2021年9月30日木曜日

NEWS2021.09

 
8月29日(日)
もう日本の落日は避けられない。「日本、スゴイ」と威張るのは止めよう。恥ずかしいだけだ。

8月31日(火
中国は日本のようにおとなしくない。したたかである。かつて日本の半導体が米国にスーパー301条をちらつかされて屈したような弱さはない。しかし、中国の全体主義を考えると、中国がITを牛耳ることは人類社会にとって脅威になるのは必定。とはいえ、英米がCPUを独占することも本来は危険なことではある。この業界がなんとか個人の自由が守られるような道に進むことを願う。

NHKの大河ドラマ『八重の桜』で好きになった綾瀬はるかさんがコロナで入院とのこと。心配である。会津弁で「さすけねぇか?」と声をかけたいものだ。


9月1日(水)
ミュー株はワクチン耐性を持つかもしれないとのこと。心配である。せめて弱毒化や感染力低下をしてくれたらなあ。

関東大震災に伴った朝鮮人虐殺の話。これは特殊なことではないと思う。デマや陰謀説による虐殺は歴史上たびたび起こっている。ロシアにおけるユダヤ人虐殺のポグロムや奇妙な果実という名の黒人虐殺、水晶の夜などのナチスによるユダヤ人虐殺などだ。それらはデマや陰謀説が原因になっている。黒人にレイプされたとか、ユダヤ人が仕組んだなどとというデマや陰謀を信じた暴徒が群れをなして虐殺を行った。だから、デマや陰謀説の流布は非常に危険だ。これは口を酸っぱくして繰り返し何度も言い続けなければいけない。これは本当によく起こる悲劇だから、絶対に忘れないようにしなければいけない。日本人は嫌なことを忘れたがるけど、これは絶対に忘れてはいけないことだ。(弓木さんがいたらなあ。私は弓木さんのブログでそのことを教えられた。弓木さんは忽然と姿を消した歴史ブロガー。ハラリの著書で書いてあったようなことをすでに十年以上前にブログに書いてた。凄い人だった。本当に残念だ。)


9月2日(木)
研究にはお金がかかる。そのためには、よりお金を出してくれるスポンサーにつくしかない。研究者も自分の生き残りがかかっているから。こうなるのは仕方ないと思う。

9月3日(金)
菅首相が総裁選不出馬とのこと。なんでもコロナ対応と総裁選出馬の両立は困難とのことらしい。

9月5日(日)
とても分かりやすい話だった。人畜共通の感染症という指摘にハッとさせられた。どうやらワクチンによるコロナの撲滅は困難のようだ。となると長期戦は必至のようだ。希望としては治療薬が開発されることだが、神保さんも言っていたが治療薬がゲームチェンジャーになりえるかまだまだ分からない。考えてみれば、インフルエンザだって治療薬があるわけじゃないと思うし。しかしHIVに比べればワクチンがあるだけマシかもしれない。コロナを完全に克服することは困難でも、重篤化を防げれば御の字なのかもしれない。それに感染拡大を防ぐためには社会による一種の総力戦が要るようだし。やはり、どこか第二次世界大戦の潜水艦との戦いを想起させる。

なお、冒頭の菅首相辞任の真相の話は大変分かりやすかった。結局、安倍前首相の傀儡政権だったわけで。それにしても、人材がいなくなった。いや、自民党に限らず、野党にも人材が乏しくなりつつあるのを感じる。日本の落日は確定しているが、政治家だけでなく、国民も人材の質が低下しているのではないかと思うようになった。NO HATE TVで気付かされたが、日本人の差別意識は潜在化して定着している。白人至上主義者から日本が理想だと思われているらしいが、実際、私の周りにいる人たちも潜在的な差別意識が強くて、それが当たり前だと思っている。当人たちは差別しているつもりは毛頭ないらしい。しかし、私から見れば、彼らの意識はしっかり差別している。これは日本人の一側面に過ぎないけど、その他にもいろいろと悪い意味で日本人は偏っている。たぶん、数世代、ひとが入れ替わらないと日本人の意識は変わらない。しかも、閉じた環境にいるからそういった日本人は再生産されてしまう。この泥沼から抜けるのは容易ではない。なので、日本の未来は暗い。国民の劣化、政治家の劣化は止められない。このまま行くと日本もブラジルみたいになってしまうのだろう。いや、ブラジルはまだ日本よりマシかもしれない。ルラ元大統領やルセフ元大統領の末裔が生き残っているだろうからだ。日本はそういった系譜は途絶えつつある。まあ、種を撒きつつ、ネットワークを形成するしかあるまい。あとは個々が方舟となって善き種を保存するしかない。

 
要友紀子さんのツイッターで紹介されていたので貼っておこう。読むべし。

菅政権について振り返ってみると、日本学術会議任命問題くらいしか取り上げていない。おそらく、それ以外は安倍政権と同じだったのだろうと思う。安倍前首相の傀儡政権だったのだろう。記憶に残っているのは、広島の原爆式典で読み飛ばしたことくらいかな。あとは記者会見で質問と回答が噛み合っていないことくらいか。コロナに対する政策については、五輪開催は国民の生命ではなく一部企業の利権を優先したと考えているので、大きくマイナス評価だ。一応、コロナ対策は舵取りが難しいので二転三転するのは仕方ないと思うので少々のことは為政者がミスっても甘く評価している。しかし、五輪開催は感染が拡大するのは明らかでありそれで失われる生命があるのも明白なので開催したことは厳しく批判しなければいけない。しかも専門家も五輪に反対していた。犯罪ではないかと思えるほど悪質といわざるをえない。(専門家軽視は学術会議任命問題とも通じるものがある。)

9月8日(水)
内閣の歴史修正主義に応じる教科書会社と文科省。日本もヤバい国になってしまった。

日本の半導体産業が競争で負ける可能性がますます高くなった。

9月10日(金)
トランス女性が女子スポーツに参加できないようにする法案がいくつかの州で可決されていることが最後にちょこっと書かれている。この問題は以前から指摘されていてけっこう難しい問題ではある。しかし、これが差別につながらないようにしたいものだ。

藤田孝典氏のツイートについて
ツイートをいくつか読んだ限りでは、推測だが、藤田孝典氏は売春廃止論者なんだろう。さらにそれだけでなく、ポルノ産業に対しても規制を強化したい考えのようだ。他にも風俗産業に多くの障害者が携わっていることを憂いているようだ。

まず、障害者が風俗に携わっていることについてだが、「障害者がお金に困って仕方なく風俗で働いている」と考えるのはやや短絡的なように思う。むしろ、自ら進んで働いている場合が多いのではないかという気が私にはしている。障害者と接する機会が少ない人には意外に思われるかもしれないが、実際はそういうケースが多いのではないかと思うのだ。障害者と性の問題はずっと放置されていて、障害者がセックスを求めるとき、自ら風俗で働きたいという選択をするひとが多いのではないかと思うのだ。とにかく、この辺りは実際のところを調べてみないとなんとも言えないが、障害者が風俗で食いものにされていると考えるのはちょっと待てと思う。

次にポルノの内容と制作現場について憂いているようなのだが、たしかにそういった側面はあるとは思うが、それはポルノ産業が成長するにつれて制作現場は徐々に改善されいっているのではないだろうか?米国ではインディーズ系が増えたために一時後退したような話を聞いたことはあるが、次第に改善していったのではなかろうか?酷い現場からは人々は去っていくものだから。内容については、まず、性的ファンタジーの表現物であって、基本的には表現の自由になるとは思う。(もちろん、児童性愛などの禁止事項はあるからそれらは許されない。)ただ、侮蔑的暴力的な内容っていかがなものかと思うのはたしかである。そういうものは見ないようにして需要を減らすことで供給を減らしていければと思う。そして、何より性教育をもっと充実させることで、ポルノで描かれるような性的ファンタジーはリアルなセックスとは違うということを周知させることだと思う。日本の場合、ポルノを見てこれを正しい性の知識と誤って考えてしまう者がいるからだ。性教育によってしっかりした性の知識を持った上でポルノを楽しむのなら、それが性的ファンタジーだと分かっているのなら、それで大丈夫ではないかと思うのだが。ちなみに、倫理委員会みたいなものを作って規制しても、結局、アンダーグラウンド化してしまうし、ネットがあるから日本のポルノ産業だけを規制しても意味がないように思う。

さて、最後に売春廃止論だけど、これも売春を非合法化しても、結局、アンダーグラウンド化するだけで、売春そのものが無くなるとは思えない。特に今はネットがあるので、個人売春や非合法な売春が増えるだけだと思う。そうなったとき、被害をこうむるのはセックスワーカーだと思う。もちろん、顧客も被害者になる場合もあるだろうけど。買春禁止法のような北欧モデルは、結局、表面上の売春は減らしているように見えても、実際はアンダーグラウンド化してるだけじゃないかと思う。売春って法律で減ったり増えたりするものではなくて、見えるか見えなくなるかだけで、社会全体として売春の総数は変わらないんじゃないかという気がする。それなら、見えるように合法化した方がセックスワーカーにも顧客にも安全なんじゃないかと思う。

あんまり推敲せずに書いたけど大筋はこんな感じで考えている。

9月12日(日)
かなり具体的な法案で驚く。しかし、けっこう実害があるってことかもしれない。

9月15日(水)
ふむ。

日本共産党とその他の左翼との歴史的な経緯が説明されていて大変勉強になった。

いろいろと考えさせられる。これは日本だけの現象なのだろうか?(もし違うなら、なぜ日本だけそうなったのか?)

9月19日(日)
差別や多様性を考える上で、障害者を考えることは絶対に重要になってくる。人種差別、性差別、障害者差別の重要な要素だ。そして、ダイバーシティな社会というのは実はけっこう大変で、いろんなことを基本に立ち返って考えなければならない。けっこう哲学的な課題であり、しかも現実的な解決を考えなければならない難しい課題だと思う。そのために、今回の番組は参考になる。ちなみに、宮台さんによるサンデルの説明は大変分かりやすくとても勉強になった。



9月29日(水)
「ゴルゴ13」遺志継ぎ継続 さいとう・たかをさん「自分抜きでも」
ついにこの日が来たか。いつも楽しく読ませていただきました。合掌。しかし、作品が続くことは有り難い。

10月1日(金)
鼻をつまんでか・・・。とにかく、これ以上、自公政権を続けさせたくない。権力の腐敗が甚だしい。

10月3日(日)



夏の疲労のためか、このところ週末は何もする気力が無く、ずっと寝込んでいた。なので、ニュースのチェックもできなかった。いつの間にか自民党総裁選が始まり、いつの間にか終わっていた。コロナも少し収束しはじめたらしい。いよいよ、選挙が近くなってきた。


今月のまとめ
藤田孝典氏の売春廃止論が印象に残った。私は基本的にセックスワークは合法化した方が良いと考えているし、藤田氏の売春廃止論は特に目新しくないものに思った。ただ、北欧モデルとされる買春禁止法はよく知らなかったので、調べるキッカケになったのでその点は良かったかもしれない。

菅首相の不出馬の件。選挙で勝てないという理由でさもありなんといった感じだった。この人は一体何だったんだろうという感じが残っている。ディスコミュニケーションでしかなかった。

自民党総裁選の件。高市氏の話に戦慄する。ファシズムではないか。恐ろしい。

選挙が近いので、日本の課題について考えてみた。まず、財政問題。単純化して言うと、債務残高が1200兆円以上、GDPは500兆円。おそらく、債務残高はGDP以上にしてはならないというのが基本なので、仮に経済危機が生じた場合、インフレは単純計算すると20万円の価値が半分の10万円以下になる。しかし、危機が起こらず、このまま放置して債務残高が膨らみ1500兆円になると今度は価値は3分の1になる。ちなみに、日銀と年金機構が株式も買いまくっているので株式市場の6分の1が公的機関に所有されている。経済危機が起こった場合、ドミノ式に破綻が凄いことになりそう。というわけで、財政問題をどうやって解決するか、解決する方向(これ以上借金をしない方向)に向かせるかが課題だ。同時にそれは社会保障問題でもあり、年金問題、生活保護問題になってくる。ああ、気分が滅入る。次に経済成長問題。失われた10年と言われてからさらに失われた30年になってしまった。(誰も失われたと言わなくなったが、ここに日本人の健忘症という愚かさがある。問題は消えたわけではないのに問題がさも無いかのように忘れてしまう。)その30年の間に日本のGDPは世界のGDPの中で相対的に3分の1にまで縮小してしまった。例えば産業のコメと言われた半導体は見る影も無くなった。少なくともメモリでは以前は世界のトップを走っていたのにそれがここまで没落してしまったのは日本のやり方に問題がある。業界トップにいたんだから研究開発にも資源を投入できたはずなのにこの没落はいかに日本が愚かだったかを物語っている。日本が技術立国なんてウソっぱちで、いかに自分たちがダメだったかを認識することから始めなけれならない。しかし、ここまで日本の家電業界がダメになってしまうと復活はほぼ不可能ではないかと思う。中世と同じで中国が繁栄して豊かな国となり、日本は貧乏な国に落ち着く可能性が高い。そもそも日本のポテンシャルは低く、近代の日本が異常に豊かだっただけかもしれない。なので、経済成長も知識社会に合わせた産業構造に変えなくてはならないが、数値的には地味な成果しか出ないと思う。しかし、既得権益だけを優遇して、不合理な規制で富裕層だけが得をするような格差拡大は止めるべきだ。そんなイビツなことをやってる場合ではない。利益を公正に分配しないと大半の国民はすり減っていくばかりだ。貧すれば鈍するで、日本の民度はさらに低下してしまう。最後に政治の腐敗についてだが、日本の権力は三権分立は建前だけで、実際は政権にほぼ集中している。第4の権力であるジャーナリズムも、TVは停波で脅され、新聞は軽減税率で骨抜きにされている。そのため政治家はやりたい放題だ。賄賂も票の買収も見過ごされる。というのも検察も政権とグルになって見てみぬふりだからだ。唯一、検察庁法改正案で人事権を内閣に奪われそうになったので待ったをかけたが、自分たちの権力拡大になるなら政権与党の不正は見過ごされる。今のところ検察は政権から独立した権力を持っている。ちなみに医師会も独立した権力を持っているようだ。日本の場合、原発の電力業界のようにそれらの分立した権力は他からの批判を許さない王国になっている。そして、日本国内だけに通用する神話をでっち上げて自分たちの利益拡大ばかりをやっている。そんなわけで日本の権力はどんどん腐敗してゆく。たぶん、この腐敗は日本の国内勢力では止められない。第二次大戦の敗戦のように外部からガラポンしないと止められないと思う。しかし、本来は他力本願ではなく、国民が政治に関心を持って政治を正すべきなんだ。民主主義国なんだから。それができないのは日本人がいかに政治的に愚かであるかが原因にある。ブラジルは酷いことになっているが、それでも抵抗する人たちが脈々と残っている。それに比べると日本はブラジルよりも数的には酷いと思う。日本の財政問題、経済成長問題、腐敗政治問題、どれも乗り越えるには大きすぎる問題だ。なので日本はその問題にふさわしい国にならざるをえない。したがって、個人はなんとか国の没落に歯止めをかける努力と同時に、国の沈没の渦に巻き込まれない道も考えておかなければならない。










2021年8月29日日曜日

NEWS2021.08

 8月3日(火)
せっかく米国がトランプからバイデンに代わったのに、イランでは超保守派のライシ師なる人物が大統領になるなんて、なんと運の悪い。

残念な話だ。

8月7日(土)
日本の原爆開発に関するドキュメンタリーだが、私はちょっと批判的に見ていた。米国やドイツと比較すると日本の原爆開発(←本当に開発と呼べるものだったろうか?)は実現性に雲泥の差があるので、誇張ではないかという気がしたからだ。ただ、最後の最後で日本学術会議について言及されていたので、「ああ、NHKはこれが言いたかったのか」とちょっとカクンときた。

今週もニュースをチェックできなかった。夏の暑さと仕事の疲労でニュースをチェックする余裕が無かった。連日、コロナの感染者が増えているニュースと東京五輪のニュースを耳にするばかりだ。週末頃に広島の平和記念式典で菅首相が原稿を読み飛ばしたニュースをみかけた。なんでも原稿に糊が付着してめくれなかったそうだ。菅首相は思った以上に能力の低い人物ではないかと少し寒気がした。

コロナの件だが、やはり緊急事態宣言にも関わらず東京五輪を強行しているので、一部の国民はタガが外れたのだと思う。そのため人出が多くなったのだと思う。しかし、感染者数が増えているニュースが周知されれば、そういった人々も自粛に傾くとは思う。とはいえ、こうなることは五輪開催前から分かっていたことなので、五輪開催を強行したために感染して命を落とす人には申し訳ないと思う。ただ、多くの日本人は自分が感染しなければ他人の命など知ったことではない風に五輪を見て喜んでいるようだ。もちろん、それは無自覚・無意識にではあるが。しかし、それはあまりに無知・無邪気で大人の態度には思えない。残念な日本人たちだ。

8月11日(水)


NoHateTVでこの件がまとめられている。韓国の元KCIAである国情院。韓国の保守派。なんかなあ。

私の場合だが、ワクチンの副反応でけっこう倦怠感が辛かったのを思い出さされた。

8月12日(木)
とりあえず良かったと思う。でも、いつ辞めるかは不明らしい。十年先とかだったら嫌だなあ。和解が一番良いのだろうけど、そうは行くまいなあ。

8月14日(土)
ずっと懸念されていた事態がついにやってきた。アフガンは本当に難しい。しかし、悲劇が起こるのは必定。なんとか回避できないものか。

8月15日(日)
コロナに対するに水際対策の話。印象に残ったのは、「検査の頻度が大事」、「検査はレーダー」、「日本人はワクチンは嫌いだが、検査は好き」、「治療薬に期待」という話だった。検査はレーダーと同じという話を聞いて私が思い出したが、第二次世界大戦の大西洋での対Uボートに対する連合軍の戦いと太平洋における米国潜水艦に尽く撃沈された日本の輸送船の件だった。Uボートに対するに連合軍がレーダーを開発できたことは大きかったが、それだけでなく頻繁に哨戒艇を出して見えない敵Uボートをなんとか抑え込んだ体制を作った総合的な知恵だった。一方、日本は兵站を軽視して太平洋戦争での死者は軍人よりも輸送船の民間人の方が多かったというとんでもない失敗をしている。ワクチンのような見えない敵に対するに日本人の戦いはどうも良くないのではないかという懸念がある。特に対潜水艦の体制は省庁をまたぐようなシステムなので、特に日本人には難しいかったのだろうと思う。コロナに対する水際対策は省庁をまたぐようなシステムなのかどうかはよく分からないが。

キアヌ・リーブス、善いひとだよなあ。


YouTuberのDaiGo氏の件もそうだけど、人権に対する意識が日本人は低いんじゃないかなあ。まず、「自分の頭で考えない」、次に「上に決められた通りにする」っていうのが染み付いていて、人権について自分の頭で考えないんとちゃうやろか。そして考え続けることが大事だと思うんだけど。たぶん、人権ってけっこう考え続けないといけない、問い続けないといけない課題な気がする。すでに確立されたものがあって、それに合う、合わないって判断するんじゃなくて、その都度、それはどうなのかを考え続けないといけない課題がする。それから、人権って第二次世界大戦の最大の成果じゃないかと感じる。あの悲惨な悲劇を通して人類が得たものは人権じゃないかと思う。(←世界人権宣言や日本国憲法の基本的人権とか。韓国の憲法もそう。H.G.ウェルズの働きが大きいし、それを世界人権宣言にまで持っていったエレノア・ローズヴェルトの功績は大きい。ちなみにナチスが長いナイフの夜事件などで見せた同性愛者差別、ユダヤ人のホロコーストで大量虐殺した人種差別、優生運動で安楽死させた障害者差別に対する反省として、世界人権宣言があると個人的には思う。ちなみに、とんねるずはウィッキーさんを嘲笑い、挙動不審の知的障害者を嘲笑い、同性愛者を嘲笑いで差別が三拍子揃っていた。)えーと、それから、私もひとのことは言えないんだけど、自然に助けるという行動がとれることが大事。キリスト教の文化圏のひとはなんかそれが自然にできてる気がする。そんなわけで、人権って時間をかけて人生を通して積み上げてゆかなくちゃいけないと思うんだ。

8月17日(火)
入管は一体何をやっているんだ?何を隠しているんだ?

日本人は情に欠けるんだろうと思う。ずっと昔からそう。




アフガニスタンの悲劇が始まった。しかし、誰も止められそうにない。

せめてアフガニスタンからの難民を日本は受け入れてはどうかと思ったが、よく考えてみると日本に来たアフガニスタンの人々が日本で差別によって辛い目に合う可能性が高いので、日本への難民の受け入れは躊躇する。それほど日本人のレイシズムは根深く、外国人を不幸にすると思う。とはいえ、人命救助の観点から言えば救いの手を差し伸べられたらとも思う。


自動車向けの日本の半導体は先細りしそうな気配。

8月18日(水)
謝罪よりも、撒き散らしたヘイトの後始末をしろという話は良かった。そういえば、米国とかで社会奉仕活動をさせられたりすることを思い出した。あれはそういう後始末に近い考え方なんかなと思った。


コロナの件。東京五輪に対する日本政府の対応が多くの日本人のタガを緩めてしまった。その結果、多くの日本人がコロナ対策を怠って、人混みを作り、感染を拡大してしまったと思う。さらにデルタ株の強い感染力が感染拡大に輪をかけた。さらにお盆休み(帰省)によって地方へと感染が広がってしまった。

仮に五輪を中止していれば、日本人のタガも五輪開催に比べれば緩まなかっただろう。そうすれば感染拡大を防げて死なずに済んだひともいただろう。開催前に専門家は五輪中止を提言したのに菅政権はそれを無視して五輪利権のために五輪開催を選んだ。結局、菅政権は国民の生命よりも一部の人たちの利権を選んだのだ。

五輪開催と感染拡大は無関係だと主張する人もいるようだが、そうした人たちは五輪中止を提言した専門家の意見は間違いだというのだろうか?一体このコロナ禍の時期に人命を犠牲にしてまだも五輪を開催する意味はあったのだろうか?経済効果といっても五輪利権の一部の企業だけで、これまで自粛などの忍従を強いられてきた一般企業にまったく波及していないではないか。

コロナワクチンについて。私の周囲にもワクチンを接種しない人がいる。それについて思うのだが、ワクチンを打つ・打たないは個人の自由意志、個人の自由な選択だと思っている。だから、仮にその人が打たない選択をしたらそれは個人の自由だと思うし、個人の自由意志を尊重したい。もちろん、私自身は打った方が良いと思っているので、その理由を述べて打った方が良い旨を提案はする。しかし、それでもその人が打たないという選択をしたなら、それを尊重する。打たない選択をバカにすべきではないように思う。もちろん、その人が感染して周囲に感染を広めてしまうリスクはある。そういったリスクを考えれば多くのひとが打った方が良いだろうとは思う。しかし、あくまで打つ・打たないはそのひと個人の自由だと思う。さらに、打たないひとの理由を聞いたら、非科学的な理由だったりする。しかし、科学はあくまで現実に対しての妥当性であり、決定論的ではないと思う。確率が高いというだけで必ずそうなるとは言い切れない。というのは、現実は人間の想像を超えることがしばしば起こる。コロナワクチンを打たなかったひとが何らかの理由で逆に生き残ることだってありうるかもしれない。ワクチンを打ったひとは全滅するかもしれない。だから、全滅を防ぐためには多少は打たないひとがいても良いと思うのだ。仮に打たないひとが5%くらいいたとすれば、その5%が全滅を防ぐ鍵になるかもしれないし、逆に打たなかったことでその5%のひとが死んでしまったらそれはそれで仕方ないとも思う。打たなかったひとはそういうリスクを含んで打たない選択をしたのだから。ともかく、現実は人間の想像力を超えることがある、人間の知性をあざ笑うかのように。なので、多少、ひとと違う行動をとるひとがいても、それは全滅を防ぐための選択かもしれないので、それはそれで良いと思う。ただ、ちゃぶ台をひっくり返すようだが、種の存続なんてものは自由な個人にとってはどうでも良くて、個人の自由意志の方が大事だと思う。だから、大事なのは、個人の自由意志による選択であり、それは他人が勝手にねじ曲げてよいものではなくて、尊重されねばならないものだと思う。ちょっと支離滅裂な話になってしまったが。

8月23日(月)
日本ってなんでも、本来の目的を見失って形骸化しやすい。これもその典型じゃないのかなあ。




OnlyFansの件。どれが本当の真相なんだろう?いずれにしてもセックスワーカーの収益に悪影響が出るのは必至だ。コロナの時代にこういった収入源が断たれるのはセックスワーカーにとって痛手だろう。ちなみにセックスワーカーのネットビジネスでのビジネスモデルとしてはOnlyFansのようなやり方は比較的真っ当だと思う。

8月24日(火)

8月25日(水)


8月26日(木)
Googleよ、邪悪にならないでおくれ!

ううむ。賠償金1千万円!高いなあ・・・。う~ん、ネタバレと少し関わってくる部分があるかもしれない。もちろん、厳密には区別されるが。私はネタバレは別にかまわない派なんだが。

8月27日(金)
ISの仕業か。

8月28日(土)

8月29日(日)
報復の連鎖が始まるのは当然だが・・・・。なんとかならないものか。


まとめ
7月に東京五輪が始まって8月に終わった。案の定、コロナの感染が広がった。デルタ株であることも原因だが、東京五輪も人々の感染対策を怠らせる原因になったと思う。さらにお盆休みで東京だけでなく地方に感染が広がった。政治家の自粛要請が口先だけで自分たちは好き勝手に会食したりするなどしたために国民は以前ほど自粛しなくなってしまった。

一方で、医療現場が大変なことになっている。病院と政府の間でもっと協力して早期に解決策を見つけられなかったのかと残念に思う。

アフガニスタンがタリバンの手に落ちた。再び悲劇が繰り返されることを悲しく思う。なんとかならないものかと思うが、解決策が見つからない。

様々なニュースを見ていると、いろんな面で韓国が日本を上回りつつあるのを感じた。日本人はバブル以降進歩しなかったんだと思う。日本の劣化やガラパゴス化をひしひしと感じる。たぶん、いろんなことを自分の頭で考えて来なかったんだと思う。その差がだんだん出てきた。経済が強ければそれで良いと思ってたんだろうなあ。ところが、経済も下降しちゃったし、その他の諸々も自分で考えてこなかったから、どんどん世界から遅れてしまった。





2021年7月24日土曜日

NEWS2021.07

 
7月1日(木)
権力という奴は個人情報を把握しようとすると思う。結局、個人の自由を守るためには現金も併用するしかないんじゃなかろうか?しかし、商取引で現金は限界があるけれど。難しい問題だ。

どうも実際のところがよく分からない。でも、彼女に成年後見人を付けねばならない理由がよく分からない。私は彼女のミュージックビデオは好きなんだ。

7月6日(火)
”Financial Timesは「日本は最先端から10年以上遅れた技術で半導体を製造しています」と述べています。”だってさ。

中国、凄い。

7月7日(水)
後見人制度から抜けられないというのがどうもよく分からない。

早く認められるようになればいいのになあ。

後半のロサンゼルスの話。たいへん勉強になった。こういうのはすごく勉強になる。

7月8日(木)
電子マネーを使ったことがないのでよく分からないでござる。私の理解としては小銭の代わりに電子マネーを使う利便性があると思っているのだが。

私もこれに該当する。音は聞こえるのだが、それが何を言っているか聞き取れないのだ。何度も聞き返さないと聞き取れないので、これってけっこう人間関係にも関わってくるんで困る。

7月10日(土)
無観客になったらしい。それ以前にこの状況でも五輪開催するんだなあ。

7月12日(月)
日本人の「ホームレスのことなど知ったこっちゃない」という意識がよく表れていると思う。それともう一つは「ホームレスが恐い」という意識。恐いもの、あるいは少しでも危険なものを排除しよとするあまり、もっと大切なものを犠牲にしてしまっている。恐怖心に負けてしまっている。いずれにしても不寛容な精神だと思う。

このところ、忙しくてニュースをチェックできていない。小山田圭吾氏のこともちゃんとは読めていないので軽々にコメントできないけれど。ただ、断片的に読んだ範囲では、いじめ、それもかなり酷いことをやっているらしく、そういういじめに対しては厳しく罰すべきだと思う。若気の至りで許すべきではないと思う。「いじめは悪いことだ」というのはいくら若くても分かるはずだから。かなり過去のことであっても許すべきではないと思う。

7月22日(木)
「日本社会全体の人権意識の低さが露呈した。仲間うちで面白がっているものが一歩外に出ると通用しない」。まさにその通り。付け加えると、そのことを同じ日本人に指摘されると逆ギレするが、欧米人に指摘されるとひれ伏す。

7月23日(金)
「最高に不名誉な顧問」の間違いではないのか?冗談はさておき、おおむね日本人の態度が表れていると思う。その場さえやり過ごせば、また、自分たちにとって都合の良い村社会を築けると思っている。

今週も忙しくてニュースをあまりチェックできなかった。小山田圭吾氏に関しては辞任は当然だと思う。小林賢太郎氏の解任についてもあまりチェックできていないが、おおむね当然だと思う。小林氏を擁護する周囲の声に、日本の感覚がいかにレベルが低いかが窺いしれた。はっきり言って、日本人のレベルが低すぎる。もちろん、外国でもレベルの低い人はいる。けれど日本は総じてレベルが低いのだ。ネットのトップページを比較しても、外国人は真面目なネタが入っている。それに対して日本人のは幼稚なのだ。日本人は真面目に仕事はする。しかし仕事以外では不真面目で不勉強だ。(それに仕事を真面目にするといっても、所属する組織の利益しか見てなくて、社会全体の利益とかまるで頭にない。)極端に言うと労働時間外は遊びの時間だと思っているんだと思う。労働時間が長いために、労働時間外に勉強するということが難しくなっている。さらに自分たちで物事の本質を考える能力が欠けている。だから、自分たちでルールを決めることができない。欧米のルールに言われた通り従うだけだ。まるで子どもがその意味がよく分からないけど大人の言うことなんでおそらく正しいだろうと言われた通りに従うのに似ている。知識社会になって、欧州も米国も知見をどんどん積み重ねている。ITに関する法律なんかが良い例だ。ところが、日本はそんな真似はできない。行き当たりばったりの突貫工事ばかりだ。物事の本質を考える習慣もないし、積み重ねもないから、全然、中身がない。意味のある機能するルールなんて自分たちで作れないし、他所から持ってきてもどこまでうまく運用できるか分からない。このまま行くと、日本の衰退は日本人がバカだったからだと端的に言い表せることになりそうだ。やれやれ。

東京五輪が開催されてしまった。このコロナ禍の時期に開催することで、死者が増えることは確実だ。東京五輪を中止していれば死ななくて済んだ人が何人か出てくる。人命を尊重すれば中止すべきだった。ところが、日本政府は人命ではなく利権を優先した。呆れた政府だ。しかし、問題はさらにある。その呆れた政府を支持する有権者がいることだ。選挙が近づいてきたが、与党に投票することは利権優先人命軽視を有権者自身が是とすることになる。「そんなことまで考えてない」と言うかもしれないが、そこまで考えて投票しないのは無責任だし、そもそもそれを考えないこと自体がその有権者は人命を軽んじている。それでも、やはり、与党に投票する人は日本にはいっぱい居るんだろうなと日本人の薄情さにため息をつく。

とにかく、リベラルは各自で小さいコミュニティを作っていくことだと思う。それらコミュニティがゆるやかなネットワークを形成して分散型の組織のようなものを為すのだと思う。今はネットがあるので、SNSなど各種サービスでコミュニティが以前よりは形成しやすくなっていると思う。(ただし、これは保守にも言えることで保守の方がいまはより良く展開してるかもしれない。)リベラルが、コミュニティ、教育、政治へと次第に反映されてゆけばいいのだが。

7月25日(日)
利便性を考えればIT企業が銀行業と融合するのは合理的ではある。もちろん、メリット以外にリスクも伴う。

7月26日(月)
いろんな意味で、まやかしの受け入れは止めるべきだと思う。

7月28日(水)

 
今週もいろいろ限界でニュースをチェックできなかった。五輪も見てない。話題になった開会式も祝日なのに仕事で疲れて帰ってきて寝ていたので見てない。まあ、元々、あまり興味が無いので見なかったと思う。それに何より五輪によって人出が増えてコロナの感染が増えてそれで亡くなる人が出るのかと思うと気の毒で見る気になれない。もし煉獄杏寿郎がいたなら「一人でも人が死んだら取り返しがつかない。五輪は即刻中止だ」と即答するだろう。

それと昔は「スポーツマンにメンタル面で学ぶべき点があるかも」という視点があったが、今は特に無くなりつつあるように感じている。単に特定のスポーツの技術に秀でているだけだったり、身体面で秀でているだけで、メンタルは普通のひとと同じだったり、単に貪欲なだけだったりと思うようになってきた。損得勘定だけでスポーツマンシップなんて単なるお題目になりつつある。それと五輪の意義そのものを多くの日本人が忘れていると思う。東西冷戦があった頃は五輪の意義を各陣営が自分たちに有利になるように得点付けしたりするシーンで思い出さされたものだが、今では単にお祭り騒ぎだったり国威発揚のために使われたりするだけになっている。だったら見ない方がいい。

まとめ
米中の覇権争いがじわじわと進捗している。一方で、日本の劣化も進行している。で、日本については私は諦めの心境になっている。この人たちでは無理だと感じている。まず世代交代が起こらないと無理だし、その上で日本の悪癖が意識されて変らなければ日本はいつまでも同じ失敗を繰り返すと思う。今はダメな日本に足をすくわれないように個々人が自分で自分を守るしかないと思う。

ちなみに、下記のツイートが心に響いた(笑)。


日本の劣化が進んで、ひと昔前の南米やアフリカの政権のように日本でも目も当てられないようなあからさまな不正が当たり前のようになるんだろうなあと感じている。

コロナについて。この間から感染の進行が早い気がする。単に五輪の影響というだけでなく、デルタ株であることがその原因ではないかと危惧している。私の好きな人たちがコロナにやられないように願っている。それと変異のスピードも早いと感じている。せっかくワクチンを開発しても、接種が済む頃には今度はワクチンがあまり効かないウイルスに変異してしまうのではないか?変異とワクチン開発のイタチごっこにならないか心配。大きな技術革新がなければ、10年くらいはこの変異と開発のイタチごっこが続くのかもしれない。悲観的すぎるかもしれないが、その可能性はある気がする。




2021年6月30日水曜日

NEWS2021.06

5月31日(月)
ホンマかいな?本当は韓国や台湾で間に合うんとちゃうんやろか? 

6月1日(火)
特捜は一回不起訴にしてるんだよね。特捜はどっちの味方なんだろうね?

6月2日(水)
日本はアニメに限らずあらゆる分野で負けると思う。まず、戦略がない。次に文書を残さずヒトからヒトへの伝達ばかりで、技術の継承ができていない。何でもかんでも付け焼き刃もいいところ。世界市場の競争で日本は勝てないと思う。

6月3日(木)
エルピーダメモリがダメだったようにジャパンディスプレイがダメだったように、多分、ダメだと思う。

6月4日(金)
ダメだってば。

日本の半導体は安く作る技術で劣っている。安く作るのも立派な技術なのに日本はそれを軽視した。また、EUのように技術の継承も軽視した。ヒトが抜けたらダメになってしまう。半導体や家電で日本がかつてナンバーワンだったのが、見事に凋落してしまった。ここまで見事に落ちるのも珍しいと思う。ちゃんと失敗の研究をしてもらいたい。もはや後世に生かせるとは考えにくいが、歴史としてちゃんと記録に残してほしい。

6月5日(土)
う~む。残念だ。

6月6日(日)
大変分かりやすい話だった。余談の部分のNetflixの話が面白かった。それから、パソナの日当40万円の話には驚いた。

6月7日(月)
Facebook、EUと英国が調査開始--広告データで競争法違反の疑い
個人的にはFacebookは要らない。個人情報が利益になるというビジネスモデルはやっぱり問題なんじゃないかなあ。

これはこれで国家管理の下に個人が縛られるような気がするのだが。それともその辺りはちゃんとしているのだろうか?

6月8日(火)
これからは結婚や恋人などのパートナー探し、仕事の人材探しはマッチングアプリを介して行われるのが当たり前になるように思う。そのとき、マッチングアプリがどれだけ個人情報の機密を守れるか?できれば信用の置ける大手企業が良いと思うのだが。

6月9日(水)
富裕層の税金回避問題。

最近、仕事に疲れてニュースをちゃんと追えていない。たぶん、抜け落ちているニュースが多々あると思う。RSSリーダーがあればなあ。

6月11日(金)
中国の宇宙開発は凄い。米国に肩を並べているのではないか?


6月12日(土)
出所できて良かった。しかし、彼女の健康に危害が加えられていないか心配だ。中国はチベットやウイグルの収容所では出所後数週間で死ぬような医学的措置をとることで知られている。彼女の場合も故意に健康を損なうような処置が取られていなければいいのだが。

6月13日(日)
NHKについて言うならば、私はNHKの作る番組ではNHKスペシャル(ドキュメンタリー)しかほとんど価値がないと思っている。(ただしBSは別。BSを高い視聴料を払って見るかというとそれは無い。)私としては、NHKスペシャルがNHKから切り離されてNetflixのドキュメンタリーに加えられたら、もはやNHKは無くて良い。不要だ。Netflixのドキュメンタリーは当たり外れもあるが、それはコンテンツの豊富さの裏返しでもあると思う。なので、私の理想としてはNHKスペシャルなどのNHKのドキュメンタリー部門はNetflixに移行して、残ったNHKはスクランブルをかけて国営テレビとして勝手に運営すれば良い。NHKが英国のBBCのような公共テレビになれるかというとそれは日本人の気質から考えると不可能で、結局、中国や北朝鮮と同じで権力寄りの番組作りになるだろう。中国や北朝鮮は権力が上からメディアを押さえつけるが、日本の場合はメディアの側から権力にすり寄る・忖度するというのが、日本の特徴だと思う。NHKに期待するだけムダだし、NHKを支持するのは権力を強化することを手助けすることにさえなると思う。

ところで、土地規制法案の話が興味深かった。気にはなっていたのだが。注意せねばならない。

6月14日(月)
ネタニヤフが退陣したこと自体は喜ばしい。しかし、後任が心配だ。平和的な人物が選ばれれば良いのだが。

6月15日(火)


今週も仕事のストレスで神経が参ってしまった。勘弁してくれである。

6月23日(水)
私のYouTubeでもレコメンドされていてけっこう便利だったのだが、たしかに著作権侵害にはなる可能性は高いものだった。(ナレーションもプロのひとがやっているようだったし、仕事としてやっているんだろうとは感じた。)ただ、ネタバレ自体は私はさほど問題ではないと思っている。お金を払って見る価値のあるシーンを掲載するのが問題なんだろうと勝手に思っている。とにかく、私の場合、見るか見ないかを決めるための参照にはとても良いものだった。忙しい中で視聴に2時間を費やす価値があるかどうかを判断するのに良かった。とはいえ、やはり著作権侵害にはなるんだろうとは思う。なんとなく残念に思う。

今週は仕事のストレスでニュースチェックがほとんどできなかった。メンタルがキツかった。週末になってようやく落ち着いてきた。たぶん、今後は少し穏やかにコトは進むと思う。来週は通常営業に戻したい。

6月27日(日)
Netflixのドキュメンタリー映画『サーカス・オブ・ブックス』が思いのほか良かったので貼っておこう。
家族について考えさせられたり、ポルノについて考えさせられたり、ゲイの人権獲得のための闘いの歴史やその家族の葛藤について考えさせられたりしてとても良かった。書店が文化拠点になっていたことも良かった。私は、最近、オープンマリッジなどもっと家族は柔軟であっていいと思うようになったし、もちろん、それはそれぞれの家族が決めることだけど、ポルノもセックスワーカーも許容されるべきだと思うようになってきた。自慰行為ももっと許容されていいと思うようになったし。とにかく、性はもっと許容されていいと思うようになった。もちろん、未成年のセックスなど幾つかは禁止事項はあるけれど。とにかく、内容をよく吟味してよく考えて判断すべきだと思うようになった。日本はとかくそういう考えることが苦手だ。日本人はルールが決められたらそれに従うのは得意だが、ルールを決めるまでその意味を考えるのがとても苦手だ。こういうドキュメンタリーを見ると問題に直面した人たちが問題と向き合ってその意味を考えて自分なりの答えを出していくのがとても見て取れて良い。日本人はとかく多様性を認めずにはみ出した者をみんなで叩くことが多い。こういうのはアメリカを見習いたいとつくづく思う。

6月28日(月)
Excel使いの世界一は、ある意味、世界中で最も頼られる人物かもしれない。

6月30日(水)
車に使う半導体は最先端というよりはワンランク下なイメージがあるのだが。キオクシアはそんなワンランク下な半導体産業なんだろうか?それとも私の前提が間違っているのかもしれない。

Netflixのドキュメンタリー『ハンディキャップ・キャンプ』も大変良かったので貼っておこう。


まとめ
世間は相変わらず東京五輪のやるかやらないかで揉めているようだし、政府はあくまでやるつもりらしい。こうなると政府は国民の生命などは気にしておらず利権ばかりを考えているのがハッキリと分かる。

コロナのワクチンに関してはワクチン接種した後もコロナに感染して苦しむらしいことが分かってきた。以前のような暮らしにはなかなか簡単には戻れないようだ。

日本の半導体産業がボロボロであることも分かった。同時に中国や台湾や韓国の躍進が目立つ。その間、日本は一体何をしていたのだろう?

日本国内では異論は叩き潰すんだろうと覆う。そして、システムは変えない。しかし、世界では状況が変わっていて、日本だけ遅れてしまう。そういうことじゃないかな。

米中の争いが激しい。日本は内容の理解に追いつけないんじゃないかな。一方、EUは着実に積み上げていっている。これまた一朝一夕には対応できないんじゃないかな。世界について行くためには日毎の積み重ねが要ると思う。だから、「システムを新しく変えました。みんな、明日から一斉に新システムでやっていきましょう」と言っても無理な気がする。毎日、地道に積み重ねていかないとヤバいと思う。

今月はストレスでダウンしていることが多かった。7月は平穏に過ごしたいものだ。



2021年5月30日日曜日

NEWS2021.05


 5月2日(日)
売れていると聞いてはいたが、斎藤幸平さんの『人新世の「資本論」』は未読だったので大変参考になった。人口の3.5%が動けば社会が変わるという数値はとても参考になった。オルタナティブの可能性として、こういう動きは大歓迎だ。日本の場合、私塾としてスタートするのが良いような気がする。

日本に欠けているのは、独立した第三者機関だと思うようになった。それは原子力村が分かりやすい事例だと思う。原子力業界に限らず、日本はあらゆる業界で独立した第三者機関が無い。皆、業界の利益のために足並みを揃えてしまっている。ジャーナリズムなど本来チェック機関であるべきなのに、日本ではそうなっていない。様々な業界を中央集権型から分権分散型に変えて、それぞれの業界を独立機関がチェックすべきなんだが、日本ではとてもじゃないが不可能に思えてくる。そして、独立機関を突き動かすのは内から湧き上がる徳なんだと思うが、やはり、日本人にはとても無理に思える。案外、明治維新のときに日本は英国の支配下になっていた方が良かったのかもしれない。そうすれば香港の若者のような民主派が日本に育っていたかもしれないからだ。日本だけで今の日本を改革するのは不可能なように思う。戦後の高度経済成長が日本の頂点だし、そこが日本の限界だと思う。日本は観察対象としてはユニークだとは思う。悪い意味でのオルタナティブになりうる。もっとも中国だって共産党独裁の全体主義国家になるだろうけど、日本はその下の従属国になるかもしれない。一番下には一番しわ寄せがきてしまい、悲劇的になるものだが。『日本沈没』後のように流民として世界に分散した方が個人としては良いかもしれない。

5月4日(火)
大富豪の離婚。一昔前の財閥と現代は違うみたい。何が原因かよく分からないけど、いずれにしても個人の自由だし、夫婦のことは当人たち以外は分からないんだろうと思う。

5月10日(月)
ふむ。どうも基準を満たしていないそうな。本当にそうなのかよく分からないでござる。

ランサムウェアなんだ。サイバー攻撃が普通の時代なんだなあ。

5月11日(火)
ニューヨークは太っ腹だなあ。

5月12日(水)
姑息。

世界と日本におけるコロナワクチンの普及の違いに唖然とする。それにしても、あまりコロナが長引くと変異のリスクが高まって、それこそ東京ウイルスなんてことにならないだろうか?そんでもって東京ウイルスのワクチン製作が困難なしろもので日本を筆頭に世界に猛威を奮って日本の人口が激減なんてことになったりしないだろうか?ただ、高齢者が激減した結果、年金をはじめとする社会保障が大幅に抑制されて財政難が緩和されたりなんかして。まあ、それはブラックな想像ではあるが。

そういえば、入管法改悪のニュース、ちゃんと追えていない。入管が酷いのはのりこえネットTV(いまはCRACtube)の頃から言われているので、気にはしているのだけれど。ChoseTVやポリタスTVでも番組を組んでたのは知っているのだけれど。人権に関わるとても大事な問題。いや、人命に関わる大事な問題だし。

5月15日(土)
おかまいなしなイスラエル。

5月18日(火)
とりあえず良かった!どういう意思決定過程があったのか不明だが。また、今後も出してくる懸念もある。

5月20日(木)
速くGoogleリーダーを復活させてほしい。そもそもSNSだけで情報収集しようというのがオカシイ。SNSはあくまで目安だと思う。

払ってたのか。う~む。

Microsoft Edgeは今後もあり続けるんだよね?NetscapeNavigatorを潰した歴史を忘れない一方で、Explorerにもお世話になったりもした。

TVを見なくなったんだね。一方で音楽よりもゲームの方が市場が大きくなりつつあるし。文化の地殻変動が起こりつつあるような。

この制裁のやり方はその是非についていろいろと考えさせられる。もちろん、人権侵害は問題なのは当然なんだけど、その方法として制裁が効果的かどうか。


5月21日(金)
元々、日本って機密情報を守るのって難しいような気がする。文書で残さない文化があって、人が伝達しているからその人が漏らしたら即お手上げな気がする。

圧倒的な軍事力の差があるので、なんか一方的な衝突だったのではと思うのだが。

コロナのワクチン接種(の予約)が私の周辺でも聞こえるようになってきた。とはいえ、高齢者ばかりだが。まだまだ時間がかかりそう。一方でコロナ疲れの声も聞かれる。

オリンピックの存在意義は起源を考えれば分かるように平和の祭典なので、世界平和が大前提で基本的にはスポーツマンのためのものではない。だから、意味を考えればオリンピックをやるかやらないかは自ずと判断できる。経済的な理由というのはまさに「欲に目がくらんだ」考え方であって、それは大義名分にならない。日本人は物事の意味を考えることが本当に苦手だということが、非常時にくっきりと表れる。非常時には一度立ち止まって物事の意味を考えて決断せねばならないからだ。ところが、日本人は物事の意味を考えるのが苦手なために右往左往してしまう。一旦、道が定まればそのレールに沿って進むのだが。ただし、その一方で一旦走り出したら止まらないという悪弊もある。日本人は意思決定についてもっと真っ当にならないとヤバい。

5月23日(日)
とても重要な話。が、私の頭が追いつかない。学ばねば。

5月25日(火)
そうなってしまったか。

5月27日(木)
日本人が運営している組織で日本の政府に逆らう組織なんて考えにくい。みんな、権力になびくと思う。むしろ、忖度して自分から権力に情報提供しそうなくらいだ。それが日本。

千田有紀氏の例のトランス女性のトイレ風呂問題を想起。シス女性の意識の問題だと思うのだが。

当然な流れだと思う。むしろ、以前にLegendaryが中国の企業に買収されたことの方が気になっている。昔、SONYがコロンビアを買収したけど、Legendaryはアメリカらしさが残るだろうか?ともかく、大筋としては6大映画スタジオとGAFA、そのストリーミングの覇権争い。ただし、中国の伸びもある。アニメとかの。

まとめ
世界は動いている。しかし日本はまだ迷路を彷徨っているかのようだ。個人レベルで世界の変化に対応していくしかなさそうだ。

個人的には今月は信田さよ子さんの著書を読むことが多かった。DVや虐待、母娘問題などの家族、そして不登校という具合に興味が移っていった。現在は教育に興味が移っており、オルタナティブ教育やモンテッソーリ教育に焦点が絞られつつある。その先には、生涯学び続けることということで、学びの基本形である独学について、自分に最適な方法を模索することに繋がりそう。

コロナ対策や五輪を見ると日本政府の意思決定が実にお粗末なことが見えてくる。同時に日本政府をチェックする監視組織(ジャーナリズムなど)もお粗末だし、それを看過する日本国民もお粗末なんだろうと思う。経済が右肩上がりに安定的に成長しているときは何も考えずにその流れに乗っているが、いざ先行きが見えない変化が訪れると途端にどこに行けば良いか分からなくなる。そして解決策を模索することができない。おそらく、極端な言い方をすると、失敗を恐れて模索することもできない、がんじがらめになっている感じだ。

日本はEUのように知見を蓄積していくようにはできないと思う。また、英米のように変化に対応できるような余力や意思決定力も持てないと思う。独立心とか分権・連邦とか日本人には無理な気がする。また、中国のような強力な国家権力を振りかざすことも難しいんじゃないかと思う。独裁国家の核となる権力の強力な中枢を形成することができないと思うからだ。(アジアや南米にあったような軍事独裁政権や警察国家になる可能性は皆無ではないだろうけれど、それらは杜撰で長続きしないか、長続きするとしても不幸を山積みして延命しているにすぎない。)なので、日本は相変わらず掘っ立て小屋的な動きに終始するように思う。戦後の高度経済成長のような安定が二度と訪れないから、変化に翻弄されて右往左往すると思う。結局、個人とか少数精鋭の少人数でやってくのが一番望ましいんじゃなかろうか。