2025年6月29日日曜日

NEWS2025.06

 
6月3日(火)
新しい韓国大統領が決まった。李在明(イジェミョン)という人らしい。よく知らないが、理想主義者というよりは叩き上げ的な印象がある。 私としては、リベラルにもっと他の人材がいなかったのかなあという気がしている。
 
長嶋茂雄が亡くなった。私自身は彼の現役時代を知らない。まだ幼かったので見たかもしれないが分かっていない。一方、王貞治は記憶に残っている。756号ホームランもTV放送で生で見たように思う。 長嶋茂雄については監督時代を少し知っているくらいで、打って勝つチーム作りで、ここぞというときは勝負に出る感じで、観客が見ていて面白いゲームをしようとしていたように思っている。それまでの巨人はとにかく勝つことが第一で面白さは二の次だったように感じていたから、それ自体は良かったように思う。ともかく、日本人には珍しいタイプの人物だった。合掌。
 
6月5日(木)
天皇が沖縄を訪問。愛子さんも同伴とのこと。一泊二日の日程。ふむ。 
 
6月6日(金)
いずれは仲違いするだろうと、みんな思っていたと思う。ただ、この手のひとたちは利害が一致すればすぐに手を結ぶから、今後、どうなるかは分からない。ただ、周囲のひとたちは振り回されるだろうと思う。生活がかかっている職員などにとっては迷惑だろうと思う。 
 
 
6月10日(火)
『Family Affair』とかが有名らしい。 
 
6月11日(水)
これは玉木氏が酷い。ただ、山尾氏も政治家を引退すると宣言したはず。 まあ、誰しも心変わりはあるから仕方ないけど、有権者が果たしてそれをどう評価するか。不倫については私は特に問題視はしていない。ただ、不倫相手の妻が自殺している。そういった経過があるので、政治家をするのは辛いと感じる。
 
戦争の反省に基づいて作られた日本学術会議がこういう形で終わっていく。 
 
支出を削ろうとしているとしか思えないなあ。 
 
6月12日(木)
内戦にならなければいいが。ただし、悪いのはトランプ。
 
トランプなんかに負けるな、カリフォルニア! 応援しているぞ!
 
合掌。 
 
移民・税関捜査局(ICE)の酷さが分かって大変勉強になった。 
 
6月13日(金)
大手メディアがファクトチェック機能を作るのは良いことだと思う。
 
6月14日(土)
イスラエルが、ネタニヤフが悪いのだが、戦争して喜ぶのもネタニヤフだろう。なんか、嫌な展開だ。 
 
 
今週は音楽業界の超有名人が二人亡くなった。スライとブライアン・ウィルソン。音楽に疎い私でも少しは知っている。
 
トランプのカリフォルニアへの派兵が気になる。カリフォルニアといえば、リベラル勢力の牙城だ。トランプはそこを狙って何やら画策するのではないかと注意が必要だ。
 
イスラエルはパレスチナを潰す気なのだろう。世界は手をこまねいているしかないのか。私は人命を最優先してパレスチナ人を受け入れるべきだと思っている。イスラエルはパレスチナの土地を奪う気なのは分かりきっている。しかし、土地を奪われまいとして抵抗しても人命が失われては元も子もない。世界や日本はパレスチナの難民・移民を受け入れるべきだと思う。 
 
6月15日(日)
酷い。
 
6月17日(火)
もうG7は要らん。 
 
6月21日(土)
イスラエルは人を殺すことを躊躇しない。何なんだろう?
 
今週は体調を崩してしまったが、それでも仕事はやり遂げた。でも、ニュースのチェックとか全然出来ていない。まだ6月だというのに、かなり疲労が蓄積している。このまま夏モードに突入するのかと思うとちょっと不安だ。 
 
6月22日(日)
実際には投下されたバンカーバスターは14発くらいだったらしい。ところで、バンカーバスターだが、卑近な例で申し訳ないが、アニメ『交響詩篇エウレカセブン』 に登場した地殻貫徹弾オレンジを思い出した。地殻貫徹弾は地中深くに存在するスカブ・コーラルの核を攻撃するために使用された。
 
6月24日(火) 
イランとしてはきっちり同数のミサイルを打ち込んで報復とした。実にきっちりした対応ではある。
 
イスラエルは本当にムチャクチャする。
 
6月25日(水) 
諸行無常。あれほど栄耀栄華を誇った安倍派がついに解散した。 
 
 
今週から暑かった。まだ6月だというのにかなり暑さで疲労した。今年の夏は相当に暑さ対策をしないとヤバいと思う。ニュースのチェックも後回しにするしかない。トランプが前例のないことをやらかすのだが、疲労のためにそれをトレースする余裕も無い。日本政治もほとんどチェックできていない。参政党が伸びているらしいとチラホラ聞く程度だ。日本人の中には一定数、参政党のような党を支持する層があるだろうとは思う。私の年代からすると社会の知的レベルが低下したように感じられるが、実際にはネットによって可視化されただけとも思える。元々、そんなに知的レベルは高くなかったのかもしれない。単に幻想を抱いていただけかもしれないのだ。とはいえ、YouTubeの時代に移行してから、ある種の知的レベルは低下したように感じられる。ただし、YouTubeによって別の知的レベルは上昇したかもしれない。とにかく、カオスになった、あるいはポストモダンになったと感じられる。そしてそれは仕方のないことだとも思う。むしろ、そのような世界で周りに流されずにどうやって自己実現していくかだろうと思う。ところで、ウェブクリップをPocketからRaindrop.ioに乗り換えた。今のところ良い感じだ。ただ、Pocketのような、よく読まれている、お薦め記事機能が無いのが個人的には残念だ。
 
 

2025年6月28日土曜日

今月読んだ本2025.06

ごまかさないクラシック音楽』(岡田暁生・片山杜秀) 
先月読んだ片山杜秀さんの本が面白かったので、引き続き片山さんの本を読むことにした。それで今回は岡田暁生さんとの対談本を選んだ。クラシック音楽の歴史であると同時に世界の歴史に関する対談だった。歴史好きの私としては大変面白かった。もしかしたら、今年読んだ本で一番面白い本になるかもしれない。ただし刊行自体は2023年5月と2年前の本だけど。
 
 
レストランの誕生』(レベッカ・L・スパング)
レストランの起源の話。 これまで鹿島茂の『デパートの誕生』やフィリップ・ペローの『衣服のアルケオロジー』を読んで、デパートの起源や近代的な服装の起源を勉強したので、今度はレストランの起源について知りたくて本書を読んだ。著者が大変多くの本を読んでいるのが分かる。おかげでフランスの市民社会が形成される過程でレストランが次第に形作られるのが分かる。ただ、かなり局所的な歴史の話だったので、個人的には、もう少し食文化の通史的な知識が欲しいのでフランス料理の歴史の本などを今後は読んでみたい。
 
 
 
妾と愛人のフェミニズム』(石島亜由美)
近代日本における妾と愛人の歴史を扱った話。 制度としての妾や庶子の話は大変勉強になった。ただし、著者はフェミニズムの視点からそれらを捉えている。私自身はセックスワーカーもポリアモリーも一夫多妻制も当事者たちが是とするなら良しとする考えなので、妾や愛人も当事者たちがそれで良いならかまわないのではないかと思っている。ただし、第三者である世間一般人が妾や愛人を差別するというのは問題だと思うし、正妻が妾を下位において人権を抑圧するのであればそれも問題だと思う。とにかく、著者の考えにはやや疑問を感じる部分があった。その疑問は、結局は、資本主義をどう考えるかに行き着くように思う。すべてをカネで考えるのは違うと思うが、かといって、すべてを愛で賄ってカネは排除するというのも理想的過ぎると思う。また、カネの力に対して、ヒトの力が介入するのも逆に言えば権力者の介入であってそれは悪しき社会主義ではないかと思う。自律的な資本主義経済の中でカネ勘定による意思決定の方がまだ個人の自由意志があるのではなかろうか。昨今では、不倫や浮気やセフレが市井にはあるが、それほど悪いものではない気もしている。当事者たちが是とするならそれもアリだし、当事者が否とするなら別れればいい。当事者次第という気がしている。