2月27日(日)
ドイツが軍備増強するなんて思わぬことになってしまった。
再び沖縄で自民党の勢力が盛り返しつつある。沖縄っていつも振り子のようだ。
2月28日(月)
クラッカーによるサイバー攻撃。企業も大変な時代になってきた。
3月1日(火)
終戦の条件として、ウクライナの非軍事化と非ナチ化とのこと。
3月2日(水)
プーチンの地政学的なメンターみたいなのが知ることができて参考になった。ただ、「スピってる」と批判していたが、ロシアがスピっている歴史はかなり長い。というか、はるか昔からスピっている。むしろロシアがスピってない方が珍しいという気がしている。
3月5日(土)
「やっぱり頂戴」って変わったらしい。
3月6日(日)
ずいぶん無茶な理屈じゃないかい。
停戦協議の仲介役にはイスラエルを選んだってことか。
今回のウクライナ侵攻についてはツイッターでいろいろ意見を述べたので、とりあえず現時点での私の見解はツイッターにある。戦争が停戦すればまた考えをまとめたいと思う。
外国では地方議会は夕方から開催で議員は本業があることが普通というのは勉強になった。専門家を呼んでやればいいというのもなるほどと思った。前からではあるが、地方議会のクオリティを上げるのが大事だと思った。
3月8日(火)
大丈夫なんだろうか。ちと心配。
3月9日(水)
強かろう。
3月10日(木)
有料記事で読めてないが、学費はどうやって支払っているんだろう?
3月12日(土)
印パは核保有国ながらカシミール紛争で戦争やってるし、あな恐ろしや。
今週は過労でフラフラになってしまった。
3月13日(日)
3月16日(水)
ちょっと思い出したのが、下品なアニメ『サウスパーク』で男女の分断が描かれていた回。似たような現象が米国から他の国にも広がっていく感じだろうか?課題先進国の日本の現象も他国に類似の現象として起こっているみたいだし。少し斜めな感想だけど、トランスやクィアを差別するフェミニズムもあると思うのだが、それって異なるセクシャリティに対して嫌悪感を抱きやすいってことなんだろうか?「変態に対する嫌悪感」というのは一昔前には存在したけど、今は変態は存在しなくって、多様な性のあり方のひとつだと捉えるべきではないかと思う。植物に喩えると、顕花植物だけじゃなくて、キノコやシダのような隠花植物的な形態(生き方)も当然アリなわけで。女の子にモテたいために、本来の自分を偽って女の子が理想とする男性に扮する、というのは果たしてどうなのか?ありのままの自分でそれを受け入れる相手を探す方が良いのでは?単純なXYだけの組み合わせではない、ジョン・ケージのキノコの相性の話とか思い出すのだが。ただ、ヴァギナの本とか読むと、貯精嚢とか精子を殺す準生殖器とか、そういった進化の可能性もあるので、今後、どうなるか分からないけど。しかし、雌雄は一体何と戦っているのかと思ったりもする。でも、人間はそうなってほしくないと思う。ただ、人間の大脳自体が森のような爆発的な展開をしているので、人間の有り様も多様であるべきだと思う。そうなってくると、全体主義vsダイバーシティの対決に思えてくる。みんな、「人それぞれなんだ」というのを受け入れられればいいのになあ。
ウクライナの件。傷ついた人を見て痛ましく思う。見るだけで辛いが、現地の人たちは本当に大変だと思う。とにかく、早く停戦して欲しい。
ロシアの戦車がビルに砲撃している映像があるが、あれは対戦車ミサイルに対する攻撃だろうか?以前、シリアやイラクでビルの屋上や小高い丘から対戦車ミサイルで戦車を破壊する映像をいくつか見たことがある。攻撃された戦車が爆発したり、中の兵士が這い出してきたりする映像を見たことがある。這い出してき兵士は狙撃で殺されてしまったが。当時は人が肩に担ぐようなミサイルで戦車を破壊できるので驚いたが、今はもっと小型化されているように感じる。たしか当時はTOWとかいう対戦車ミサイルでイラン・コントラ事件で供与されたり自衛隊も使っていたりしたように思う。今は西側がウクライナに武器を提供しているようだが、ウクライナ人とロシア人との殺し合いだ。私には武器の提供が良いとは思えない。殺し合いは本当に酷いものだ。一刻も早い停戦が望ましい。
3月19日(土)
コロナに対する日本の医療業界の問題がどこにあるか分かって良かった。普段は日本人は周囲の空気を読んで物事を進めていくのに、コロナに関しては外国とは違う独自路線を進むという不思議。その理由は利権にあったという、いつものパターン。日本は外国のシステムを導入しても換骨奪胎して自分たちに都合の良いものに、利権を守るものに変えてしまう。日本人は理念ではなく損得を重視する。3月23日(水)
リアルタイムでは聴いてなかったので週末に急いで聴いた。
逃げるべきか、戦うべきか。私自身はこの侵攻に対して戦って死ぬことも相手を殺すこともほとんど意味がないと感じる。だから、生命を大事にして逃げればいいと思う。もちろん、戦いたければ戦えばいい。正義の大半はウクライナ側にあるだろう。だから戦うことに正当性はある。
しかし、この戦争の決着は領土の区分をどこに引くかだと思う。ロシアがウクライナ全土を支配・統治できるとは思えない。なぜなら戦車で攻め込んでおいてロシアがウクライナ人に支持されるわけがない。ロシア軍は解放軍にはなりえない。となると、親ロ派のロシア系住民の多い地域を親ロの独立国とするような線引きをするしかない。それだって反ロシアのゲリラ活動を内部にたくさん抱え込むことになるだろう。それにロシア軍が強硬に攻めれば攻めるほどウクライナの反ロシアの人々は増えるから、親ロの独立国を作ることさえ困難になってしまうだろう。だから逃げても帰る場所はあるだろうし、親ロの傀儡政権の地域はかなり小さいものになると思う。それに傀儡政権下の市民に旨味を与えるだけの経済力がロシアにはない。権力者は旨味を得られるかもしれないが、それを支える下部組織が構築できるかというと難しいと思う。だから、ロシアは押し返される可能性が高い。なので、ここで死ぬのはあまりにもったいない。もちろん、抵抗してロシアを苦戦させているからこそ、こういうことも言えるとは思う。それにこの見通しだって戦況によって変わる可能性も大いにありうる。確かなことだとはいえない。しかし、公算としては上記のようになる可能性が高いと思う。だから、繰り返しになるが、この戦いで死ぬことはあまり意味がない。それに戦えば戦うほどお互いに憎しみの連鎖を高めてしまう。ウクライナ人に憎悪が今後残るだろうし、ロシア人にも憎悪が残るだろう。この戦いは様々な点であまりにも意味がない。一刻も早く停戦(手打ち)をするのが一番良い選択だと思う。こっちはあれを獲った、あっちにあれを獲られたなどと計算しても、それだってかなり流動性が高いものになるだろうから、そんなもののために死ぬのはバカげている。
3月26日(土)
どこかがロシアとウクライナの仲介に入らねばならない。実は中国が仲介に入れば、中国の国際的な地位が高まる可能性がある。ただし、米国はそれを嫌がるだろうから、中国を貶めるキャンペーンを張るだろうが。
まとめ
今月のトップニュースは先月に引き続き、ロシアのウクライナ侵攻だ。津田大介さんのポリタスTVで戦況をできる限り確認している。私はマリウポリが陥落すれば停戦が成立するかと思っていたが、なかなかマリウポリは一筋縄では行かないようだ。そして多くの犠牲者を出しているし、人道回廊も戦時の混乱で実際のところ怪しいものになってしまったようだ。
日本だけでなく世界でもロシアを非難・制裁する動きが大勢を占めている。私自身はウクライナ内部のうち、ロシア系住民の親ロ派による独立がその根源にはあるのではないかと思っている。ただし、ロシア系住民のすべてがプーチン支持ではなく、むしろロシア系住民のうちでも親ロ派は多数ではないのではないか、むしろ少数ではないかと思える。とはいえ、公用語をウクライナ語と限定してロシア系住民を締め出すのでは一部地域で親ロ派ロシア系住民が独立を考えるのも尤もだと思う。しかし、それとは別に大国の思惑がある。まずロシアはウクライナを緩衝国として残しておきたい。これまでロシアはウクライナに親ロ派政権を樹立しようと画策してきた。しかし、いずれも失敗に終わっている。一方、ウクライナでデモクラシーが育っているのかというと、これまでの政権を見ると新興財閥が権力を握っていることが多いのでまだまだ民主化は程遠いのではないかとも思える。そうした状況にうんざりしたウクライナ国民が政治的アウトサイダーのゼレンスキーを大統領に選んだのだと思う。しかし、ゼレンスキーはポピュリズムを支持基盤としている可能性が高い。どの国でもそうだがポピュリズムのベースにあるのは保守思想であることが多い。それが米国の思惑と合致してドンバス地方の紛争に繋がっていったのではないか?米国の思惑とはNATOの東方拡大だ。結局、独立したい少数の親ロ派ロシア系住民を助けるという大義名分でロシアがウクライナへの侵略戦争を始めたというのがおおざっぱな見立てではないかと思う。いざ戦争が始まるとウクライナに武器供与をして、できるだけロシア軍の足を引っ張る。流される血はウクライナ人の血だ。ウクライナとロシアが戦えば戦うほど両者の憎悪は深まり、ウクライナとロシアの間に大きなクサビを打ち込むことになる。これは米国の思惑にとっては喜ばしいことだろう。ウクライナとロシアはこれまで親戚のようなものだった。それが互いに敵として憎しみ合うようになる。そうなれば、ウクライナまで軍事同盟を拡大して裸のロシアに対峙できる。しかし、本当はウクライナとロシアは憎しみ合うような間柄でなかったはずなのだ。プーチンのウクライナ侵攻という愚行が招いたことだとはいえ、マクロな視点でみればこれは残念なことに他ならない。しかし、もう戦争が始まってしまった以上仕方がない。
NATOは、本来、ソ連が解体した時点で解散すべき存在だった。その大義名分はソ連崩壊で無くなったからだ。しかし、過去の米英のアングロサクソン系の世界戦略から対ロの盾としてNATOを残しておきたかったのだと思う。はっきりとは対ロとはいえないので、冷戦崩壊後はNATOの存在意義を模索してきたのだと思う。問題はEUだ。EUがNATOに依存することがそもそもおかしいのだと私は思う。EUこそNATOから脱退して欧州独自の軍事同盟を作るべきだった。フランスなどはNATOに不満だったわけだし。英国がEUから脱退したいま、今度はEUがNATOから独立して独自の軍事同盟を形成すべきだった。
日本については、日々、日本の政治、経済、社会、技術が劣化していくのを感じる。よくあることだが、過去の成功体験に縛られて、変わることができなかった。さらに既得権益層がレントシーキングで権益を守る構造が出来上がってしまった。日本人はもはやメンタル面で変えることができない固定観念に縛られてしまった。特に日本人は内部から変わろうとしても同調圧力でそれを一斉に潰しにかかる。日本人の日本人自身に対する同調圧力は凄まじいものがある。また、見下した相手に対する蔑視も凄まじいものがある。これほど差別が内在化した国はないと思う。おそらく、儒教の影響だろう。ただし、本来の儒教というよりは日本型儒教だ。日本人は儒教も輸入したときに換骨奪胎して儒教の本質を歪めてしまっている。そんなわけで、日本人ではこの状況を変えられない。日本は再び世界史に登場する以前の姿に戻るのだろう。
世界的には、知識社会への移行が進んでいる。社会や世界はより複雑化している。一方で知識社会に適応できない人々はポピュリズム的な保守になる。簡単にいえば、ネトウヨになる。ネトウヨがどのような帰結をむかえるか、現時点では分からない。メタバースが彼らの受け皿になる可能性もある。あるいは、トランプ政権のようなものが樹立して社会に混乱を招くというようなことが頻繁に、あるいは、間欠的に起こるようになるのかもしれない。あるいはその反動といえるかどうか、中国のような全体主義国家がユーラシアや南米で樹立して、権力の腐敗と個人の自由が奪われる社会が数多くできるのかもしれない。しかし、自由で多様な社会こそが知識社会の本来あるべき姿だと思う。それはジャングルで多様な生物が生存競争を繰り返すような世界だと思う。それが幸せかどうかは分からないが、人間の大脳と相似してそのような世界が展開するのが望ましいと思う。