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2024年7月28日日曜日

NEWS2024.07

 
7月1日(月)
よく分からない。東京は石原慎太郎を都知事にするような土地柄だから小池がある程度支持されるのは理解できる。ただ、蓮舫さんが思ったよりも支持が集まっていない気がする。あんまり人気がないのだろうか?
 
7月2日(火)
 ううむ。
 
酷い話だ。誰も罪を問われないのかなあ。政治の腐敗。
 
 7月3日(水)
これも酷い話。
 
良い判決。それにしても、過去に強制不妊されていたという酷い話。
 
自衛隊ってこういうの多いように思う。変わらないなあ。
 
へえ。

7月4日(木)
面白かった。ゴミ箱伯爵に投票することは票を捨てるようなものだという皮肉が良かった。投票はよく考えて投票しようという意図らしい。なかなか気が利いている。



7月5日(金)
 14年ぶりかあ。トニー・ブレア、ゴードン・ブラウン以来か。トニー・ブレアは「教育、教育、教育」で第三の道を模索したが、一方で米国のイラク戦争を支持してガッカリした覚えがあるなあ。スターマー新首相が善政だったらいいなあ。

7月6日(土)
イランも緩やかにリベラルになっていけばいいなあ。 でも、保守派は強固だろうから歩みは遅いだろうけど。
 
へえ。どんな政治をするんだろう?

日本人に情報管理は無理じゃないかなあ。
 
今週は海外の政治の情勢が興味深かった。英国、フランス、イラン。あ、それと米国のバイデン大統領がこのまま立候補するかどうかも興味深かった。英国は労働党、フランスは極右、イランは改革派、米国はトランプだと右派という感じか。
 
一方、国内は都知事選がいよいよ日曜夜に決まる。蓮舫女史になって欲しいが、どうも難しいようだ。政策論争はほとんど無かったように感じた。蓮舫女史の政策は分かったが、小池や石丸はいまひとつ分からなかった。結局、東京都民は人物のイメージで投票するのだろう。その人物が好きか嫌いかとか、人物の好感度とかで。
 
その他、強制不妊では違憲判決が戦後13例目ということで少し驚いた。一票の格差問題でいつも「違憲状態」に慣れていたので最高裁が「違憲」とハッキリ言うことができるんだと驚いた。また、機密費の問題や防衛省の金品授受の問題はずっと続いている同じ問題に思えた。変わらない日本。

読みたい本
 
 
小林恭子さんの新著『なぜBBCだけが伝えられるのか』が刊行されていた。以前、『英国メディア史』を読んで良かったので、この本もいずれ読みたいなあ。日本のNHKもBBCみたいな独立した公共放送になれたら良いのになあ。安倍政権以来、NHKはすっかり国営放送になってしまっているからなあ。
 
7月7日(日)
残念ながら小池百合子が当選した。おそらく、石丸が2位、蓮舫が3位だろう。東京都民の小池支持は固かった。石丸が伸びたのは政策の中身が無く、その場の空気を掴むのが上手かったからだろう。政策の中身が無かったことで政策の好き嫌いに左右されなかった。東京都の無党派層は政策ではなく、人柄の好き嫌いでひとを選ぶのだと思う。政治の投票というよりは単なる人気投票なのだと思う。無党派層の民度の低さが石丸躍進という結果になったのだと思う。さて、リベラルは政策で勝負すべきだと思う。しかし、日本ではいくら政策で勝負しても有権者がその政策を正しく理解できないという欠点がある。結論をいうと日本でリベラルはほぼ無理だと思う。リベラルは選挙のときにフワフワした無党派の心を掴むよりは、常日頃から有権者を啓蒙してゆくのが本筋だと思う。啓蒙して政策を理解してもらって共感してもらってはじめて支持されるというのが本筋だと思う。しかし、残念ながら日本ではそれがほぼ無理なのだ。なぜなら日本人は物事の本質を理解するのがとても苦手だからだ。だから、日本にリベラルは根付かない。日本人がリベラルをものにするのは難しいのだ。
 
東京都知事選の振り返り
得票数で見ると、小池百合子が291万票、石丸が165万票、蓮舫が128万票だった。仮に石丸の票を蓮舫が全部取っていたとしても293万票で小池とほぼ同数に過ぎなかった。だから、仮にどんなに蓮舫が善戦していたとして小池とほぼ五分の勝負になっていたということだと思う。現実的には石丸の票を全部取るなんてことはあり得ないから、蓮舫は勝つのはほぼ無理だったと思う。それだけ小池の支持者が盤石だった。あるいは、もっと小池批判をして切り崩していればと考えるかもしれないが、私から見れば小池批判は十分になされたと思う。落選運動もあったし、見苦しいヤジまであった。それでも291万票の小池支持者は揺るがなかったということだ。リベラルの私からすれば、どんだけなんだと思う。まあ、東京は石原慎太郎を支持するような土地柄だから、おそらく、そういうことなんだろう。プロ野球だって読売ジャイアンツが地元球団だしね。東京というところは、そういう保守的な土地柄なんだ。それもちょっと独特の。首都だからリベラルも他県と比べると多く居るが、有権者の割合からすると、やはりリベラルは少数派なんだと思う。なので、そういう東京でリベラルが勝利を狙うのは余程の勝算がある場合でない限り無理だと思う。選挙戦術に問題があったというよりは、元々、東京は保守の牙城だと考えた方が良いと思う。リベラルが東京を陥落させるのは至難の技なのだと。ただ、今回、一人街宣という選挙運動は面白かった。バーニー・サンダースが選挙というのは選挙運動を通して支持者を増やす活動なんだと言っていたが、一人街宣によって市民を選挙運動に巻き込んで支持者を増やすことに繋がったのではないかと思う。今後に期待したい。それにしても、繰り返しになるが、東京というところは保守的な都市なんだとつくづく思った。野間易通風に言えば、東京ヘイトシティ。
 
 
7月8日(月)
フランスがギリギリで極右を退けた。良かった。しかし、急ごしらえの連立政権で今後の運営がどうなるか心配なところ。

この調査報道はかなり重要なんじゃないかと思う。これは、今後、事あるごとに引用される調査結果なんじゃなかろうか。
 
升味佐江子さんの無党派層に対する見解と対策が興味深かった。 地道な啓蒙しかないかなあと同感した。
 
7月10日(水)
インドはなぜプーチンと会談したんだろう?エネルギーや貿易があるからだろうか?ま、ウクライナ戦争に対して平和的解決を促したから最悪ではないのだろうけど。
 
7月11日(木)
都知事選のほか、英国やフランスの総選挙の話が参考になった。あと植田祐介さんというひとの活動も。

7月12日(金)
バイデンの高齢化問題、辛いなあ。交代した方が良いけど、本人は続投したがっている。北丸雄二が言っていたけど、トランプよりマシな候補者なら良いわけで、平凡なひとで良いんじゃないかと思える。英国の新首相スターマーだって退屈男と言われているそうだけど、退屈な人物で良いんじゃないか。
 
7月14日(日)
トランプが銃撃されたらしい。容疑者は射殺されたらしい。ううむ。選挙にどう影響するか。
 
都知事選の余波について
今週は、国内では、都知事選の余波が残響した一週間だった。都知事選の余波としては、石丸に関するものと蓮舫に関するものに大別されると思う。私はテレビを見ないのでその手のニュースは入ってこないので詳しくは知らないが、シールの件は次回からもっと良い解決策が見出されて改善されるのではないかと思う。いずれにしても萎縮してほしくないと思う。シールを批判している人たちの狙いは萎縮だろうからだ。
 
無党派層と政治的無知について
また、石丸の選挙戦術に関しては小泉純一郎のB層狙いの選挙戦術と似ている。それはB層にも届くシンプルなメッセージを発信するという単純なものだ。要は日本の無党派層は政治的知識が極めて貧弱、すなわち政治的無知なのだ。政治的無知については、以前、ビデオニュースで神保さんが紹介していた本を紹介しておこう。

 

この本では足による投票を呼びかけている。それも有効だとは思うが、私自身は地道な啓蒙だと思っている。民主主義は地道なものなのだと思うからだ。
 
さて、海外では、フランスで極右が退けられたニュースも大きかった。フランスはギリギリで踏みとどまった。この辺りはフランス市民の政治の知的レベルの高さがものを言ったと思う。
 
そういえば、小池百合子による東京都の再開発を参政党などの日本の保守政党はどう思っているのだろうか? 日本の自然を守ることに消極的なはずはないと思うのだが。
 
7月15日(月)
まだ2倍だから他の事例よりは薄いかも(苦笑)。
 
7月16日(火)
韓国には国家人権委員会なるものがあるらしい。羨ましい。しかも独立機関。こういった独立機関が日本にもあってほしい。しかし、日本は三権分立もちょっと怪しいからなあ。
 
7月18日(木)
暇空茜は感心しないのだけれども、私はColaboの仁藤夢乃に対してもあまり感心していない。というのは彼女はセックスワーク否定派だからだ。どちらかというと北原みのり一派と同系統だと思っている。

朝日新聞政治部に今野忍というネトウヨ記者がいるらしい。NoHateTVの楽しみのひとつはバカニュースでこういうネトウヨがいることを知れるのが楽しい。ただ、朝日新聞に関してはやはり購読者数の減少で戦前同様にポピュリスティックになっていくのかなあと感じている。購読者を増やすために購読者の嗜好に合わせて新聞も変わっていくのかなあと。一昔前は大学の先生がインテリ層を形成していてその影響もあって左派が力を持っていたが、昨今はそういったインテリが減少してしまい、代わりにネトウヨが増殖したんだろうなあと思う。また、極中道(エクストリームセンター)の話は興味深かった。ただ、オバマをエクストリームセンターと言うのはどうかと思った。オバマはリベラルだけれども大統領になってからは中庸の政治に努めた。米国民の半分が保守なのだから、保守の要望も取り入れる形だった。結果、リベラル派からは生ぬるいと批判されることになったが。でも、オバマが大統領になった初めの頃は軍部とオバマはかなり摩擦があって苦労していたと思う。そして、右からも左からも批判され続けた。でも、任期を終えて成果を見てみれば、オバマは本当によくやったと思う。しかし、そのオバマの成果を尽く潰しにかかったのがトランプなのだけれども。ちなみにトランプは元・民主党だったんだけどね。

7月19日(金)
こんなこともあるんだなあ。

7月20日(土)
コロナと手足口病の感染が拡大しているらしい。注意したい。

鹿児島県警のやり方に驚いた。警察の身内の犯罪を隠蔽し、内部通報した人物を逆に報復として逮捕する。さらにジャーナリストに強制捜査して通報者を捜す。なんか凄いな。全部、違法じゃないの。隠蔽を指摘されないようにするために半年間放置していた盗撮事件の犯人を直前に逮捕する。いや、凄いな。刑事企画課だよりの「未送致書類であっても、不要な書類は適宜廃棄する必要があります。※再審や国賠請求等において、廃棄せずに保管していた捜査書類やその写し組織的にプラスになることはありません!!」という文言には苦笑した。警察に不利な証拠を開示しない法律を思い出した。正義はどこに行ったんだろうなあ。青木理がいうように内部通報を警察に取り締まらせることに無理があって、公安委員会に手足をつけて捜査するように変えた方が良いと思った。それにしても、日本には独立機関が必要だとつくづく思った。互いに権力を監視・牽制させる独立機関が欲しいものだ。日本はどこもかしこも組織の癒着が激しい。
 
日本も産業別労働組合に移行すべきだ。とても重要。これから日本経済が繁栄していくためにも企業別労働組合はもう止めるべきだと思う。

これも重要。日本の住宅はもっと変わるべきだ。

斎藤元彦兵庫県知事の件
TVを見ないのでネットニュースでしか知らないのだが、大変酷い人物らしい。驚くのは東大出身で総務省に入省しているエリートであることだ。そんなエリートなのにこんな酷いことをするんだと驚いた。仮に犯罪者が多い維新の議員ならさもありなんと思うのだが、経歴を見ると必ずしもそうではない。う~ん、日本全体に人材が劣化しているということなのだろうか。
 
トランプ銃撃事件について
荻上チキのセッションで前嶋和弘さんの話『特集 トランプ氏銃撃事件の衝撃』が興味深かった。大統領選に向けて戸別訪問するときのターゲットとする有権者層の話が面白かった。この話を聴いてから、トランプの指名受託演説を見ると、トランプが演説を少し変えてきた理由が見えてくるように思う。銃撃事件によって足元は固められたので、今度は無党派層の取り込みにかかったということだと思う。右派の票の取り込みは揺るぎないものになったから、今度は揺れている無党派層の取り込みに少しシフトしたということだと思う。それにしても、議事堂襲撃事件やら酷い移民政策でうんざりしたトランプ氏が再び大統領に返り咲く可能性が高まった。なんとも残念な話だ。特に最高裁判事が完全に保守が多数派になってしまったことが痛い。世界のリベラルを牽引してきた米国の歩みが後退してしまう。本当に残念だ。民主党はバイデンに代わる候補者を擁立できなかったのが痛い。多分、バイデンでは勝てないし、カマラでも勝てないと思う。民主党はもっと早い段階で候補者を擁立すべきだった。
 
蓮舫さんバッシングの件
この件もあまり知らないのだが、Rシールや蓮舫さんの人となりをバッシングしているらしいとネットを見ていると聞こえてくる。まあ、裏金問題で鬱積していた右派がここぞとばかりに鬱憤を晴らすためにバッシングしているのかなと思う。一方で、都知事選を振り返って石丸の選挙戦術を見習って無党派層の取り込みに同様の方法を取り入れるべきだと主張するひともいるようだ。私自身はそういったやり方は感心しない。政治の話をしないでイメージだけで無党派層を取り込むようなことはあまり意味がないと思う。そもそも日本の無党派層は保守寄りだ。それに無党派層を全部取り込んだとしても小池百合子に勝てたとは思えない。最大に取り込んだとしても五分五分だったからだ。そう考えると都知事選は最初から無理筋だったと思う。だから「こうすれば勝てた」と考えるとのはちょっと違うと思う。「どうやったって勝てなかった」と考える方が自然だと思う。むしろ私は今回の都知事選で蓮舫陣営は別の成果を上げたと思っている。ひとつは言わずとしれた「一人街宣」だ。有望な有権者を巻き込むことができたと思う。「音楽に政治を持ち込まない」や「政治に政治を持ち込まない」が叫ばれる風潮の中で、真面目に政治に参加しようとする強固な意志をもった一個人を見出すことができたのだから、それはとても大きな成果だと思う。この日本で一人で声を上げる勇気を行動をもって示せた一人街宣の人々は称賛に値する。それから、もうひとつの成果は「楽しい街頭演説」だと思う。これはデモと同じで祭りの感覚を取り入れることができたのだと思う。選挙には負けたけど、政治活動で楽しい時間を過ごせたのはとても大きな成果だと思う。巻き込むことがとても大事なんだと思う。政治に関心を持つようになること、政治に意識を向けるようになることが大事なんだと思う。人々を巻き込んだ運動が回りはじめることが大事なんだと思う。そのためにお祭りのような楽しい街頭演説体験が大事なんだと思う。そういう意味で蓮舫さんの選挙は大きな成果があった選挙だったと思う。「選挙に負けたからダメだった」と考えるのではなく、「負けによって見えづらくなったが、実は大きな成果があった選挙」だったと考えるべきだと思う。

7月22日(月)
バイデン大統領が大統領選から撤退を表明した。後任は副大統領のカマラ・ハリス女史。カマラ・ハリスでは物足りないと思うが、大統領選まで時間が無いし、トランプよりマシな人物であれば良いのでカマラでも良いかなと思う。後任に決まったときの世論調査が好意的だったことに少し驚いたが、これから戦いの火蓋が切って落とされるのだろう。トランプ陣営にとって女性候補者は戦いにくいという評価があったが、ヒラリーとの選挙戦を考えれば必ずしもそうではないと思う。トランプにとって女性候補者は必ずしも戦いにくい相手ではないように思う。ヒラリーのときはフェイクニュースでヒラリーを貶めるニュースがネットを流れたが、おそらくカマラのときもフェイクニュースが流れるのではなかろうか?それとロシアのハッカーたちがどう動くか?ヒラリー戦のときはロシアのハッカーが暗躍したという話もあったはずで、陰でロシアが暗躍する恐れもあるのではなかろうか?これは陰謀論的に過ぎるかもしれないが。

陰謀論と詭弁というキーワードがなるほどと思わせる文章だった。都知事選で石丸が2位になったことで、石丸を真似ようという動きがリベラルにも若干あったが、ああいうのの真似は良くないとつくづく思った。とはいえ、無党派層の取り込みが喉から手が出るほど欲しいと思っているだろうリベラル派は多いだろうから、ついつい目先の手法に頼りたくなる気持ちも分からなくはない。
 
7月23日(火)
私にとっては『未来少年コナン』 のコナン役が一番記憶に残っている。「ラナー!」と叫ぶコナンに何度も感動した。
 
7月25日(木)
杉田水脈の出演の誘い方が怪しすぎる。共演NGの話で野間さんと宮台さんが多いというのが少し面白かった。両方を視聴している私は珍しいタイプなのかもしれない。
 
7月27日(土)
雨宮処凛さんの指摘が興味深い。杉並区は特殊という話、ロールモデルや広まるネットワークが欲しい的な話は興味深かった。商業主義以外の活動をしているトンチキな大人を見たことがないという話など大変参考になった。

NoHateTVで見てたので、このニュースに目が止まった。ちゃんと展示されるのか懸念される。


まとめ
今週は都知事選のショックがようやく冷めてきたように感じる一週間だった。一方で米国大統領選でカマラ・ハリスの出馬が決まって大統領選が再び動き出したように感じた一週間でもあった。パリ五輪が開幕して開会式のセレモニーがなかなか面白そうだった。一部で物議を醸しているようだが、さすがフランス人らしいと思った。また、お金をあまりかけない五輪らしく、ロス五輪以来の黒字化なるかとのことだった。

今月は都知事選で小池百合子が三選されたのが大きなニュースだった。4月末の衆院選補選で「自民全敗、立民全勝」で浮かれていたリベラル派に対して、頭から冷水をかけられたような効果があったと思う。所詮、リベラルは日本では不人気で少数派なのだと思い知らされたと思う。しかし、良いこともあって「一人街宣」という市民の政治参加に希望が見えた選挙でもあった。逆に石丸候補の躍進に対して、いろいろ学習せねばならない課題も見えたと思う。この点に関しては雨宮処凛さんの意見が参考になると思う。
 
海外では、英国、フランス、イランの選挙でリベラル派がかろうじて勝利した。米国ではバイデンが撤退して、カマラが出馬することになった。トランプの銃撃事件はショッキングだったが、選挙にどの程度影響が出るかはいまのところ不明だ。世界的には、保守とリベラルで分裂しており、分断の時代、内戦の時代と見立てられると思う。そんな世界と比べると、日本は保守とリベラルの分裂というよりは、保守の分裂であって、リベラルはあくまで弱小な第三勢力に過ぎないと思う。自民党と第2自民党という保守の分裂に思える。ちなみに第2自民党はネーミングが鍵だと思う。民自党にするか保守党にするか共和党にするのが良いように思う。立憲民主党は内部の保守派が第2自民党に合流して、残った立憲民主はより弱小化して名前も民主党に戻るようになると思う。日本はリベラルが根付かない民族性なのだと思う。