3月28日(月)
原油高と円安。日本の崩壊が間近に迫っているのかもしれない。
3月29日(火)
果たしてうまく行くのかどうか。
YouTubeには、こういう使い方もあるんだなあ。
3月30日(水)
自衛隊のネトウヨ化が進んでいるのかなあ?抑圧する軍隊と解放する軍隊。この場合、抑圧する軍隊に相当するのかなあ。
3月31日(木)
TechCrunchJapanとEngadget日本版が終了した。とても残念だ。日本の衰退と関係があるのかなあ。
4月2日(土)
良かったと思う。グーグルも労組を作ったし、スターバックスも作ってたんだね。
4月3日(日)
最初はあまり期待していなかったが、見始めたら段々と別の視点で世界を見ることができたので良かった。
ウクライナの件。どうやらロシアは軍をキエフ方面から東部地域へ移動するらしい。戦略の変更だと思う。最初、東ウクライナを短期間で獲るつもりが、予想外に苦戦して無理だと覚って、当初のクリミアとドンバス地方の奪取に集中するつもりなんだと思う。もちろん、事態は流動的なので獲れるならもっと領土を増やそうとするだろうけど。となると、やはり、マリウポリの陥落が大きなポイントになるんだろう。今回、ロシア軍が苦戦した理由はおそらく補給がしっかりしてなかったこと。短期間で奪取できると考えていたため、長期の補給を想定していなかった。それとウクライナの対戦車ミサイルが予想以上に多くの成果を上げたことだと思う。ロシア軍としては解放軍であらねばならないので、あまりウクライナを破壊せずに奪取したかったはずだが、反ロシアのウクライナ人が多数潜んでいてドローンを使って偵察して対戦車ミサイルでロシア軍をかっこうの標的にしてしまったのだと思う。ロシア軍は対抗してウクライナ軍が潜んでいる街を破壊することもできたが、それではウクライナ人の恨みを買い、占領後の統治からはどんどん遠ざかってしまう。結局、無理を悟って軍を引かざるを得なかったのだと思う。シリアやイラクでの戦闘との違いはその辺りにあると思う。ただ、ロシア軍も仲間を殺された恨みが積もっているだろう。その怒りがマリウポリに叩きつけられるかもしれない。マリウポリが惨劇にならなければ良いのだが。誰か止められる者はいないものか・・・。
日本の件。日本の財政がここまで悪化しているにも関わらず誰も止めようとしなかった。「今ここで緊縮財政にしたら大変なことになる」と言いながら、ダラダラと積極財政を続けてきた。財政が破綻する危険性があるにも関わらず、多くの専門家が口をつぐんできた。アキレスと亀の論理と同じで、アキレスが追いつく頃には亀は前に進んでいるからアキレスに追いつかれることはないと言い続けてきた。しかし、現実はいつかは亀はアキレスに追い抜かれる。日本の財政もいつかは破綻するだろう。ソ連が崩壊した後、ロシアをハイパーインフレが襲い、年金生活の老人たちは卵を買う金も無いと嘆いていた。その後、その老人たちは生き残れたかどうかは不明だ。日本を財政破綻が襲えば、同じようにかなりのインフレになるだろう。そのとき、どれだけの悲劇が起こるか、背筋が凍る思いだ。日本人は日本人だけで群れていると、自分たちがいかに愚かであるかに気づかない。後の時代のひとが見れば、今の日本人がいかに愚かだったかが分かるんだろう。
この間、本を読んでいたら、黒人女性がシングルマザーを選択するのは、けっこう手厚い生活保護を受けられて暮らしていけるからだという。また、白人からしてみれば、生活保護の支給を止めてしまえば、黒人は暴動を起こして街を破壊してしまうし刑務所も増えるしで、かえってコストが高くなるだろうから、手厚い生活保護の方が良いんだと考えるらしい。そう考えると、日本は生活保護の捕捉率は20%と非常に低い。十年くらい前は毎年3万人の自殺者を出していた。実際は検死体制の上限があるためにもっと多いかもしれないとのことだった。昨今は巻き込み自殺に変わっている。一方、欧州はもともと福祉が手厚いので生活保護受給者の捕捉率も高い。結局、日本の生活保護の政策に問題があるから巻き込み自殺が起こるんじゃないか?日本人は巻き込み自殺に対して当人を責めるばかりだが、マクロな目で見れば、それは政策が悪いからではないか?日本の衰退が著しいので、ますますこの問題は大きくなっていくだろう。日本は現実を見て現実に即した政策を施行しないと、どんどん酷いことになっていくと思う。恥とか言っている場合ではない。
4月5日(火)
4月6日(水)
ブチャの虐殺は野間易通氏の分析がおおむね正しいのだろうと思う。プーチンのロシアには、チェチェンやシリアでの残虐さの実績がある。それにしても、悲しいことだ。ロバート・マクナマラが映画『フォッグ・オブ・ウォー』の中で「人間の野蛮さは変わらない」と危惧していたことを思い出さされた。人間にはこのような残虐な行為を為せる残虐さが具わっている。そういった人間がより強力な武器を持ち、さらに核兵器まで持っている。冷戦時代は終末時計といって人類滅亡をもたらす最終戦争に警鐘を鳴らす指標がしばしば取り上げられることがあった。グローバル経済とインターネットでそれらは過去のものになったかのように錯覚していたが、そうではないことを思い知らされた。
このような残虐な戦争を仕掛けるロシアに屈することは危険だという評論家もいる。たしかに一理ある。人々を恐怖で支配して全体主義国家にするのはそういった輩の常套手段だろう。しかし、それに抵抗するためにさらなる犠牲が生まれるのも、なんとも惜しい気が私はしている。ジレンマだ。なんとか早い停戦を願う。
ロシアは、当初、東ウクライナを建設するつもりだったのだろうが、予想に反して攻略に難航してしまい、予定を変更してドンバス地方に目標を修正したのだと思う。結局、この戦争はプーチンの思惑に反して、ウクライナに反ロシアのクサビを打ち込むことになってしまった。もはやウクライナは今後は強力な反ロシア国になるだろう。また、欧米もロシアに対して経済制裁を加えることで、ロシアはかつての大国のような力を持つことは困難になり、その核戦力に見合わないほど経済力は低下してしまうと思う。結果、ロシアは中国にすり寄るしかなくなると思う。ユーラシアでは中国が大国になる。冷戦時代は米ソ対立だったが、21世紀は米中対立の時代になる。ロシアは中国に加勢するしかないだろう。また、EUの中でドイツが軍事的に目覚めてしまう可能性が高くなった。EUから英国が離脱した今、NATOから完全に独立した欧州大陸だけの軍事同盟ができるかもしれない。フランスとドイツが互いに牽制し合いながら。ところで、日本はアングロサクソンにも入れてもらえないから、宙ぶらりんになると思う。日本や韓国は米国と中国の間の緩衝国になるかもしれない。長い目で見れば、中国は米国よりも強くなる可能性が高いから、太平洋を米中で2つに分けるという中国の安全保障の理想からすれば、日本はいずれ中国に呑み込まれるかもしれない。そもそも日本は中国なしでは経済が経ち行かなくなる可能性が高くなり、中国経済圏になるしかなくなるのではなかろうか。できれば、日本は自由主義諸国と同じ価値観であり続けて欲しいが、いかんせん、日本人自身が全体主義と相性が良い。リベラルな日本人は日本を去らねばならないかもしれないし、その方が幸せかもしれない。
4月8日(金)
どのような人となりの人物なのかは分からないが、とりあえず、黒人で女性の最高裁判事が誕生することになったのは良いことだと思う。
4月13日(水)
4月16日(土)
実はウクライナの極右勢力はヤバいという話。清義明氏の指摘が正しいのだろうと思う。野間易通氏や安田浩一氏はウクライナの極右勢力を軽いものと見誤っていたということだろう。実際はかなりヤバい連中ということだろう。ただ、注意しないといけないのは、プーチンやロシアの極右はもっとヤバそうだということ。
それから、戦争を終わらせるのは、ロシア軍がウクライナから撤退することであり、それはプーチンの決断にかかっていること。ただ、プーチンを批判しているだけでは停戦には至らないので、停戦交渉にはプーチンとの取引きが要るんだろう。しかし、戦闘が長引けば長引くほど失われる人命も増えていく。
4月17日(日)
ブチャの虐殺は、恐怖による支配が目的だと私は考えている。住民の一部を残虐に殺害することでその他の住民を恐怖で従順にさせて支配統治しやすくするという効果を狙ってのことだと思う。というのも、住民が自由に好き勝手動いて、ひいてはそれが占領軍に対するゲリラ活動につながることを恐れてのことだと思う。見せしめに殺害して住民に恐怖を植えつけ、怯えさせて管理しやすくする。押し入った強盗が人質を従順にさせる手法と同じだと思う。なので、ジェノサイドとは少し違う。
国連や国際法を無力に感じるというのは、その成り立ちを歴史を追って知っておく必要があると思う。端折っていえば、第一次世界大戦が欧州各国の互いに牽制し合う複雑な軍事同盟によって勃発してしまったこと。(←ビスマルクはそんなことになるとは思っていなかっただろうが。)その第一次世界大戦の反省から世界平和は軍事力ではなく話し合いで解決すべきだとウッドロー・ウィルソンが奔走して国際連盟を設立したこと。ところが、バランス感覚に欠けた運営によって国際連盟から脱退が相次ぎ、第二次世界大戦を招いたこと。米国が連合国側を勝利に導き、ルーズベルト大統領が先導して戦後の世界秩序を構想し、再び国連を創設したこと。(ただし、ルーズベルトが倒れて、トルーマンとチャーチルが後を継いで冷戦構造が鮮明になっていった。いや、スターリンが粛清して2千万人も殺して独裁体制を敷いていたことがそもそも問題。)そういった経緯(努力と犠牲)があるから、現在の世界秩序のおおもとが形成できた。ルーズベルト大統領が米国の内政を近代化したが、内政だけでなく、世界も近代化させたと思う。非常に偉大な功績を残した人物だと私は考えている。日本国憲法もおそらくルーズベルト大統領の意向が反映されたものだと思っている。元々、フィリピンの軍隊を持たない憲法をルーズベルトが書いたんじゃないかと思う。それを日本にも適用したんだと思う。”世界の警察”という考えはルーズベルトのものだ。さらに世界人権宣言も、元はH.G.ウェルズの第二次大戦中の活動によってサンキー権利章典が原案で、それをルーズベルト大統領夫人が採択させた。人類社会の未来をルーズベルト、H.G.ウェルズ、ルーズベルト夫人は見ていた。そこにケインズを加えてもいい。ケインズもグローバル経済を見据えて、現在のものとは違うIMFを構想していた。しかし、ルーズベルトもウェルズもケインズもすぐに亡くなってしまった。世界は冷戦構造になって二分されて、彼らの見ていた未来構想は停滞してしまった・・・。そして、冷戦構造が終焉して、国を率いる政治家は自国の利益を優先して、世界全体を見ることを忘れてしまった。人類社会全体を見る政治家とその政治家を支える人々も人類社会全体を見る努力が要る。何の話だったか忘れてしまった(苦笑)。あ、そうそう、国連とか国際法の無力感の話だった。それらを支えるには無限に等しい根気と努力が要る。多分、歴史学者のポール・ケネディも『人類の議会』の中で同じようなことを言っていたような気がする。
4月18日(月)
なんぞ???
4月20日(水)
選挙の前にバラマキするのが当たり前になってきた日本政治。終わるな、この国は。
今週はワクチン接種3回目だったのだが、全然熱が下がらない。だんだん疲れてきた。
4月25日(月)
ScanSnapが富士通からリコーへ変わっちゃうのね。
4月27日(水)
日本人の歴史認識が安倍政権の頃からおかしくなってしまったが、その帰結的な話だと思う。欧米では「ホロコーストは無かった」という歴史修正主義は敗れたと思うが、日本では「南京大虐殺は無かった」という歴史修正主義者たちのウソがウヤムヤにされてしまっていると思うし、従軍慰安婦も歴史修正主義者たちがウソをいまだにばら撒いていると思う。つまり、日本では歴史修正主義者たちのウソがまかり通りそうになっていると思う。日本人は真実を見ない恥ずかしい人たちになりつつある。ただ、全体主義の国の人たちとは日本人はちょっと違って、全体主義よりももっと原始的な感情に動かされている人たちだと思う。やはり、天皇という巨大な空虚を中心に据えた国だけのことはある。愚痴になってしまった。動画の最後のトピックでイーロン・マスクによるツイッター社の買収の話が触れられていて、そこで野間氏のツイッターに対する考えが聞かれて良かった。
4月30日(土)
今回はムラブリ族という、久しぶりに人類学的な話で興味深かった。まとめ
今月もウクライナ侵攻が最大の話題だった。ロシアが作戦を変更したことが大きなニュースだった。ドンパス地方とクリミアに兵力を集中した。早く停戦して欲しい。
日本では、円安によって物価が上昇して人々の暮らしに打撃を与えつつある。もっと政権批判につながっても良いと思うのだが、あまりそうなっていない。メディアがあまり批判的に報じてないのだろうか?苦しむ人々の声があまり報道されていないように思う。
参院選に向けて少しずつ動きがあるようだが、政治家も国民も劣化が激しい。日本人の政治、経済、社会に対する知識・知性が著しく劣化しているからだと思う。ここまで酷くなると手の打ちようがない。結局、普段から地道に啓蒙を続けるしかないと思う。でも、それだと微力すぎて無力と等しいかもしれなくて、結局、意味ないかもしれない。もう、どうしようもないね・・・。だからといって、なんとかしようと一発逆転とか足掻くのは良くないと思う。そういうのは悪い方向に歯車を余計に回す結果になると思う。もう諦めて、マイペースで地道に地味に積み上げてゆくしかないと思う。