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2025年3月5日水曜日

新幹線大爆破

『新幹線大爆破』(1975年)
 
Netflixで『新幹線大爆破』を観た。最初は全部見るつもりはなくて何気に見始めたのだが、見始めると面白くなって最後まで見てしまった。後で知ったのだが、キアヌ・リーブス主演の映画『スピード』(1994年)の設定のモチーフにもなったらしい。
 
高倉健が主演で、倒産した零細工場の元社長で主犯を演じている。共犯には過激派くずれの男、沖縄出身の青年があてられていた。また、新幹線の運転士を千葉真一、運転指令長を宇津井健が演じていた。
 
緊迫する運転指令長を宇津井健がなかなか良い味を出していた。高倉健が演じる犯人が金を奪った後、妙に垢抜けた感じに変わっていたのは不思議だった。金を奪うまでは倒産した町工場の社長でつなぎの作業服なんか着ていたのが、金を奪った後はゴルゴ13風のちょっとだけ小洒落た雰囲気に変わっていた。でも、最後の場面などは、当時高倉健は人気があったんだろうなというのが分かった気がした。
  
ともかく、新幹線は近代日本の象徴のひとつなんだろうなあ。