先月読んだ『レストランの誕生』だけだとごく限られた範囲での歴史だったので、もう少し通史を知りたくなったので本書を読んでみた。しかし、専門用語が多くて自分がどこまで理解できたか怪しい。元々、料理学校の生徒のための教科書のようで、一般人が読むのはちょっと辛いと思う。ちなみに歴史ドラマ『ダウントン・アビー』を見ていたので英国貴族の食事については分かりやすかったので、フランス版のそういった歴史ドラマがあったら良いなと思った。やはり、視覚的に見れた方が分かりやすいと思う。また、メートル・ドテルという給仕係みたいな役職があるらしいが、それも見た方が理解しやすいように思う。
『恋愛と贅沢と資本主義』(ヴェルナー・ゾンバルト)
著者の主張である「資本主義とは愛妾経済なり」を確認するために読んでみた。主にフランスのことだと思う。逆に英国なんかはマックス・ウェーバーの『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』が当てはまるのではなかろうか。まだ読んだことはないのだが。
積読解消のために読んだ本。随分以前に購入したがずっと積読になっていた。人類学的なアプローチになっていて、著者がアジアの各地に赴き、民族舞踊を実際にフィールドワークした記録になっていて大変貴重な体験だったと思う。 ただ、全体として取りとめが無いような気もする。やはり、舞踊も映像でまず見てみないと理解が始まらないように思う。