1月30日(月)
私にはとても参考になる記事だった。ラディフェミの一翼を担う北原みのり氏の輪郭が少し見えてくる気がした。
2月1日(水)
はっきりと原発国債と言えばいいじゃん。次は防衛国債もするんだろう。この国の愚かさが凄いなあ。東芝が原発を1円で売ったけど、そのうち日本を1円で売るようになる日が来るだろう。
私は容疑者が自殺することをまったく予想していなかった。私の考えが浅い・・・。動機が分からなくなったのは残念だし、死んだことも残念だった。もちろん、犯人の暴力は許されるものではないが。
三浦瑠麗女史にまつわる太陽光発電の話。
2月3日(金)
あまりの発言に驚く。たとえオフレコであっても、これはさすがに許される発言ではないので公開したのは正しい。それにしてもこのような人物をよく秘書官にしていたと呆れる。育休中の学び直し発言もそうだが、現実とあまりに乖離していると思う。ちょっとヤバいと思う。
あっ。撃墜したんだ。
2月4日(土)
キャラとテンプレの話は興味深かった。人々の意識を変えるのが難しく、現実的な政策をとる話は勉強になった。ところで、私は、日本のテレビが生み出したお笑い文化がここに来て、いろいろと問題を生み出していると思うようになった。まあ、ここ何年もテレビは見なくなっているのだが、私の周囲の人々を見ているとかなり悪影響を受けていると感じるひとがいるのだ。ただ、若い世代になるとだんだんテレビ離れが進んでいるので、そういった悪い慣習は消滅するかもしれない。
2月5日(日)
悪い意味で共産党らしい。以前から指摘されているが、日本共産党は党内でいろいろな多様な意見・異論を認めない。党内で意見を一致させている。結局、日本共産党は全体主義だと思う。宗教的な団体とほとんど変わらない。それは違法ではない。そういう思想に共感するひとが自主的に集まって政党を作るのは自由だ。しかし、外部の人間、市民の立場の人間が見れば、それは恐ろしい集団だと感じる。結局、共産党はリベラルではない。リベラルと重なる部分があるが、本質的には共産党とリベラルは異なるということだ。もともと、今のリベラルというのは米国の思想だと思う。日本のリベラルは東西冷戦時代の左派がソ連崩壊で崩れて、それがリベラルに流れてきたものだ。だから、元の部分が左翼的なのだ。東西冷戦時代の日本の左派は米国に極めて批判的だった。米国の悪い面ばかり主張して米国のようになってはいけないと言ってきた。米国の悪い面というのは主に米国の保守の面が多かった。米国の良い面、リベラルな面はあまり見てこなかった。見て見ぬふりをしていたのかもしれない。ところが、東西冷戦が崩壊して日本の左派の足元が崩れ落ちてしまった。社会主義体制に収斂していくというようなことが不可能になってしまった。行き場を失った日本の左派は一時停滞した。しかし、次第に左派からリベラルへと移行していった。しかし、根本に古い部分、左翼的な部分が残っている。そのため共産党をリベラルだと勘違いしやすい。しかし、根本的に共産党とリベラルは異なる。共産党は米国の良い面をあまり見ようとしない。リベラルは米国の良い面も評価する。もちろん、悪い面も見る。しかし、未来は米国のようなリベラルの先にあると考える。ところが、共産党はそっちに未来を見ていない。おそらく、共産党は未来に社会主義を見ている。おそらくEUや北欧あたりをモデルとして見ているのではないだろうか。ともかく、日本の共産党とリベラルは根本的な部分で異なるということだ。今回の共産党の除名という決定やセックスワーカーに対して性搾取と一方的に決めつける態度はそれを物語っている。共産党とリベラルは政策上重なる部分はあるが、根本の部分ではまったく異なるということだ。共産党は全体主義だということだ。一方、リベラルは多様な世界を理想としている。
2月6日(月)
残念。しかし、1兆円もの開発費が水の泡になってしまった。それにしても、日本の技術開発は、特に官(経産省)の噛んだ事業は、軒並み失敗する。なぜ失敗したのか、検証をして欲しい。結局、日本というのは改善は得意だが、新たに作るとかいうのは本当はかなり下手なんじゃないかと思う。半導体でもなんか力の入れ方が間違っているように思うことが多かった。要は戦略がなってなかったり、ヒト中心で継承とか継続のための記録がまったくなってなかったりと技術とは直接関係ない部分でダメなことが多いように思う。それはどこか日本人の気質と関係しているかもしれない。
大変のことになっている。痛ましい。シリアはただでさえ内戦で傷ついているのに、その上、地震に襲われるとはなんともやりきれない。
2月7日(火)
任天堂は強いなあ。デバイスもソフトも持っている。市場も低年齢層で安定している。世界市場で勝てる要素を持っている。
2月8日(水)
ネトウヨを知ったのは文字情報でのコミュニケーションで変なことをいう輩がいるときだった。しかし、酷いヘイトやお散歩という暴力を知ったのはYouTubeで見たことがキッカケだった。しばき隊が登場したときは正直とても嬉しかった。在特会とかの酷い行為を見て腹が立ったから、カウンターが出てきて本当に嬉しかった。地方に住んでいる私などは、日本の大手メディアでは報じられないので、YouTubeが無かったら知ることはできなかった。日本の歴史や社会を考えるとき、これらのことをどう考えたら良いのか?特に無関心で他人事と考えている層が多くいて、彼らはこれらのことを知らないか、知っても無関心なのでほとんど気にも止めずに自分たちの日常を暮らす。私は保守ではなくてリベラルなんだけど、何かをしないとこのままでは日本の社会が壊れていく一方に思う。
2月9日(木)
たぶん、ダメじゃないかなあ。米中対立で半導体がどうなるか不透明だけど、それだからこそ逆に、米中は日本にお鉢は回せないと思う。
共産党の除名騒動でも思ったけど、日本のリベラルは左派からリベラルにじんわりと移行したひとが多いと思う。そのため、中身がリベラルと左派の違いが曖昧だと思う。実際、似てもいる。米国でもバーニー・サンダースがいて、彼は民主社会主義で、大統領選のために民主党に入ったわけで、元々、民主党だったわけではない。ともかく、日本のリベラルはまず最初に米国の歴史から学んだ方が良いように思う。米国の良い面と悪い面見て、その紆余曲折の道のりを知った方が良いように思う。共産党のように米国の悪い面ばかり強調するのは偏った考えに陥るリスクがある。もちろん、米国にも悪い面、それもかなり悪い面がある。しかし、米国の良い面から学ぶべき点が多いと思う。
それと静かなリベラル化みたいなことが必要にも思う。政治・経済・社会がリベラルにならないとダメなんだけど、ゆるやかで静かなんだけど、じわりと浸透してゆくようなリベラル化が必要だと思う。熱狂とか炎上とか風が吹くとかじゃなくて、穏やかに浸透していくような日常のささやかな運動がいるような気がする。それがなんなのか今は分からない。欧米的なリベラルのやり方も大事だけど、アジア的な日本的なリベラルのやり方もあるんじゃないかという気がする。
2月15日(水)
2月17日(金)
科学技術の開発には失敗はつきものだから仕方ないとは思う。残念だけど。失敗か失敗でないかの議論があるみたいだけど、どちらも似たようなものな気がする。
2月22日(水)
恥ずかしながら、私は山田五郎さんの「今週の五つ星り」のコーナーがとても好きだった。ちなみに山田五郎さんの著書の『百万人のお尻学』も読ませていただいた。大変勉強になった。それまで謎だったお尻に関する知見がこの番組や著書のおかげで分かるようになって大変助かった。お尻に対するモヤモヤしていた謎が解けて安堵できたからだ。その他、電子楽器や地図などマニアックな話がとても興味深かった。NHKのブラタモリもこの番組が発端ではないかと睨んでいる。こういう肩の力を抜きつつ、それでいて素朴な問いに対する答えを探すような番組が無くなることはとても残念だ。『明治事物起原』を継承するような番組だったんじゃなかろうか。もっと風呂敷を広げれば集古会とか内田魯庵的な知の収集的な趣味人の系譜ではなかろうか。フランスの百科全書に対する日本の事物起源という感じ。
JAXA男性のツイートには驚いた。日本人のネトウヨ化が浸透しているんだなあと改めて思った。今回はJAXAだったけど自衛隊なんかは心配される。講演にネトウヨ言論人が多数呼ばれているようだから、自衛隊員のネトウヨ化が進行しているのではないかと危惧している。
『はだしのゲン』については私はあまり読まなかった。学校に置いてあった場合もあるが、歯抜けだったりしたし、あまり話が好きではなかった。原爆の描写が残酷だったからというわけではなくて、ストーリーとかキャラクターが私はあまり好きになれなかったからだと思う。ただ、マンガとは別に映画の上映会が学校であって見た記憶がある。登場人物の全身が被爆で酷いヤケドの痕で生々しいものだった。もちろん特殊メイクだけれど。原爆に関してはドキュメンタリーで酷いヤケドの映像を見たのが印象に残っている。子供の頃の私にはそれが衝撃だったと思う。そういえば、私の子供の頃の戦争の話といえば、太平洋戦争を指していて、空襲と原爆の話ばかりだったように思う。戦争で悲惨な目に合う日本人という話ばかりだった。逆に日本兵が外国で酷いことをしているというのはあまり無かったように思う。一応、前提として日本が悪いというのは背景としてあったと思う。その象徴が日本国内で威張る軍人というのがあったと思う。私が子供の頃はまだ戦争に行ったひとが生きていて、学校で講演なんかしたこともあった。南京大虐殺に加担したひともいて、南京大虐殺について「本当のことは言えんのです。本当のことを言ったら日本人だなんて恥ずかしくて言えなくなるんです」と目に涙を浮かべながら話していた。聴いていた私は「それは間違っている!真実を言ってそれを反省しなければ話が始まらんわ!」と憤った記憶がある。後日、当時通院していたお医者さんに世間話で南京大虐殺について尋ねてみたら、そのお医者さんは南方戦線で出兵していて、戦時中に飢えをしのぐために敵兵の死体から足を切断して持ち帰って食べた話をしてくれた。足のつけ根から切り離して肩に担いで持ち帰ったそうだ。ちなみに白人の足は白豚、黒人の足は黒豚と呼んだらしい。そして、当時、中曽根首相の防衛費がGNPの1%を超える政策について批判した文章を書いた同窓会の同窓誌みたいな冊子を私にくれた。まあ、でも、今の日本人に言っても分からんだろう。当時の日本人は戦争で深く傷つき反省していた。そのお医者さんは曲がったことが大嫌いな性格でハッキリとNoを言う人間だったが、戦争に関しては後悔というのが張り付いていたと思う。とにかく、今の日本人は歴史をうまく継承できなかった。それゆえステップアップできない国民性だと思う。記録を残し過去に学び同じ過ちを繰り返さないように進歩していくのができないんだと思う。残念だけど日本は独特の特殊な道を歩むと思う。それは人類の潮流からは外れてゆく道なんだが・・・。
まとめ
トルコ・シリア大地震で5万人以上の死者が出ているらしい。なんとも痛ましい。
ウクライナ戦争から2年が経過したとのこと。いつまで続くのか分からない。
日本については、リベラル政党が無くなって久しい。保守とリバタリアンが多数派でリベラルは少数派だ。しかもリベラルの中には左翼の残党がいるので、実際のリベラルは想像以上に少数だと思う。この国の政策は尽く時代に逆行するものばかりで、この国はもうダメだと思う。やはり、島国で世界の潮流が見えないことが裏目に出たと思う。基本的には日本から脱出・脱却を目指すのが良いと思う。日本社会をあてにしてもダメだ。有志でネットワークを作ることだと思う。そして、日本を変えるために労力を払うよりも、日本から脱出するためにその労力を使う方が得策だと思う。もちろん、日本にも良いところはある。ガラパゴス化したことで日本独特の日本文化を持っている。国としての日本はダメだけど、日本文化を持って日系として他国で日本人村を作れば良い。人類社会に日本的要素をそうやって付加すればよい。国としての日本は低落していくし、国にベッタリとくっつく日本人もヒトとしてはダメになっていくと思う。例えばネトウヨが幅を利かすことができる社会は間違っていると思うはずだ。日本はそんな感じになっていく。もう少し曲がりくねるだろうけど。日本は儒教や仏教も換骨奪胎してその本質を捻じ曲げてしまった。民主主義や人権も同様だろう。『1984』のスローガンみたいなヘンテコな屁理屈がまかり通る国になると思う。外から見れば、滑稽以外のなにものでもないのだが。