Googleのラックマウントサーバは下の写真のようなダーッとサーバを積み上げた形らしいです。このサーバがコンテナになっていてズラーッと並べられているのがデータセンターだそうです。コンテナなので移動も簡単だそうです。ちなみにサーバはGoogleの自社開発です。特徴はすべてに徹底しており、例えば、効率を図るためにファンを回して冷却する空冷式ではなしに水冷式だそうです。その方が電力コストを下げられるそうです。また、データセンター自体を寒冷地に設置して冷却コストを下げることも考えているそうです。
それにしても、ある意味、恐ろしいまでの物量作戦です。こう巨大化してしまうとなかなか新興企業では太刀打ちできないと思います。チャンスがあるとすれば、量子コンピュータのような大きな技術革新があったときに急成長してデータセンターを構築するしかないと思いますが、それでも同じことをGoogleもするでしょうから、蓄積した経験を考えるとなかなかもう太刀打ちできないかもしれません。あるいは、超大国が巨大な国家プロジェクトとして構築する以外に太刀打ちする方法はないかもしれませんね。でも、国家が管理するよりもGoogleが管理した方が個人の自由を信頼できると思います。