷い国になってしまう。実際、ネットが無ければ酷いことに気づかずに地獄に突き進んでいるだろう。しかし、ネットもいつまで世界と繋がっているか分からない。インターネットが分断されるリスクはいつもある。日本も中国のようにネットが世界と切断されて、政府が見せたい情報しか見られなくなるかもしれない。そうならないためにも人々は学び続けることだ。啓蒙は迂遠な方法に思えるかもしれない。実際、迂遠だ。しかし、人々を煽動する方法では人々は学ばないだろう。煽動によって一時的にひっくり返るかもしれないが、再び煽動によってひっくり返されるかもしれない、ブラジルのように。結局、一人ひとりが学んで一歩ずつでも知識を積んでゆくのが最も確実な方法だと思う。