7月1日(水)
周庭氏ら香港活動家4人、民主派団体を脱退
今までよく頑張ったと思う。あとは生きのびてほしい。
中国、人口抑制でウイグル人に不妊強制か 報告書
このニュースは本当だろうか?本当ならば恐ろしいことだ。
7月4日(土)
高速道路、ETC専用化へ
マジか。ううむ。
7月5日(日)
【速報】小池百合子氏が当選確実 わずか4秒で
あ~あ。やれやれ。ガッカリ・・・。
7月11日(土)
200710 NO HATE TV 第90回 「リベラル・レイシズム」
ちゃんと見れてないけど、今回の都知事選の分析、こういう見方もあるかと思ったり。ただ、改めて思ったのは、日本では、保守>リバタリアン>リベラルくらいの順で、リベラルが少数派なんじゃないかと思う。さらに日本のリベラルは世界のリベラルとちょっとズレているとも思う。(とはいえ、世界のリベラルも地域や様々な属性によって異なってはいるだろうけど。でも、日本のリベラルはその中でもちょっとズレが大きいとは思う。)で、解決策は、日頃からリベラル派を増やすように地道に啓蒙活動をするしかないと思う。ただ、長期的に見ても、日本でリベラル派が保守派と張り合えるほど大きな勢力になるのはけっこう困難だという気がしている。しかし、なにもしないよりは啓蒙活動した方が少しでも良くなるとも思う。気をつけたいのは現実主義路線とか言って力を求めるあまり、保守寄りな選択をしてリベラルの道をねじ曲げてしまうことで、それは本末転倒だし、日本の悪い癖で上辺だけ装って中身が違ってしまうなんてことになりかねない。なので、不人気でも地味にリベラルを続けることだと私は思う。
7月21日(火)
英外相、中国がウイグル人に「おぞましい」人権侵害と非難
以前から言われていたが、これは本当に事実なのか?事実なのだとしたら恐ろしいことだ。真相を解明してほしいが、超大国中国に対してそんなことができるか・・・。
マックやスタバも運用開始したデジタル人民元は基軸通貨ドルを脅かすダークホースになり得るか?
ついに始まったか。中国のことだから、必ず「支配すること」が内包されていると思う。個人的には使いたくなくても広まってしまえば使わざるをえなくなる。そうなると「首根っこを抑えられる」ような状態になってしまうかもしれない。
7月24日(金)
米司法省、平和的デモへの警察対応調査 過剰な実力行使か
驚く。トランプのやりそうなことではある。だが、それを支持する層が米国内に一定数いるのも事実だ。米国内の分断。双方の溝がどんどん広がっているのだろうか。以前、トランプによる米軍への出動要請に対して米軍が断ったのが救いだった。しかし、今後、それがいつまで続くかは分からない。他人事ではないと思う。日本の自衛隊もネトウヨ講師陣を招いて講義しているらしいので、自衛隊員のネトウヨ化もかなり進んでいるのではないかと思う。民主主義国における軍隊のあり方なんて高度過ぎてなかなか理解されないんだろう。
7月28日(火)
日産、6700億円の巨額赤字に コロナ拡大の影響直撃
吉野家・はなまるうどん・京樽 最大計150店を閉店へ
7月30日(木)
李登輝台湾元総統が死去、97歳 民主化推進、本省人の親日家
巨星墜つ。
まとめ
7月のニュースはコロナウイルスの第2波が基調にあった。東京を中心に次第に増えていく感染者。ロックダウンするのか、それとも経済を優先するのかがあり、そんな中でGotoキャンペーンなるものがあったが、賛否両論というか、どちらかというと不安の声の方が大きかったように思う。とはいえ観光関連の業界としてはコロナの影響による収益の悪化で悲鳴を上げている状況でなんとかしたいという気持ちもありで、難しい選択だった。結局、消費者の不安が勝ってキャンペーンは失敗だったように思う。そして、企業の業績悪化が次第に鮮明になりつつある。日本がどんどん衰退してゆく。
感染源が「夜の街」という表現で風俗産業を槍玉にあげる風潮もあった。(「夜の街」は接待を伴う飲食業も含むのでそれを風俗産業と位置づけるのもどうかと異論があると思う。)ちなみに人間の営みの中でセックスは大きな位置を占めるので、セックスワークを蔑ろにするのは違うのではないかと思う。日本人は兎角「生命を維持するための飲食以外の欲求は我慢しろ」という風潮が強い。しかし、「人はパンのみに生きるにあらず」で、セックスは人間にとって欠かせない営みだと思う。したがって、セックス産業も不可欠な仕事であるので、それを貶めて抑圧するのは間違っていると思う。セックス産業が感染源にならないような仕組みを構築する方向に努力するべきだと思う。
コロナ以外の今月のニュースを振り返ると、まず香港だ。ついに香港の抵抗がひとつの終焉を向かえた。雨傘運動から始まった抵抗運動、よく頑張ったと思う。中国関連でいえば、BBCによるウイグル人に対する弾圧が大きなニュースだった。以前から言われていたことだが。チベットとウイグルは漢民族による支配で中華化されてしまうのだろう。とても悲しいことだ。韓国や日本の場合、人口が多いので、そのようなやり方は無理だと思うが、支配階級を親中で固めることで支配しようとするのではと思う。基本的には経済的に包囲・支配する方法に出ると思う。
東京都知事選。2つの点で勉強になった。1つは小池百合子への支持が多いこと。私は全然支持する気持ちが無かったのだが、東京ではそうではないことが統計的に分かった。もう1つは山本太郎の意図。出馬の意図は当選が目的ではなく、人々の支持を持続させるためのイベントだった。このやり方を快く思わない人々もいるだろう。ただ、政治家としては生き残るためには政治運動を続けなければならないし、選挙は大事な政治運動でもある。バーニー・サンダースもそうだった。仮に山本太郎と宇都宮健児が逆の立場で宇都宮健児が支持者を増やすためだけに出馬した場合、それを是とするかどうか?そのときの状況にもよるとは思うが、この戦術そのものを否定することはできない気がする。ただ、いずれにしろ、私はMMTには懐疑的なので山本太郎は支持しない。ということで、やはり、政策で判断すべきだと思う。
米国のBLM関連のデモ。どうも米国の警察は私が思っていたようなものではないらしい。十把一絡げにはできないが、警察官の中には白人至上主義者もいるらしい。エミコヤマさんのツイートで黒人女性が自宅に強盗に入られたと通報したら、駆けつけた警官にその女性自身が撃ち殺されたという話があって、警察に通報するのはけっこうリスクが高いという話を読んで驚いた。そんな風に思ってネットで色々見ていたら、今度はトランプ大統領がよく分からない警察を派遣したとか自警団かもとかというニュース映像で、さらに拉致してたりと、えっ、こんなことがアメリカでという驚きの映像が続いた。ただ、プロテストのひとたちも負けてなくて、強い信念や意思を感じた。しかし、アジアの場合はこうは行かないんだろうなという気もする。公権力の方が圧倒的に武力で勝るような気がする。結局、アジアは全体主義に向かい、欧米は曲りなりにも自由主義を維持するのかもしれない。ちなみに日本は中心が空虚な全体主義に向かう気がする。昔と全然変わってないと気がする。
日本の衰退を日々感じる。しかし、私の周囲ではいっこうに感じてない。仮にそれらの人々が衰退を感じとれた場合、果たして適正な対応がとれるだろうか?甚だ疑問である。かえって劇薬を選択してしまいそうな恐れがある。そもそも、それらの人々が変わることを期待しても無理ではないか。老人はもはや変われない。それならば、いっそ「いざ急変」というときに対応できるような次世代を密かに育てておく方が良い気がする。しかし、損失回避の時間が長引けば、待ち時間が長すぎて待機している次世代も腐ってしまう。難しい。