2026年2月27日金曜日

今月読んだ本2026.02

 
朝鮮仏教史』(鎌田茂雄) 
 朝鮮の仏教史について勉強になった。「朝鮮仏教の思想的な特質は総合仏教ということができる」や「八宗兼学というのではなく、あらゆる教学を融合させて一つにするのである」という概説が参考になった。また、現在は曹渓宗という禅宗が主流であること。禅教両宗(後に教禅兼修となるらしい)で、教学においては、天台や浄土もあるものの、どうも華厳教学というのが盛んであったらしいことも勉強になった。
 
 
ポピュリスト・ナポレオン』(藤原翔太)
 ナポレオンの政治家としての側面について研究された本。ナポレオンの選挙戦略、政治戦略、プロパガンダ戦略について解説している。ナポレオンは「戦争の天才」と言われるが、政治の面でも当時としては天才だったと言えるかもしれない。私の好きなアニメ『銀河英雄伝説』の主人公ラインハルト・フォン・ローエングラムはよく「政戦両略の天才」と言われるが、ナポレオンもまさに「政戦両略の天才」と言えるのではなかろうか。ともかく、ナポレオンは皇帝になったことで民主共和制から見れば甚だ不適当に思われたが、皇帝という強い権限を得たことでドラスティックな改革に着手できたと見れるかもしれない。いずれにしても、ナポレオンはとても興味深い人物であることに違いはない。なお、タイトルに「ポピュリスト・ナポレオン」と付いているが、「政治家・ナポレオン」と見て「政治家としてのナポレオン」として読んだ方が良い。
 
  
 『図説 ドイツの歴史』 (石田勇治)
 ドイツ史の勉強のために、よりイメージしやすいだろうと写真や絵が多いであろう本書を読んでみた。第二次世界大戦後が詳しく解説されていた。